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更新日:平成28年9月12日

担当:業務グループ

「日本触媒・水源の森」づくり夏休み自然体験活動

 8月20日(土)、宍粟市波賀町に所在する赤西国有林で、株式会社日本触媒の「日本触媒・水源の森」づくり夏休み自然体験活動が実施されました。この活動は株式会社日本触媒の社会貢献活動をひょうご森の倶楽部、兵庫森林管理署が支援しているもので、季節を変えて年3回実施されています。

 当日は、大阪府や県内姫路市方面から社員とその家族約60人の参加があり、晴天の中、心地よい汗をかきながら森や川で活動を行いました。

 まず、全員で緑溢れる森林の中を散策した後、大人班は、ヤマザクラやトチノキを植樹した場所で下草刈りを行いました。ほとんどの参加者が初めて鎌を扱いましたが、ひょうご森の倶楽部から刈り方のポイントや暑い夏に下草を刈る意味ついての説明を受けながら、一面に覆われていたシダなどの下草を丁寧に刈り取りました、また、近くにある昔の炭窯跡の見学や、ゴマギという葉をちぎるとごまの匂いがする木を観察するなどして歴史や自然を体感していました。

 子ども班は、兵庫森林管理署の指導により枝やどんぐりなど自然の素材を使った木工クラフト体験を行い、子どもならではの発想で船や亀などオリジナルの作品を思い思いに完成させていました。

 午後からは奈良女子大学片野准教授の指導のもと、川の生き物調査と水質調査を行いました。子どもだけでなく大人も一緒に川の生き物を夢中になって探しました。

 また、活動のテーマとしている「水源の森づくり」を象徴する水質について、日本触媒の研究所や工場がある大阪、姫路、そして活動場所である赤西国有林の3地域の川で採取した水を、試薬を用いてPHやCODの量を計測して比較しました。

 片野準教授から、トンボのヤゴ、カワゲラ、ゲンジボタルの幼虫、ハコネサンショウウオなど、見つかった約30種類の生き物についての詳しい生態の説明や、赤西国有林の川は汚れていない生き物がくらしやすい川であることなどの説明がありました。

 最後に全員で記念撮影を行い、無事に活動を終えました。

 兵庫森林管理署では今後も活動を支援していく予定です。

 

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 【兵庫森林管理署長から挨拶】 

 

 【準備体操】

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 【森林散策】

 

 【みんなで力を合わせて下草刈り】

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【下草を刈りことで植栽木が成長しやすくなります】

 

【木工クラフト体験】

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【作品完成!】

 

【川の生き物調査】

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 【何がいるかな~?】

 

【最後に記念撮影】

 

                                                          

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