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更新日:25年2月20日

担当:業務課

寒さになんか負けないぞ!!~蓮花寺山国有林で森林整備(竹の伐採)~

   2月9日、蓮花寺山国有林において、ボランティアグループ「未来の家」による森林整備活動に、神戸市などから約150人の親子連れが参加し実施されました。
   このイベントは、「小さな力でもみんな協力することにより、大きな仕事ができることを子どもたちに感じてもらおう」ことを目的にはじまり、今年で8回目を迎えました。
   白い息をはいて集まった子どもたちは、未来の家と当署が準備したヘルメットをかぶり、鋸を手に緊張した面持ちで開会式に参加しました。
   開会式では、足立代表の挨拶の後、神戸首席森林官が国有林の説明と安全作業についての話を行い、年齢に応じた班に分かれて国有林へと移動しました。
   このイベントの特徴は、あくまで子どもたちが作業を行い、大人はそのサポートにまわり、各班の指導も、高校生を中心としたリーダーが行い自主性を大切にするということです。 
   作業の内容は、森林の光環境を改善するために、手鋸により生い茂った竹を伐採し、隣接する地元の協力で使わせていただいた田んぼに集積するという作業です。
   「倒れるぞ~」大きな声が、国有林の中を響きわたり、皆で協力しながら約2時間の作業で、着ていた上着をいつのまにか脱いでしまうほど、参加者達は慣れない作業に戸惑いながらも、心地よい汗を流しました。
   参加者からは、「初めて鋸を使った。うまく使えたのでうれしかった。」「おもったより竹がつるつるして運びにくかった。」「竹が倒れるのを近くで見て、ちょっとびっくりした。」「自分たちでも、自然に対して何かできるんだってことがわかった。」等の感想が聞かれました。
   作業の後は、お母さんたちが準備した温かい豚汁を食べて元気を回復し、自分たちの作業によりきれいになった国有林を見ながら、達成感を感じながら笑顔で、帰路につきました。

【ボランティアグループ「未来の家」】
   自然、社会、人を尊重し「互いに学ぶ」をテーマーに自己の成長を目指す有志で組織されたグループ。小・中・高校生が中心のグループで、未成年会員には保護者の賛助会員が必要。自然保護活動、社会環境整備、奉仕活動、国際交流が事業の中心で、会員が順次成人に達し継続して活動できるグループを目指しています。

 
蓮花寺竹イベント1

 

蓮花寺竹イベント2-1

 

蓮花寺竹イベント3

 

蓮花寺竹イベント4

 

蓮花寺竹イベント5

 

蓮花寺竹イベント6

 

蓮花寺竹イベント7

 

お問い合わせ先

兵庫森林管理署 
担当者:業務課
ダイヤルイン:050-3160-6170
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