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更新日:24年12月6日

担当:業務課

森林・林業の担い手を目指して~山崎高校森林環境科の生徒が現場見学実習~

   11月19日、20日に兵庫県立山崎高校森林環境科の1年生40名と2年生30名が国有林の現地見学・実習を行いました。

   山崎高校森林環境科では、森林環境を守り、森林を育て、保護していくための基礎的・基本的な知識と技術及び森林を総合的に利用する能力と態度を身に付け、「森林に携わる幅広い担い手の育成」を目標とし、現場見学実習等の体験学習を重視し、地域社会、関連機関等と連携した教育を推進しています。

   19日は1年生を対象に、音水国有林のスギ・ヒノキ林木遺伝資源保存林や緑の回廊、治山事業施工地を見学しました。
   250年生の林木遺伝資源保存林の倒木更新※したヒノキの大木の前では、貴重な天然林資源を見上げ、その大きさに歓声が上がっていました。
 
   20日は2年生を対象に、赤西国有林で植付実習と治山事業施工地を見学しました。
   植付実習は赤西森林広場の複層林施業地に、スギ、ヒノキ、イタヤカエデの苗木100本を慣れない手つきながらも一生懸命に植え付けし、併せてシカ等の食害防止のためのチューブも設置しました。
   午後からは、推定400年の先代スギや治山ダム施工地等を見学を見学しました。
   生徒から治山ダム1基造るのにどのぐらいお金がかかるのか、赤西国有林には治山ダムが何基設置してあるのかなど熱心な質問がありました。
   当署からは、実習や色々な体験等を通じて技術・知識を習得し、社会から必要とされる立派な人になって下さい。また、将来の国有林マンになれるよう挑戦して下さいとしめくくり、2日間を通し、職員の指導のもと真剣に取り組み、森林環境の大切さや林業の重要性等を肌で実感し、有意義な見学実習となりました。


※倒木更新:寿命や天災、伐採などによって倒れた古木を礎にして、新たな世代の木が育つこと。

 

山崎高校1-1

【倒木更新した天然ヒノキの前で記念撮影】

 

山崎高校1-2

【治山ダムの役割について学習】

 

山崎高校2-1

【植付実習】

 

山崎高校2-2

【先代スギの幹周りを計測】

 

山崎高校2-3

【先代スギの前で記念撮影】

 

 

 

 

 

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