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更新日:24年4月20日
担当:業務課
平成24年4月13日(金)、赤西国有林の「企業の森」において、契約締結相手方の株式会社日本触媒の新規採用研修・森林実習が行われ、24年度の新入社員70名が参加しました。
はじめに、当署岩田次長が「森林整備の体験を通じて、森林の大切さや源流域の森林と企業との繋がり・関わり方を実感し、今後の業務に生かしていただきたい。」と挨拶。その後研修生は、当署職員等の案内で、水源の森を歩くと題して歩道整備された森林内を歩き、樹木名や森林の特徴などについて話を聞きながら、森に親しんでいました
昼食後、研修生が10グループに分かれて間伐作業体験等を行いました。
間伐作業は、「NPOひょうご森の倶楽部」の会員の指導で行われ、初めて山の中での間伐作業を行う研修生は、のこぎりの使い方や木の倒れる方向に苦労する中、各グループで力をあわせて安全に間伐作業を行いました。
続いて、各グループに分かれてワークショップを行い、「今回の森林実習で学んだこと・気づいたこと」「日本触媒が社会貢献活動を行う意味」「今回の森林実習から明日からの行動に生かすこと」という3つのテーマを議論し発表が行われました。
研修生から、「全員が集団行動する意識をしっかり持つことの大切さ。」「水源の森林もある程度の人手をかけるべき。」「間伐は、チームワークとしての声掛けが大事。」「自分たちも揖保川の水を使っている。水源の森林は、地域の人に還元することが重要であり、ある意味、PDCAサイクルに通じる。」「今日の研修で学び得た事をもっと周りの人にも発信しながら、これから社会貢献していきたい。」等の発表がありました。
最後に、間伐材の用途や1日当たりの生産量などへの質問に対する質疑応答を行い、活発な議論が行われる中で研修を終了しました。
研修生たちは、社内研修から解放されリフレッシュできた喜びと、森林・林業に対する理解を深められた一日となったようです。
【次長挨拶】
【森林散策】
【準備体操】
【女性社員もノコギリを使って伐採体験】
【ワークショップの様子】
兵庫森林管理署
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