森林・林業懇談会を開催～森林作業道を視察・検討～

   平成23年6月29日、宍粟市山崎町内の民有林の作業道開設箇所及び兵庫森林管理署会議室において、森林・林業懇談会を開催しました。
   森林・林業懇談会は、兵庫森林管理署が事務局となり、神戸水源林事務所、兵庫県、兵庫みどり公社、宍粟市等の行政関係者、森林組合や地域の林業関係の事業体等、17団体が参画し、森林・林業再生プランの確実な実行のため、森林共同施業団地や路網の作設、地域林業の活性化等について幅広に議論することを目的に懇談会を定期的に開催しているところです。

 

  今回は、参画団体から総勢40名が出席して、宍粟市山崎町内の生産森林組合が主体となって集約化に取り組んで開設した民有林作業道を視察しました。
   表土ブロック積み工法や荒い越しの施工箇所等を、県の担当者から説明を受けながら、今後の作業道作りに向けての検討を行いました。

   森林管理署に会場を移し、生産森林組合の組合長から、集約化を計画してから作業道開設に至るまでの苦労話やこれからの森林整備計画等の説明を受けた後、森林・林業再生プランを推進するため、兵庫県から直接支払制度や森林経営計画、森林林業施策の見直しの概要等について説明を行った後、意見交換を行いました。
   参加者からは、「森林経営計画策定のリーダーは誰が務めるのか」、「森林経営計画に関する具体的な情報を早く示すべき」等、森林・林業再生プランの確実な実行へ向けて、活発な議論が展開されました。

 

 

　【表土ブロック積み工法について県の担当者から説明】

 

　【表土ブロック積み工法について県の担当者から説明】

 

　【洗い越しの施工箇所】

 

　【森林管理署での意見交換】