森林作業道作設指針等の説明会を開催

   4月7日、兵庫森林管理署会議室において、地域の請負事業体等の担当者を対象に森林作業道作設指針等の説明会を開催しました。
   この説明会は、農林水産省の森林・林業再生プラン推進本部の下で設置された路網・作業システム検討委員会での論議を踏まえた「森林作業道作設指針」が策定され、また、この指針を基に、近畿中国森林管理局が、高性能林業機械による集材等のための森林作業道の規格や構造等について新たな仕様書を定めたことを踏まえ、広く関係者への周知を行うため行ったものです。
   また、民有林との連携も重要であることから、兵庫県の担当者にも参加してもらいました。

   冒頭、中島署長から、「林業用の道に対する考え方が林野庁において整理された。しっかり山を見て、それぞれの地形、山にあった道づくりを行っていただきたい。基本は良い山づくり。そのためには良い道づくりが重要で、その道を使い、多くの木材を搬出し利用することが大事である。」との挨拶があり、続いて、森合企画官から、「森林作業道作設指針」と「仕様書」の説明を行いました。
　また、説明後は現場に合致した道づくりのため、本音ベースでの活発な意見交換を行いました。
　平成23年度は、この仕様書により間伐等の素材生産事業を行い、集材作業等の効率化を図り、簡易で壊れにくい森林作業道づくりを推進することとしています。

 

中島署長挨拶 

 

参加者

 

説明する森合企画官