「宍粟美しい森林(もり)づくり推進協定」を締結

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　平成23年3月29日、兵庫森林管理署と宍粟市は、連携・協力して森林整備を推進することを目的とした「宍粟美しい森林(もり)づくり推進協定」を締結しました。
　兵庫森林管理署では、兵庫県下で国有林と民有林が連携して森林整備を推進するために、平成21年9月29日に兵庫県知事、近畿中国森林管理局長及び独立行政法人森林総合研究所森林農地整備センター近畿北陸整備局副局長とで締結した「美しい森林（もり）づくりに関する覚書」の理念を具体化するため、森林共同施業団地を限定した協定をこれまでに2件締結しています。

　このたび締結した協定は、宍粟市内で両者が管理する森林が対象となるものの、特定の施業団地は設定せず、連携可能となった森林で、順次路網整備や施業の集約化を進めようという協定で、近畿中国森林管理局管内では初の取組みです。
　宍粟市内に両者が管理する森林は1万6千ha余りあり、宍粟市の森林面積の28％の森林がこの協定でカバーできることとなります。
　さらに、森林管理署と宍粟市が先行して路網整備や施業の集約化を進めることで、隣接する林業公社や森林総研などの他機関や、慣行共有林、個人所有林との連携を拡大していくことが期待されます。

 

中島兵庫森林管理署長と田路宍粟市長