ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理局の概要 > 森林技術・支援センター > 新見市地域おこし協力隊(林業男子)の支援の状況
森林技術・支援センターが所在する岡山県新見市において、地域おこし協力隊(林業男子)を平成27年4月から受け入れたことに伴い、当センターでは、林業男子の活動の支援を始めました。
支援の内容として、森林・林業の基礎知識の習得及び林業体験(保育作業、伐採作業等)、安全対策、当センターの業務の補助作業等を通じた知識の習得等を行うこととしています。支援の期間は平成27年4月~6月までの週2,3日程度を予定しています。
現在、活用型間伐(利用間伐)を実行中の事業地を視察しました。高性能林業機械の動きや路網の作設の様子を見学しました。
受け口の説明 |
高性能林業機械の説明 |
午前中は署等の生産販売担当者を対象とした研修予定箇所の事前踏査を行いました。午後からは、庁舎に戻り、踏査箇所の作業道のルートの検討を行いました。
研修予定地踏査 |
路網ルートの検討 |
研修予定地の事前踏査及び区域標示を行いました。
高齢級のスギ林分にケヤキを樹下植栽した試験地において、植栽密度によるケヤキの生長量の違いを調査しました。
午前中はシカ被害防除のためのネットの設置を近隣の署及び事業体と行いました。午後からは試験地に看板を設置しました。
シカネット設置 |
看板設置(三光山) |
コンテナ苗植栽試験地(三室国有林)の区域標示を行いました。
午前中は、自生する広葉樹の天然更新と平成19年度に植栽したヒノキによる針広混交林において生長量調査を実施しました。また、上空からマルチコプターで試験地の様子を撮影しました。午後から、平成19年度から平成21年度に作設した低コスト路網(集材路)のモニタリング調査を行いました。
マルチコプターによる試験地の空撮 |
作業道の定点調査 |
昨年度植栽したヒノキの苗の食害調査をしました。被害は想定していたより少なかったです。また、10日製作した看板を現地に設置しました。
ウサギ食害調査 |
当センターの試験地の案内看板の製作を行いました。
看板制作中 |
午前中は、細川所長より、林業における労働安全に関する講義を行いました。午後からは入開山にある当センターの間伐の試験地を視察しました。間伐方法によって、林の様子がどう違うかを学びました。
入開山国有林間伐試験地視察 |
林業男子の皆さんの受け入れを開始しました。受け入れ開始にあたり、職員との顔合わせ及び皆さんの新見市や林業への想いをブレーンストーミングで出し合ってもらいました。その後、細川所長より、我が国の森林・林業を取り巻く状況についての講義を行いました。
ブレーンストーミング中 |
所長による林業に関する講義 |
森林技術・支援センター(近畿中国)
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