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関東森林管理局

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    山梨森林管理事務所について

        山梨森林管理事務所の紹介

        甲府森林事務所の紹介

        南部森林事務所の紹介

        野呂川治山事業所の紹介

    山梨森林管理事務所の紹介

    住所:〒400-0021山梨県甲府市宮前町7-7
    電話:055-253-1336(代表)/055-252-9935(FAX)
     
    所長:水野拓郎
    掲載日:平成29年5月16日

    山梨県の総面積は446,527ヘクタールであり、このうち森林は347,564ヘクタールで78%を占めています。山梨森林管理事務所が管理経営する国有林の面積は、国有林野3,610ヘクタール、官行造林地1,057ヘクタールの計4,667ヘクタールで、これは県総面積の約1%にあたります。
    国有林野3,610ヘクタールの分布は甲府市1,169ヘクタール、南部町2,219ヘクタールの2団地を中心として、5市町に及んでいます。また、官行造林地1,057ヘクタールは、17契約で9市町村にわたっています。
    山梨県内には富士山をはじめ南アルプスや奥秩父等の急峻な山々が連なっており、県下の森林の大半は、高海抜地域にあること等から人工造林の適地が少ない中にあって、当所の国有林野は主に富士川流域に位置しており、比較的生育が良好な森林が多く、人工林率は約7割となっています。
    当所が所管する国有林野のうち、森林法(保安林)、文化財保護法、自然公園法等による制約を受けない森林は、山梨市内にある71ヘクタールのみで、あとは歴史文化、自然環境等や公益的機能の発揮等に配慮が必要な森林に位置付けられています。
    山梨森林管理事務所では、管内の国有林の管理経営のほか、日本を代表する断層の中央構造線とフォッサマグナがあることから、地質が脆弱な南アルプス市及び韮崎市の県有林内において国直轄の治山事業も実施しています。
    これらの事業地一帯は、保安林及び自然公園に指定されているほか、下流は砂防指定地でもあり、全域の保全対策上、森林の有する公益的機能の維持回復を行う治山事業は極めて重要な位置付けとなっています。 

    詳しくはこちらをご覧ください


    管内概要リーフレット(PDF : 1,218KB)

    「森林管理所長等が語る」(PDF : 826KB)
      関東森林管理局HP「森林管理所長等が語る」より






















    甲府森林事務所の紹介

    住所:〒400-0021山梨県甲府市宮前町7-7
    電話:055-252-3704(代表)

    管内の説明

    森林官:原寛明


    国有林野

    甲府森林事務所が担当している国有林野は甲府市、山梨市と富士吉田市にあります。
    甲府市内には、和田国有林(1,2林班)、十二天国有林(3林班)、塚原国有林(4,5林班)、上積翠寺国有林(6~22,24~27林班)、大日影国有林(23林班)、板垣山国有林(28~32林班)があります。
    甲府の国有林野は市民の皆様から通称裏山と呼ばれ親しまれています。林内には史跡に指定されている要害山があります。また、深草観音、白沢観音など寺跡や祠が点在しており、年間を通して入林者が多い所です。管内国有林野の8割を占めている裏山は、水源かん養保安林や保健保安林に指定されています。
     
    山梨市内には、水口国有林(36~38林班)があります。急峻な斜面のアカマツ・ヒノキが主体の林分です。
    富士吉田市内には、諏訪森国有林(39林班)があります。 江戸時代から続く樹齢250年以上のアカマツ林で、史跡名勝天然記念物にも指定されています。

    官行造林地


    富士川上流域に2ヶ所(牧平・芦川)、富士川中流域に3ヶ所(市川大門・高田・十谷)、
    山梨東部に8ヶ所(大月・奈良子・羽根子・甲東・禾生・川合・巌・梁川)にあります。 




     






                  川合官行造林                                           
                                                                                                                                                                                          

    学校林

    甲府市内の小学校の学校林2ヶ所が裏山にあります。森林環境教育の場を提供しています。

    気候

    甲府盆地は降水量が少なく、夏は暑く冬は寒い盆地特有の気候です。乾燥し痩せた土地が多いのでアカマツを主体とする林分が多いのが特徴です。


    バックナンバー

    森づくり最前線(PDF : 2,914KB)
    森林官:鈴木陽子
    掲載:平成25年3月

    森林官からのたより(PDF : 2,054KB)
    森林官:勝又好徳
    掲載:平成21年7月


    南部森林事務所の紹介

    住所:〒409-2305山梨県南巨摩郡南部町内船8106
    電話:0556-64-2134(代表)/0556-64-4429(FAX)

    管内の説明

    森林官:安藤和行
    掲載日:平成29年3月2日
     
    私の勤務する南部森林事務所は、山梨県の県庁所在地である甲府市より南西へ60km程離れた、県の最南端に位置する南部町に所在し、南部町と近隣の2町(身延町・早川町)にある約2,300㌶の国有林野と約300㌶の官公造林地(国有地以外で国が造林をしている森林)の管理を行っています。当管内の大半を占める南部町内の国有林(上佐野(かみさの)国有林)は、静岡県境に位置し、東海自然歩道(東京高尾山から大阪箕面を結ぶ全長約1,700kmの長距離歩道)が通っています。ルート上には山梨百名山である長者ヶ岳(標高1336㍍)や思親山(標高1031㍍)があり、どちらの頂上からも雄大な富士山の姿を眺めることができます。

    また、国有林へ向かう途中にも、所々で富士山を見ることができ、冠雪期の滑らかな稜線の富士の姿を目にすると、車を停めて見入ってしまいます。ただ、富士山の眺望とは裏腹に、当管内の山は条件が悪く、急峻な上、地質が脆く崩れやすいため、全国の山を手がけている造林業者からも、「和歌山に次いで悪い(キツい)ところだ」とぼやかれる程です。タイヤのパンクなどは日常茶飯事で、山に入っている間は落石や滑落の危険と常に隣合わせなので、安全の確保には非常に神経を使います。このように、当国有林は全国でも指折り(?)の悪条件地な為、山へアクセスする際は、林道をはじめ、歩道や里道、既設作業道(時には獣道)などの「路(みち)」の存在が重要となってきます。これらは定期的に人の手を入れなければ、1年も経たずに笹が繁茂したり、崩れたりして通行できなくなってしまうため、当事務所では、数十年、この地で作業し、上佐野の山を熟知しておられる熟練作業員さんらと共に、定期的に道の点検や整備等を実施しています。これらは、悪条件である当事務所に限った話ではなく、どんな山においても森林の維持管理をしていく上では、「路(みち)」の存在は欠かせないものとなっています。

    このような中、組織の垣根を越え、より横断的で合理的な路網を整備する等の目的で、平成25年3月、身延・南部地域において、民有林、県有林、国有林を一つのまとまった森林として整備するための協定を山梨県峡南林務環境事務所、(独)森林総合研究所森林整備センター甲府水源林整備事務所、身延町森林組合、南部町森林組合、当所の五者で締結しました。現在、身延・南部地域の森林・林業再生に向け、協定締結者が相互に連携、協力して団地化、集約化を推進し、合理的な路網の整備、効率的な森林施業の実施及び地域材の利活用の促進に取り組んでいるところです。また、近年、温暖化や狩猟者の減少などにより、中山間地域を中心に野生鳥獣の被害が増加しており、当管内においても問題が顕在化しつつあります。具体的には、クマやシカによる樹木の剥皮被害です。クマによって樹皮を歯や爪で剥がされてしまう通称「クマ剥ぎ」は伐採間近の壮齢木が狙われるケースが多く、経済的な損失も大きい為、一年を通じて対策に追われています。また、シカは県内各地で増加の一途をたどっており、南部町内でも、川幅が数百㍍程もある富士川を泳いで渡ってくる群れの姿がしばしば目撃されています。

    当管内も私が着任してからの2年の間にも、シカの目撃数が急増しており、並行してシカの食害やシカの蹄に取り付いたヤマビルもその範囲を拡大させており、現場仕事の支障となっています。
    最近、私もシカ駆除の一助になればと一念発起し、プライベートで銃猟等の免許を取得して、今冬から地元猟友会に交じって巻狩り(狩場を囲むように射手を配置して、勢子(セコ)が追い出した獲物を猟銃で撃つ猟)をしているところですが、なかなか主だった猟果は得られておらず、獲ったジビエの贈り先まで考えていたのはどうやら皮算用で終わってしまいそうです。

    私は学生時代まで千葉の郊外に住んでおり、正直なところ入庁するまで山とは縁遠い生活を送っていました。林業のことなど知らないばかりか、木を伐採することは悪いことだとも思っていました。しかし、いま緑に囲まれたこの土地で、日々山に入って仕事をする中で、木を伐採しないことが森林だけでなく様々な自然環境の破壊につながることを目の当たりにしています。林業の衰退が叫ばれて久しいですが、山は木材の供給だけではなく、山から流れ出る水によって農業ができていたり、大雨が降ったときに土砂崩れを防いでくれたり、山が荒廃すると魚が採れなくなったりと、農業、建設業、水産業などあらゆる産業の下支えになっています。山を知れば知るほど意識しないところで多くの恩恵にあずかっていたことを知ることができるので、休みの日はぜひ当管内まで…とは言いませんが、たまに近くの裏山にでも足を運んで頂けるとうれしいです


    身延・南部地域の森林整備推進協定

    身延・南部地域森林整備推進協定締結(PDF : 888KB)
    (協定書)(PDF : 5,595KB)








    バックナンバー

    森づくり最前線(PDF : 434KB)
    森林官:田口哲也
    掲載:平成23年4月

    森林官の一日(PDF : 2,231KB)
    森林官:神長宏和
    掲載:平成18年11月

    野呂川治山事業所の紹介

    住所:〒400-0241 山梨県南アルプス市芦安芦倉770
    電話:055-288-2011(代表)/055-288-2021(FAX)

    地区の概要

    野呂川地区民有林直轄治山事業は、山梨県南アルプス市中心部から北西側、日本第二の高峰北岳や長野県と静岡県を県境に持つ間ノ岳等を代表とする標高3,000m級の山々が連なる南アルプス連峰の山梨県側(南アルプス市芦安芦倉および韮崎市円野町(湯沢地区)の県有林地内)を事業区域としています。

    野呂川地区は、2014年ユネスコエコパークに登録された南アルプス国立公園に、湯沢地区は南アルプス巨摩県立自然公園にそれぞれ位置します。また、全域が水源かん養保安林に指定されています。



     

    事業の始まりから現在まで


    山梨県は、甲府盆地を中心として、四方を山々に囲まれた地域であり、古くは、建築や産業資材、燃料資源などの木材利用が盛んに行われてきました。
    しかしながら、急峻な地形と脆弱な地質の山々が多いことも有り、大雨等による自然災害の猛威が幾度も住民達を襲い、明治時代には、十数回の水害が発生した記録が残っています。明治44年には、災害復興を旨とし御料林が下賜され県有林(恩賜林)となり、これが県内森林面積の半分近くを占めています。
    その後も昭和28年、34年、41年と幾度に渡って大災害に見舞われ、野呂川流域においても、昭和34年の台風豪雨により甚大な被害を受け「特殊緊急治山事業」の指定県となりました。
    同時に民有林直轄治山事業が導入され、当時の東京営林局直轄治山事業所(現在は関東森林管理局山梨森林管理事務所野呂川第一及び第二治山事業所)によって昭和34年から事業を着手しています。
    平成19年度には、韮崎市小武川上流部において、土砂発生源である大規模な崩壊地の復旧に高度な技術を要することなどから、山梨県の要請を受けて、韮崎市円野町地内(湯沢地区)を新たに追加し、治山事業に着手しました。事業区域面積は
    両地区併せて9,280ヘクタールとなっております。


    治山事業風景昔と今

    ~昭和40年代の治山工事~

    上の4枚の写真は、渓間工(左の3枚)ならびに山腹工の土留工(右)という工事の施工途中の様子を撮影したものです。
    地形が急峻な場所での作業とも重なり、建設機械がまだ少ない当時は、人力中心での施工で治山事業が進められていました。

    ~現在の治山工事~

    上の5枚の写真は、渓間工の施工中から完成までの様子を撮影したものです。建設機械の普及により、人力から機械による施工が中心となり作業員の方への負担が軽減されたほか、足場などの仮設資材も普及したことにより、現在ではより安全に作業を行うことが可能となっています。
    時代が進み作業形態が変わりながらも、野呂川地区民有林直轄治山事業は半世紀以上にわたって受け継がれています。

    事業の経過(H28年度末時点)

    野呂川地区民有林直轄治山事業は、昭和34年に着手以来、これまでに、渓間工386基、山腹工170ヘクタールを実施してきていますが、9,280ヘクタールに及ぶ広大な事業区域と、標高の高い厳しい施工条件であるため施工効果の早期発現や優先順位を踏まえつつ、計画的に着実に森林復旧を目指して取り組んでいます。

    復旧経過(大樺沢)



    復旧経過(西ゴウロ沢)

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