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関東森林管理局

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    新潟県中越地震の復旧

      概要

    平成16年10月23日午後5時56分頃新潟県中越地方でマグニチュード6.8、最大震度7を記録する地震が発生しました。
    この地震による被害は死者68人、負傷者4,795人、家屋全半壊16,985棟に及んだほか、各地で大規模な地すべり、斜面崩壊による土砂災害が発生し、集落機能や道路等生活基盤に甚大な被害が生じました。

    気象庁はこの地震を「平成16年新潟県中越地震」と命名しました。

     

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       ●奇跡的に男の子が救出された長岡市妙見町の災害現場

    妙見

     

    芋川の河道閉塞により水没した木籠集落

    木籠
     

    ●地すべりにより被災した市道(滝之上地区)

    滝ノ上市道

    実施状況

       林野庁関東森林管理局では、新潟県の要請を受け、中越森林管理署に中越山地災害復旧対策室を設置し、平成17年度から「中越地区直轄地すべり防止事業」に着手しています。期間は10箇年で長岡市、小千谷市など12の地すべり地で復旧総工費約162億円で実施しています。

    呼坂地区(小千谷市小栗山)

     呼坂施工前  

    平成17年度着手

    矢印

     

    呼坂施工後

    平成19年度完成

     

    浦ノ山地区(小千谷市浦柄)

    浦ノ山着手前  

    平成17年度着手

    矢印

    浦ノ山施工後

    平成19年度完成

     


     

    地すべり防止工事の種類

     

    地すべりを防止する工事は、地すべりの誘因となるすべり面の地下水を排除する工法、地形を変更して地すべり推力を軽減させる工法の「抑制工」と、地すべり土塊を直接抑える「抑止工」に大別されます。

    工事の種類は地すべり工事模式図のとおりとなっています。

     

     

     

     

                          [地すべり工事模式図]                    

    模式図

    抑制工

    集水井工

    地中に掘った井戸で地下水を排除し、地すべりの動きを抑制します。

    井戸 

    井戸内部

     井戸内からの集水ボーリングにより地下水を排除します。

     

     

    排土工

    地すべり斜面頭部の土塊を除去することにより、地すべりの滑動力を軽減します。

    滝之上排土盛り土

    押え盛土工

    地すべり斜面の末端部に効果的な盛土をし、地すべりに対する抵抗力を増大して斜面の安定を図ります。

    抑止工

     ・アンカー工

    地すべりの斜面などにおいて、地すべり土塊と不動岩盤を鋼材で連結し、引っ張り力で斜面の安定を図ります。

    アンカー削孔

    アンカー工完成 

     ・杭工

    すべり斜面に杭を挿入して、杭の持つ抵抗力によって地すべりの移動を抑えます。

    杭工

     


     

    事業説明会・安全パトロール

     中越地区直轄地すべり防止事業は、民有地での工事となることから、地元住民の方々に説明会を開催し、理解と協力をお願いしています。また、復旧工事現場では、発注者と請負者で構成する安全協議会を設置し、各現場の安全パトロールを実施し、労働災害の未然防止に努めています。

    事業説明会(朝日地区)

    説明会

    ●安全パトロール(貫地区)

    パトロール

     


     

    復旧への取り組み

    着手から5年が経過した平成21年度末の実施状況は、総工費約87億円、事業進捗率は約54%となっています。今後も、新潟県、長岡市、小千谷市と連携し、土地所有者の方々の理解と協力のもと、効率的、効果的な事業の着実な実施に努めていきます。

    お問合せ先

    計画保全部治山課
    担当者:企画係
    ダイヤルイン:027-210-1190
    FAX:027-210-1192

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