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関東森林管理局

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    森林への誘い(日光)

    レクリエーションの森

      林野庁では、全国の国有林野の中で山岳、湖沼などと一体となった美しい森林や森林浴、自然観察、野外スポーツに適した森林を「レクリエーションの森」に選定し、広く国民の皆様に森林レクリエーションの場として提供しています。
     
      レクリエーションの森は、それぞれの森林の特徴や利用目的に応じて、自然休養林、自然観察教育林、森林スポーツ林、野外スポーツ地域、風景林、風致探勝林等に区分されています。
     
      当署管内では、代表的なものとして、奥日光に「小田代・湯ノ湖自然観察教育林」、奥鬼怒に「奥鬼怒自然休養林」などが設定され、自然環境を良好に保ち、地域振興等に心を配りながら、森林や施設の整備が計画的に行われています。

     
     

    小田代・湯ノ湖自然観察教育林

      奥日光の中西部に位置し、中禅寺湖を中心に日光火山群を代表とする男体山(2,486m)、日光白根山(2,578m)を抱える地域であり、標高約1,400mの盆地上の地形にあります。また、「ラムサール条約」に登録された戦場ヶ原湿原、小田代原湿原に隣接した箇所で日光国立公園に指定されています。
     
      区域内には遊歩道が整備されており、高低差がなく子供から高齢者まで、湯川のせせらぎを聞きながらの散策が楽しめます。湯ノ湖からの水が落下する湯滝では、激しい流水と紅葉を、戦場ヶ原湿原や小田代原湿原では、植物が枯れて色づく草紅葉の複雑な色調やミズナラ、カラマツの黄葉などを楽しむことができ、多くの観光客が訪れます。
     
      当レクリエーションの森は、「日本美しの森 お薦め国有林」に選定されており、今後、情報発信や環境整備を強化し、多くの方に日本の美しい森林景観を味わっていただけるよう、地域の方々の協力のもと、取り組んでいくこととしています。

    (参考)日本美しの森 お薦め国有林の選定について https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kokusou/170428.html
     

    湯滝    戦場ヶ原の木道    冠水した小田代原
                              湯滝                                                   戦場ヶ原の木道                                冠水した小田代原(H30.9撮影)                    

    晩秋の小田代原  晩秋の小田代原2
                                                         晩秋の小田代原                                             

    ※ Googleストリートビューを利用して、一部遊歩道からの小田代・湯ノ湖自然観察教育林の写真をご覧頂けるようにしました。
    〔外部リンク〕小田代・湯ノ湖自然観察教育林 ストリートビュー

    ※ 奥日光の湯滝や小田代原付近においてクマの出没が多く確認されています。また、この地域はクマの生息地です。

       レクリエーションの森へ訪れる際には、下記のクマ目撃情報をご確認いただくとともに、クマよけ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。
    〔外部リンク〕日光湯元ビジターセンター(クマ目撃情報)
     




    奥鬼怒自然休養林

      日光国立公園の鬼怒川源流地帯に位置し、標高2039m、周囲4kmの鬼怒沼湿原は、大小48の池塘が点在しています。奥鬼怒四湯など野趣豊かな温泉や高層湿原の鬼怒沼を訪ね歩きながら、四季折々の自然を鑑賞することができます。
     
      ワタスゲ、コバイケイソウ、チングルマ、ミズバショウなど高山植物の宝庫で、6月~8月は一面お花畑になります。付近の森林にはヒバ、アオモリトドマツ、シラベなどの針葉樹がうっそうと茂り、アカゲラ、シジュウカラ、ホトトギスなどの野鳥も多数生息し、訪れる人の目と耳を楽しませてくれます。

    鬼怒沼
                                                  鬼怒沼

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