「二王子森林整備推進協定」について

協定締結日：平成27年2月23日

森林整備推進協定とは

民有林と国有林が隣接する区域において、森林共同施業団地を設定し、それぞれの関係者が、森林作業道の開設や森林整備（間伐や保育作業等）に関する事項を定め、協定者が連携して効率的かつ安定的な木材供給と事業の集約化を推進し、林業経営の基盤づくりと森林整備を推進することを目的とした協定です。

協定締結の効果

民有林及び国有林の区域に制限されない効率的な作業路網の整備が可能となり、機械化による低コスト化を図るための基盤整備が可能となります。

また、間伐材の連携した搬出や土場（集積場）の供用により、コストの縮減と地域木材の計画的な供給が可能となるとともに、この取組を新発田市及び近隣市町の中山間地域に広めることにより、広範囲に渡る地域振興にも資することとなります。

協定の内容

◇森林施業（間伐や下刈りなど、林業に関する各種作業）の集約化

◇森林作業道の開設と維持管理

◇事業実施計画の策定

協定締結者

田貝山生産森林組合 組合長理事 築井 一男

さくら森林組合 代表理事組合長 五十嵐 弘行

新発田市長 二階堂 馨

下越森林管理署長 三谷 靖二

協定締結の状況

◇新潟県内では3件目、生産森林組合、森林組合、市、国有林の4者が連携する協定締結は、新潟県内初となります。

◇関東森林管理局管内（福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、静岡県の1都10県）

協定締結数12件目（福島県2件、群馬県4件、新潟県3件、山梨県1件、静岡県2件）

 

計画図

 

【写真】平成27年2月23日 締結式の様子