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関東森林管理局

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    国民参加の森林づくりについて


      協定締結による国民参加の森林づくりは、活動の実施主体が森林管理署長等と協定を締結して国有林野内で行う活動で、活動内容に応じて6種類に分類されます。

    詳しくは、林野庁本庁の協定締結による国民参加の森林づくりのページを御覧ください。

      我が国の国土面積の2割に当たる国有林野は、国民共通の財産である「国民の森林(もり)」として位置付け、

      1.国土の保全その他国有林野の有する公益的機能の維持増進を図る
      2.
    林産物を持続的かつ計画的に供給する
      3.
    国有林野の活用によりその所在する地域の産業の振興又は住民の福祉の向上に寄与する

      ことを目標として管理経営が行われています。 

      森林に対する国民の要請は、国土の保全や水源の涵養に加え、地球温暖化の防止、生物多様性の保全、森林環境教育の推進、森林とのふれあい等の面での期待が高まるなど、多様化しています。

      このような中で、協定締結による国民参加の森林づくりは、多様な森林整備や保全活動を行いたいといった国民の要請に応えるため、国有林をフィールドとして提供するものです。

    下越森林管理署管内の「国民参加の森林づくり」活動


    1.五頭(ごず)みんなの森 

      五頭連峰は、阿賀野市、新発田市、阿賀町の境界をなし、南北約15kmに渡って標高900mほどの山々が連なる山域です。新潟市などからもアクセスが容易で、コンパクトな山ながら豊かな自然と様々なコースを揃え、登山者・ハイカーの人気を集めています。

      「五頭みんなの森」では、ボランティア団体「ブナ友の会」が平成27年に当署と協定を締結し、旧五頭スキー場跡地を緑豊かな里山に復元すべく、植栽や下刈り等の活動を行っています。

    ■協定締結の公表(更新)
    「ふれあいの森における国民参加の森林づくり活動の公表」(協定の更新)(PDF : 571KB)


    2.橡平(とちだいら)さくらの里 

      新発田市と胎内市にまたがる「日本一小さい山脈」櫛形山脈に、国の天然記念物「橡平桜樹林」があります。自然交配によって40余種に及ぶ山桜の変種が群生し、学術的価値が高い森林です。4月中旬から5月中旬にかけて、新緑とコントラストを描きながら次々に開花する様は、貴重な観光資源でもあります。

      「橡平さくらの里」は、この「橡平桜樹林」に隣接する国有林において「加治川さくらの里づくりの会」が平成12年に当署と協定を締結し設定されました。山桜の老木の保護・若芽の育成を目指して下刈り等を行っています。

    ■協定締結の公表(更新)
    「ふれあいの森における国民参加の森林づくり活動の公表」(協定の更新)(PDF : 382KB)
     

    イベント参加者募集!!  

        R3年度「大峰山桜樹林整備」ボランティア作業参加者募集!!(PDF : 571KB)


       過去のイベント募集
        R2年度「大峰山桜樹林整備事業」ボランティア作業参加者募集!! (PDF : 462KB) 

     

    3.鬼太鼓(おんでこ)の森 

      佐渡島の伝統芸能「鬼太鼓」に使われる太鼓やバチの材料となる樹を育てるため、平成19年に佐渡市長を会長とする「『鬼太鼓の森づくり』協議会」と当署が協定を締結し、旧新穂村の国有林内でケヤキやホオノキなどを育てています。

      将来、この森の木で作られた太鼓の音色が島内に響き渡ることを願い、市民の手で育林作業などを行うイベントを開催しています。
    詳しくはこちら 

    ■協定締結の公表(更新)
    「木を支える森における国民参加の森林づくり活動の公表」(協定の更新)(PDF : 3,215KB)NEWアイコン

    4.中ノ沢渓谷・天然スギの森  

      五頭連峰の東側、裏五頭山系には「ムラスギ」と呼ばれる天然スギが多数分布しています。阿賀町が整備した中ノ沢渓谷森林公園や、隣接する民有林「天然スギ巨木の森」(平成30年に「お山の森の木の学校」が整備)では、厳しい自然環境の中で逞しく生きてきた天然スギを見ることができます。

    更に森林公園に隣接する国有林にも天然スギが多いため、これらを活かした地域振興を目指すNPO法人・お山の森の木の学校と当署が令和元年に協定を締結して「中ノ沢渓谷・天然スギの森」を設定しました。今後、観察道等を整備して裏五頭の自然に親しめる森づくりを進めます。

    ■協定締結の公表(新規)
    「ふれあいの森における国民参加の森林づくり活動の公表」(協定締結)(PDF : 4,832KB)


    5.菅名岳郷土の森  

       菅名岳は、阿賀野川と早出川に挟まれた、手頃な登山が楽しめることで知られた山麓で、低山ながらブナの原生林や、カツラの巨木など、手つかずの自然を見ることができます。また、五泉の水源となる清水がいたる所から涌き出ており、『どっぱら清水』や、大蔵山登山口のふもとにある『吉清水』などが知られています。

    「菅名岳郷土の森」では、豊かな自然を身近に感じ、守り育んでいく意識を醸成することを目標として、令和4年度に五泉市と当署が協定を締結し、登山道周辺の整備や補修、小中学生を対象とした湧水授業などの活動を行っています。

    協定締結の公表(新規)
    「多様な活動の森における国民参加の森林づくり活動の公表」(協定締結)(PDF : 2,228KB)

     

    お問合せ先

    下越森林管理署

    担当:業務グループ(ふれあい担当)
    代表:0254-22-4146
    FAX番号:0254-22-4148

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