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関東森林管理局

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    署について(概要)

    概要

    磐城森林管理署が、管轄している国有林面積は86千haで、磐城流域における森林面積の42%を占めています。
    国有林の大部分が阿武隈山地に位置し、阿武隈山地に源を発する宇多川、真野川、新田川、請戸川、夏井川、鮫川等の主な河川の源流部を占めており、川下の地域の水源として重要な役割を担っています。
    また、松川浦、夏井川渓谷、磐城海岸、勿来県立自然公園等の景勝地も多く、自然探勝やハイキング等森林を利用したレクリエーション・保健休養の場としても利用されています。



    森林機能の維持増進のための取組

    保安林の整備

    土砂の流出、崩壊の防備や水源のかん養が特に求められる森林は「保安林」に指定し、良好な森林に整備しています。
    磐城森林管理署の管理する国有林には、磐城流域の水源林など、全体の60%(見込地を含む)の森林が指定されています。これらの保安林には、渓流での災害の防止や復旧のための「治山ダム」等を整備したり、崩壊地の植生を回復したりする「山腹緑化工とその後の保育作業」や海岸線の浸食防止対策等の治山事業を推進しています。

    レクリエーションの森の整備

    人と森林とのふれあいの場を提供するため、四季折々の自然の美しさを楽しむことのできる自然休養林や森林スポーツ林などのレクリエーションの森を設定し、森林とのふれあい環境を整備しています。
    磐城森林管理署には、いわき自然休養林をはじめ15カ所1,634haのレクリエーションの森があります。

    保護林の指定

    国有林では、貴重な野生動植物が生息・生育する森林などを保護林に指定し、その保護・保全に努めてきました。
    磐城森林管理署の管理する国有林には阿武隈高地森林生物遺伝資源保護林をはじめ、5カ所1,312haの保護林があります。

    森林整備と木材の安定供給

    再生可能な資源である木材を循環的に利用するため、自然条件等を勘案しながら、収穫と植林を繰り返して、木材を安定的に供給するように努めています。
    磐城森林管理署の仏具山国有林は、品質の良い目兼スギの生産地として知られており、その計画的かつ安定的な供給に努めています。

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