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奥鬼怒自然休養林

奥鬼怒四湯など野趣豊かな温泉や高層湿原の鬼怒沼を訪ね歩きながら、四季折々の自然を鑑賞する。アカゲラやシジュウカラのどの野鳥も、訪れる人の目と耳を楽しませてくれる。




日光国立公園の鬼怒川源流地帯にあり、川俣温泉から奥鬼怒温泉までは鬼怒川沿いの遊歩道を歩きながら訪ねることができます。標高2,039m、周囲約4kmの鬼怒沼湿原は、大小48の池塘が点在しています。ワタスゲ、コバイケイソウ、チングルマ、ミズバショウなど高山植物の宝庫で、6月~8月は一面お花畑になります。付近の森林にはヒバ、アオモリトドマツ、シラベなどの針葉樹がうっそうと茂り、アカゲラ、シジュウカラ、ホトトギスなどの野鳥も多数生息。訪れる人を迎えてくれます。




源流をさかのぼるようにバスが進み、温泉の入り口でバスを降りて樹林を歩く。なにもない、誰もいない、青い空。やわらかな木漏れ日の中をひたすら歩く。稜線に太陽が沈むころ、今日の宿の湯煙が風に白くたなびくのが見えてくる。


間欠泉 鬼怒川の渓谷

 

奥鬼怒自然休養林位置図

 

 

交通のご案内

東武鬼怒川線の鬼怒川駅から女夫淵温泉までバスで1時間50分
日光宇都宮自動車道今市ICから女夫淵温泉まで車で1時間40分

近くの見所

手白沢温泉から2時間かけて歩くと、硫黄などの温泉沈殿物が堆積して黄色味を帯びた白い塔になっているのが目に入る。これが天然記念物の噴泉塔。またオロオソロシの滝、ヒナタオソロシの滝、布引の滝など、滝もいくつもある。この辺りには平家落人の伝説も数多く残っている。

近くの温泉

鬼怒川の源流部には、人里離れた深い自然の中に川俣、女夫淵、八丁の湯、加仁湯、手白沢、日光沢と泉質の異なる温泉があり、ハイカーや登山者を迎えてくれる。女夫淵温泉から登山道で鬼怒沼を通って、尾瀬まで8時間。丸沼へ6時間と、群馬県側へも歩道が延びている。

森林管理局の案内

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