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関東森林管理局

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    国有林野における「自然エネルギー発電」

    利平茶屋水力発電事業は、国有林野における「自然エネルギー発電」推進のための協同研究(林野庁、東京電力)のモデルケースとして計画されました。全国的にもめずらしい「水源村宣言」をしている黒保根村が事業主体となり水力発電所を建設しました。自然との共存を目指した村づくりに取り組む、この小さな山村から当発電所をつうじて、全国に自然エネルギーの活用をPRすることで、地球温暖化の防止だけでなく、環境問題に対する意識の向上の波及効果も期待しています。
    水力発電のしくみは、渡良瀬川の支流で鳥居川上流の国有林の治山堰堤から取水し、利平茶屋キャンプ場林間広場に「水力発電機」を設置しました。治山堰堤から発電機までの高低差は、約70mで水圧にして約0.7mpaとなり、この水圧を利用して水車を回転させ発電するものです。年間の発電電力量は、約110,000kwhの発電が可能で、一般家庭の約30軒分が一年で消費する電力がまかなえます。

    治山堰堤の取水口
    治山堰堤の取水口
    水力発電所
    水力発電所
    縦軸ペルトン水車
    縦軸ペルトン水車

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