フォトギャラリー
谷川岳(たにがわだけ)
- 谷川岳は群馬・新潟県境にある三国山脈の山で日本百名山のひとつに数えられます。
- 頂部は二峰に分かれており、トマの耳(1963㍍)、オキの耳(1977㍍)と呼ばれ、古くから「耳二つ」と呼ばれています。太平洋側と日本海側の境界の脊梁山脈にあるため、積雪、強風等により浸食作用が強く、峻険な山容と展望が魅力となっています。現在は、天神平までロープウェーが設けられ、登山者の層が厚くなり多くのハイカーが訪れています。
谷川岳山頂部を望む
トマの耳から一ノ倉岳を望む
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ミツバオウレン |
雄国沼(おぐにぬま)
- 雄国沼は,福島県北塩原村(裏磐梯)にある湖で、国の天然記念物に指定され周囲の湿原にはニッコウキスゲが群落をつくっています。
- 猫魔ヶ岳や雄国山等を外輪山にもつカルデラ湖で、周辺の山々にはブナが多く、初夏にはレンゲツツジ、コバイケイソウ、ニッコウキスゲが咲き誇り、多くのハイカーやカメラマンが訪れます。
- 林道が整備され雄国沼入り口まで車で行くことができますが、この時期はマイカー規制されているので注意してください。
雄国沼とニッコウキスゲ群落
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レクリエーションの森
- 関東森林管理局では、国有林野の豊かな自然を森林レクリエーションの場として国民の皆様に利用していただくため、山岳、渓谷、湖沼などと一体となった美しい森林や野外スポーツに適した森林を「レクリエーションの森」に選定しています。
- レクリエーションの森は、それぞれの森林の特徴や利用の目的に応じて、次の7種類(自然休養林、自然観察教育林、森林スポーツ林、野外スポーツ地域、風景林、風致探勝林、その他)に区分され、自然環境を良好に保ち、地域振興等に心を配りながら、それぞれの状況に応じた森林や施設の整備が計画的に行われています。
- 今回は、新潟県及び群馬県の国有林内にある「野外スポーツ地域」の中から、スキー場からの景色をご紹介します。
苗場スキー場
- 面積:249ヘクタール
- 所在:新潟県湯沢町
- 管理署:中越森林管理署
苗場スキー場筍山(タケノコヤマ)から群馬県境を望む |
筍山(タケノコヤマ) |
筍平ゲレンデ・正面に平標山 |
大斜面 |
苗場山 |
田代原スポーツ林
- 面積: 685ヘクタール
- 所在:新潟県湯沢町
- 管理署:中越森林管理署
田代スキー場から田代湖を望む |
かぐらスキー場から田代スキー場・群馬県境を望む |
八海山スキー場
- 面積:192ヘクタール
- 所在:新潟県南魚沼市
- 管理署:中越森林管理署
八海山スキー場から八海山の八ツ峰・南魚沼市方面を望む |
八海山スキー場から南魚沼市方面を望む |
自然環境保全のためのお願い |
コース外は滑走禁止です。 |
妙高杉ノ沢スポーツ林
- 面積: 481ヘクタール
- 所在:妙高市杉野沢
- 管理署:上越森林管理署
- 赤倉山の南山腹、標高約1000メートルから2000メートルに位置し、積雪も多く雪質良好で、変化に富んだスキーコースを有し、ゴンドラリフト山頂駅やコースからの高妻山、黒姫山、飯綱山、斑尾高原、野尻湖の眺望が見事です。
カラマツ林 |
妙高杉ノ原スキー場 |
コース脇での風景 |
野尻湖方面はガスがかかって見えませんでした。 |
黒姫方面 |
バックは三田原山 |
バラギスポーツ林
- 面積: 573ヘクタール
- 所在:群馬県嬬恋村
- 管理署:吾妻森林管理署
パルコール嬬恋スキー場からの遠望 |
榛名山・赤城山方面 |
浅間山方面 |
早朝に青く輝く浅間山
【撮影者:吾妻森林管理署 金子里志 ( 群馬県吾妻郡嬬恋村から)】
雪晴れに輝く富士山
【撮影者:山梨森林管理事務所 奥村忠充 ( 山梨県南都留郡西桂町から)】
中津峡(なかつきょう)
- 中津峡は、埼玉県秩父市(旧秩父郡大滝村)、奥秩父北東部に位置する荒川上流の中津川(十文字峠を源流とする)の渓谷で、長さは10km、断崖の高さは100m程の大きさがあり、中津川渓谷ともいわれています。
- 中津峡は紅葉で有名な渓谷で、見頃は11月上旬~中旬頃です。
- 秩父市街地から国道140号線を山梨県方面へ、旧大滝村落合を通過し、平成23年3月に完成した滝沢ダムのループ橋を通過し、奥秩父もみじ湖を左手に見ながら、中津川大橋手前から右折し、県道210号線を中津川方面へ、電電三高山トンネルを通過すると、ここから中津峡です。
- ダム湖の最上部には貯水池上流広場があり、この周辺は国有林となっています。ここから上流の中津川にある森林科学館までは、紅葉の渓谷が続き道路も整備されていることから多くの方々が訪れ、今が紅葉の真っ盛りでした。
- 「中津峡」へのアクセス【車】→秩父市街 →国道140号線で三峰口 →落合 →滝沢ダム(奥秩父もみじ湖) →中津川大橋 →県道120号線 →中津峡まで約1時間
- 平成23年11月13日:関東森林管理局下平善文撮影
中津峡・貯水池上流端広場
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桶女郎もみじ
中津峡・出合「氷の滝」周辺
森林科学館周辺
森林科学館(旧中津川製品事業所周辺) |
榛名山-掃部ヶ岳(かもんがたけ)【榛名湖風致探勝林】
- 榛名山(はるなさん)は、群馬県を代表する赤城山、妙義山と並ぶ上毛三山の一つに数えられており、日本二百名山のひとつとなっています。
- 榛名山の中心には、榛名湖(カルデラ湖)と中央火口丘の榛名富士(標高1,390m)があり、榛名湖を囲むように最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ(標高1,449m))、天目山(1,303m)、尖った峰の相馬山(1,411m)、二ッ岳(1,343m)、烏帽子岳(1,363m)、鬢櫛山(1,350m)などが囲み、更に外側にも数多くの側火山があります。
- 榛名湖畔の市営駐車場から国民宿舎脇の掃部ヶ岳登山口へ、硯岩分岐から硯岩へ寄り道し、戻って木製の階段をしばらく登り尾根の掃部ヶ岳、覗岩・吾妻荘分岐へ、尾根筋を榛名湖の眺望を見ながら掃部ヶ岳山頂へ、帰路は往路を戻るコースです。(往路:約1時間、復路:約1時間)
- (ア)市営駐車場~(イ)掃部ヶ岳登山口~(ウ)掃部ヶ岳、硯岩分岐~(エ)硯岩~(オ)掃部ヶ岳、硯岩・吾妻荘分岐~(カ)掃部ヶ岳山頂(1,449m)~覗岩、吾妻荘分岐~硯岩分岐~掃部ヶ岳登山口~市営駐車場
- 平成23年10月29日:関東森林管理局下平善文撮影
(ア)市営駐車場から国民宿舎脇の掃部ヶ岳登山口へ、上部には硯岩(すずりいわ) |
(イ)掃部ヶ岳登山口【榛名湖風致探勝林の看板】 |
(ウ)掃部ヶ岳、硯岩分岐を硯岩へ |
(エ)硯岩に到着 |
硯岩(すずりいわ)から望む景色です。榛名富士・榛名湖 |
戻って木製の階段をしばらく登り |
(オ)掃部ヶ岳、硯岩・吾妻荘分岐へ |
尾根筋を掃部ヶ岳山頂へ(榛名湖方面) |
(カ)掃部ヶ岳山頂 |
掃部ヶ岳山頂からは南側の展望が開けています。 |
山頂から浅間山方面 |
中央奥に富士山 |
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ヤマモミジ |
氷第三橋梁(めがね橋)【碓氷峠風景林】
- 碓氷峠は、群馬県安中市松井田町と長野県軽井沢町の境にある標高約960メートルの峠で、国道18号線(旧道)が通っており、新緑や紅葉をドライブしながら楽しめることから、根強い人気があります。
- 旧国道18号線に隣接する旧信越線アーチ橋(通称めがね橋)は、国の重要文化財に指定された4連のアーチ橋で、全長91メートル、高さ31メートル、使用された煉瓦は約200万個に及び、現存する煉瓦造りの橋の中では国内最大規模です。時代がかった赤煉瓦の色が周囲の緑と調和し、美しい景観を創り出しており、年間を通じ多く方々が観光に訪れています。
- 平成23年10月24日:関東森林管理局下平善文撮影
碓氷第三橋梁(めがね橋) |
第6号トンネル |
谷川岳【一ノ倉・マチガ沢風景林】
- 谷川岳は、群馬県と新潟県との県境に位置する三国山脈の山で、日本百名山の一つに数えられています。
- その昔、マチガ沢の出会いには、三軒ほどの宿があったらしく、夕暮れ時に清水峠をこえて越後から山道を疲れて下って来た人が、この辺で灯火を目にして「ああ、街が見える」と喜んで発した言葉がマチガ沢の由来といわれています。
- 平成23年10月23日:関東森林管理局下平善文撮影
マチガ沢
一ノ倉
- この地方の方言で、岩や岩壁のことを「クラ」と呼んでいます。
- 一ノ倉の岩場は、世界でも最も登攀(とうはん)の困難な岩壁の一つに数えられ(グレード6級)、日本アルプスの剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場として知られており、谷川連峰随一の岩場であることから「一ノ倉」と名付けられています。
晩秋の尾瀬ヶ原
- この時期の尾瀬ヶ原は、紅葉もほぼ終わりに近づくことから、静かな朝の風景を撮影に出かけました。
- 早朝の気温はマイナスを示し、木道は一面の霜に覆われており、遠くからニホンジカの鳴き声だけが静まり返った草原に響いています。
- 平成23年10月14日:関東森林管理局下平善文撮影
月の光に照らされる至仏山 |
月の光に照らされる池塘 |
朝焼けに輝く燧ヶ岳 |
朝焼けの輝く燧ヶ岳 |
ナナカマド |
中田代からの朝日 |
中田代のカンバ |
朝靄の燧ヶ岳 |
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東電尾瀬橋手前の紅葉 |
東電尾瀬橋周辺の紅葉 |
東電小屋付近からの紅葉 |
赤城山・最高峰黒檜山(くろびさん)
- 群馬県前橋市北部に位置する赤城山は、群馬県を代表する榛名山、妙義山と並ぶ上毛三山の一つに数えられており、日本百名山、日本百景の一つとなっています。
- 赤城山は、中央の赤城大沼( カルデラ湖)を取り囲むようにそびえる標高1,200mから1,800mの峰々の複式火山の総称で、最高峰は標高1,828mの黒檜山(くろびさん)となっています。
- 今回は、赤城山の大沼湖畔の大洞駐車場から赤城神社を左に見て通過し黒檜山登山口へ、ここから本格的な登山となり、猫岩を経由し黒檜山頂(1,828m)へ、少し北側の展望所まで足を伸ばし、帰路は尾根沿いに駒ヶ岳山頂(1,689m)を経由し、駒ヶ岳登山口へ下り、出発地の大洞駐車場へ戻るルートです。(往路:約1時間30分、復路:約2時間)
- (ア)大洞駐車場~(イ)黒檜山登山口~(ウ)猫岩~(エ)駒ヶ岳分岐~(オ)黒檜山頂(1,828m)~(カ)大ダルミ~(キ)駒ヶ岳山頂(1,689m)~(ク)平場~(ケ)駒ヶ岳登山口~(ア)大洞駐車場
- 平成23年10月16日:関東森林管理局下平善文撮影
(ア)大洞駐車場を出発 |
(イ)黒檜山登山口を経て猫岩手前から大沼、赤城神社、地蔵岳方面を望む |
(ウ)猫岩 |
猫岩付近からの眺望 |
猫岩から駒ヶ岳分岐へ |
まもなく駒ヶ岳分岐 |
(エ)駒ヶ岳分岐 |
まもなく黒檜山頂 |
(オ)黒檜山頂(赤城山主峰) |
黒檜山頂から武尊山・至仏山方面 |
黒檜山頂から谷川岳方面、中央には関越自動車道 |
黒檜山頂から榛名山・浅間山方面 |
黒檜山頂から日光白根山方面 |
黒檜山頂から小沼を望む上部に富士山 |
富士山 |
黒檜山頂から駒ヶ岳へ |
正面に駒ヶ岳、小沼 |
(カ)大ダルミ |
(キ)駒ヶ岳山頂 |
(ク)平場からの黒檜山 |
下山途中の紅葉 |
(ケ)駒ヶ岳登山口へ下山 |
尾瀬ヶ原・アヤメ平
- 今シーズン最後となった10月の3連休、尾瀬ヶ原は日に日に紅葉が深まり、草紅葉もいよい終盤、絶好の好天に恵まれた中で多くのハイカーが尾瀬の「紅葉」を楽しんでいました。
- 今回は、片品村戸倉から乗合バス・乗合タクシーで鳩待峠(1,591m)へ、同所から山ノ鼻(1,399m)を経由して牛首三叉路、竜宮十文字を周り、長沢新道を登り、富士見田代を周り、アヤメ平(1,960m)を経由して、出発地の鳩待峠へ戻るルートです。(往路:約3時間30分、復路:約4時間30分)
- (ア)鳩待峠(1,591m)~(イ)山ノ鼻(1,399m)~(ウ)牛首三叉路(1,394m)~(エ)竜宮十字路(1,397m)~長沢新道を登り(オ)富士見田代~(カ)アヤメ平(1,969m)~(キ)横田代~(ア)鳩待峠
- 平成23年10月10日:関東森林管理局下平善文撮影
(ア)鳩待峠口駐車場から山ノ鼻に向け出発 |
鳩待峠付近の紅葉 |
紅葉したツタウルシ |
川上川を渡る。もうすぐ山ノ鼻 |
ツリバナ |
(イ)山ノ鼻に到着 |
尾瀬植物研究見本園からの至仏山 |
上田代 |
上田代のカンバ |
牛首三叉路へ |
(ウ)牛首三叉路 |
中田代(池塘と燧ヶ岳) |
下ノ大堀川、先に景鶴山 |
カンバ |
中田代の紅葉 |
竜宮十字路手前 |
(エ)竜宮十字路 |
長沢新道の紅葉(モミジ) |
長沢新道から赤田代方面を望む |
(オ)富士見田代 |
富士見田代からアヤメ平へ向かう途中の遠望 |
中原山南面を望む |
(カ)アヤメ平 |
アヤメ平 |
(キ)横田代 |
横田代 |
(ア)鳩待峠口駐車場着 |
ブナ |
モミジ |
ミズナラ |
ツリバナ |
「燧ヶ岳(ひうちがたけ)」(俎嵓(まないたぐら)、柴安嵓(しばやすぐら))
- 尾瀬を代表する山に「燧ヶ岳」があります。
- 燧ヶ岳は、尾瀬国立公園内にあり、山頂部は福島県南会津郡檜枝岐村に位置し、至仏山とともに尾瀬を代表する山です。また、東北地方最高峰 (2,356m)であり日本百名山にも選定されています。
- 今回は、檜枝岐村の尾瀬御池をスタートし、御池コースで俎嵓(まないたぐら、2346.0m)と柴安嵓(しばやすぐら、2,356m)の山頂へ、復路は長英新道コースをミノブチ岳を経由し、浅湖湿原の北岸歩道との分岐まで下り、大江湿原分岐経由し沼山峠休憩所からシャトルバスで尾瀬御池戻るルートです。(往路:約4時間、復路:約4時間)
- (ア)尾瀬御池(1,500m)~(イ)広沢田代(1,740m)~(ウ)熊沢田代(1,940m)~(エ)俎嵓(2,346m)~(オ)柴安嵓(2,356m)~(エ)俎嵓へ戻り~(カ)ミノブチ岳(2,220m)~長英新道~燧新道分岐~(キ)大江湿原分岐~(ク)大江湿原~(ケ)沼山峠展望台~沼山峠休憩所 (1,699m)~(ア)尾瀬御池
- 平成23年10月2日:関東森林管理局下平善文撮影
(ア)尾瀬御池駐車場奥の入山口からスタート(標高1,500m) |
燧ヶ岳分岐(裏燧林道) |
(イ)広沢田代の入口(標高1,740m) |
広沢田代の池塘 |
広沢田代周辺の紅葉
ナナカマド |
ナナカマド |
モミジ |
トチの実 |
熊沢田代に向けしばらく登り振り返ると、眼下に広沢田代が |
奥只見方面を遠望 |
熊代田代へ、その先には燧ヶ岳 |
(ウ)熊沢田代(標高1,940m)池塘脇 |
ベンチで水面を見ながら、一休み |
俎嵓(まないたぐら)に向け出発 |
しばらく登り振り返ると、熊沢田代、その先に会津駒ヶ岳 |
チングルマ |
(エ)俎嵓(まないたぐら)(標高2,346m) |
ガレ場からブナ平・檜枝岐方面を遠望 |
俎嵓(まないたぐら)から燧ヶ岳山頂・柴安嵓(しばやすぐら)へ |
(オ)柴安嵓山頂(標高2,356m) |
俎嵓からの尾瀬ヶ原全景と至仏山 |
(エ)俎嵓からミノブチ岳、尾瀬沼を望む |
ミノブチ岳からの俎嵓 |
ミノブチ岳からの尾瀬沼全景 |
長英新道へ |
タケシマラン |
ゴゼンタチバナ |
(キ)大江湿原分岐 |
(ク)大江湿原 |
大江湿原 |
エゾリンドウ |
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奥日光:小田代ヶ原に「幻の湖」が出現
- 9月初めに四国地方に上陸した台風12号による大雨の影響で、普段は水のない湿地に雨水が溜まって出来た湖です。
- 「小田代湖」などとも呼ばれ、同所で湖が確認されたのはなんと4年ぶりだそうです。
- 例年ですと、今頃の時期は小田代ヶ原や戦場ヶ原では草紅葉が見られますが、今年は幻の湖とも言われる「小田代湖」が出現しています。 ちなみに昨年10月はこのような景色でした。
- 「小田代ヶ原」へのアクセス:【車】→ 栃木県日光市内 →国道120号線 →中禅寺湖 →県営赤沼駐車場まで60分→低公害バスもしくは徒歩
- 平成23年9月16日:関東森林管理局下平善文撮影
小田代湖【幻の湖】 |
小田代湖の先には貴婦人 |
尾瀬沼
- この時期の尾瀬沼は、尾瀬を代表するニッコウキスゲをはじめ貴重な高山植物が一面に咲き誇ることから、多くの方は檜枝岐村の沼山峠を越えてハイカーが訪れます。
- 今回は、片品村の大清水(1,180m)から一ノ瀬、三平峠(1,762m)を経由し、大江湿原(1,665m)までを往復するルートです。(往路:約3時間、復路:約2時間30分)
- (ア)大清水(1,180m)~(イ)一ノ瀬~(ウ)岩清水~(エ)三平峠(1,762m)~(オ)三平下~(カ)尾瀬沼ビジターセンター~(キ)大江湿原(1,665m)復路は往路を戻る
- 平成23年7月18日:関東森林管理局下平善文撮影
(エ)三平峠(標高1,762m) |
(オ)三平下 |
三平下湿原 |
オオレイジソウ |
釜ツ堀湿原 |
(キ)大江湿原(標高1,665m) |
(カ)尾瀬沼ビジターセンター |
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ノアザミ |
ニッコウキスゲ・ヒオウギアヤメ |
ハクサンチドリ |
ヒメサユリ |
アキアカネ |
ルリイロトンボ |
草津本白根山
- この時期の草津本白根山は、高山植物の女王「コマクサ」の群生地があり、斜面一面に咲き誇ることから、コマクサを一目見ようと多くのハイカーが訪れます。
- 草津町の志賀草津道路(国道292号線)の草津白根駐車場から徒歩で本白根登山道入口へ、同所から「中央火口」付近を経由して、遊歩道最高点(2,150m)までを往復するルートか、途中から本白根山展望所(2,145m)、鏡池を経由し、出発地の本白根登山道入口へ戻るルートです。(往路:約1時間10分、復路(鏡池経由):約1時間)
- (ア)草津白根駐車場(2,010m)~(イ)本白根登山道入口(2,010m)~(ウ)コマクサリフトからの合流 ~(エ)「中央火口」付近~(オ)遊歩道最高点(2,150m)~(カ)本白根山展望所(2,145m)~(キ)鏡池~(イ)本白根登山道入口~(ア)草津白根駐車場
- 平成23年7月17日:関東森林管理局下平善文撮影
(エ)中央火口付近
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(オ)遊歩道最高点(2,150m)
遊歩道最高点からの遠望 |
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ハート形の火口池 |
火口池 |
(カ)本白根山展望所(2,145m)~(キ)鏡池
本白根山展望所へ |
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(キ)鏡池 |
尾瀬ヶ原
- この時期の尾瀬ヶ原は、尾瀬を代表するニッコウキスゲをはじめ貴重な高山植物が一面に咲き誇ることから、一目見ようと多くのハイカーが訪れます。
- 片品村戸倉から乗合バス・乗合タクシーで鳩待峠(1,591m)へ、同所から山ノ鼻(1,399m)を経由して見晴(1,415m)、東電小屋(1,409m)を周り、出発地の鳩待峠へ戻るルートです。(往路:約4時間30分、復路:約4時間00分)
- (ア)鳩待峠(1,591m)~(イ)山ノ鼻(1,399m)~(ウ)牛首三叉路(1,394m)~(エ)竜宮十字路(1,397m)~(オ)見晴(1,415m)~(カ)東電小屋(1,409m)~(キ)ヨッピ橋(1,397m)~(ウ)牛首三叉路~(イ)山ノ鼻~(ア)鳩待峠
- 平成23年7月16日:関東森林管理局下平善文撮影
(ア)鳩待峠から山ノ鼻に向け出発し、下る途中(至仏山を望む) |
(イ)山ノ鼻に到着 |
牛首に向け移動中(至仏山) |
カキツバタ |
カラマツの巨木 |
ワタスゲ |
キンコウカ |
ナガバノモウセンゴケ |
上田代 |
池塘の向こうに燧ヶ岳 |
(ウ)牛首三叉路付近 |
ハート形の池塘 |
源五郎堀の向こうに至仏山 |
下ノ大堀橋付近 |
ニッコウキスゲ |
下ノ大堀川(写真場からの至仏山) |
(エ)竜宮十字路付近 |
東電尾瀬橋 |
(カ)東電小屋 |
ヨシッ堀田代 |
ヨッピ川、下ノ大堀川合流付近 |
ニッコウキスゲ |
ミズチドリ |
ハクサンチドリ |
ノアザミ |
トキソウ |
ワタスゲ |
ヒツジグサ |
カキツバタ |
野反湖(のぞりこ)
- 野反湖は、群馬の北西端(吾妻郡中之条町(旧六合村))、長野、新潟の県境に位置し、周囲約12km、標高 1,513mのダム湖で、2,000m級の山々に囲まれ、湖水、湿原、草原など変化に富んだ環境にあり、上信越高原国立公園の特別指定地域及び自然休養林等に指定されています。
- 野反湖畔は、6月中旬から7月上旬になるとレンゲツツジが一面に咲き、7月中旬からはノゾリキスゲなど高山植物が一斉に姿をみせます。キャンプ場にはバンガローやテントサイトが整備されて家族づれや林間学校の子供達で賑わいます。湖畔一周のハイキングコースや上級者コースも楽しめます。
- 平成23年7月10日:関東森林管理局下平善文撮影
野反湖(富士見峠:野反峠休憩舎から) |
ノゾリキスゲ |
ノゾリキスゲ |
湖畔から野反峠休憩舎 |
コマクサ |
ハクサンフウロ |
ハナニガナ |
ウラジロヨウラク |
仏山
- 至仏山への登山道は、残雪期の植生保護のため平成23年5月7日(土曜日)~6月30日(木曜日)まで閉鎖されていました。
- 7月1日は、待望の至仏山山開きです。この時期の至仏山への登山道沿いは、貴重な高山植物が一面に咲き誇り、途中の稜線からのロケーションも良好で、山頂からの眺望は360度のパノラマが広がる素晴らしい山です。
- 群馬県片品村戸倉から乗合バス・乗合タクシーで鳩待峠へ、同所から至仏山(2,228m)への往復するルートです。
- (往路:3時間30分、復路:2時間30分) (※至仏山山頂から東面登山道を利用し、山ノ鼻まで下ることはできません。)
- (ア)鳩待峠(1,591m)~(イ)オヤマ沢田代~(ウ)小至仏山(2,162m)~(エ)至仏山(2,228m)
- 平成23年7月2日:関東森林管理局下平善文撮影
(ア)鳩待峠口駐車場からオヤマ沢田代へ |
燧ヶ岳 |
笠ヶ岳 |
小至仏山 |
小至仏山・至仏山 |
(イ)オヤマ沢田代の湿原 |
尾瀬ヶ原(オヤマ沢田代から小至仏山へ向かう途中) |
尾瀬ヶ原 |
小至仏山を眺め |
小至仏山頂へ |
振り返り |
(ウ)小至仏山頂 |
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至仏山頂へ |
至仏山頂へ |
(エ)至仏山頂 |
尾瀬・至仏山周辺の植物
ギンリョウソウ |
オオバユキザサ |
クモイイカリソウ |
ミヤマキンポウゲ |
シナノキンバイ |
イワカガミ |
シラネアオイ |
ゴゼンタチバナ |
ハクサンコザクラ |
チングルマ |
ウラジロヨウラク |
ユキワリソウ |
ミヤマキンバイ |
ホソバヒナウスユキソウ |
ホソバヒナウスユキソウ |
ハクサンシャクナゲ |
チングルマ |
ジョウエツキバナノコマノツメ・マイヅルソウ |
タカネシオガマ |
ヒメシャクナゲ |
尾瀬沼
- 福島県檜枝岐村の尾瀬御池からシャトルバスで沼山峠休憩所へ、同所から尾瀬沼を1周し往復するルートです。(所要時間約6時間)
- (ア)沼山峠休憩所(1,699m)~沼山峠(1,784m)~(イ)沼山峠展望台~(ウ)大江湿原・(エ)小淵沢田代分岐~(オ)大江湿原分岐~(尾瀬沼を時計周りに一周)~尾瀬沼ビジターセンター・(カ)釜ツ堀湿原(1,665m)~尾瀬沼東岸~(キ)三平下の湿原~大清水平分岐~(ク)小沼湿原~(ケ)沼尻平~燧新道分岐~(コ)大江湿原分岐(一周して戻る)~大江湿原・(エ)小淵沢田代分岐~(イ)沼山峠展望台~沼山峠~(ア)沼山峠休憩所
- 平成23年6月18日:関東森林管理局下平善文撮影
(ア)尾瀬沼山峠休憩所をあとに出発(1,699m) |
(イ)沼山峠展望台から燧ヶ岳を |
(ウ)大江湿原 |
大江湿原 |
3本カラマツとリュウキンカ |
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(オ)大江湿原分岐 |
(尾瀬沼を中心に時計回りで1周) |
(カ)釜ツ堀湿原 |
(キ)三平下の湿原(尾瀬沼越に燧ヶ岳を望む。) |
(ク)小沼湿原 |
沼尻休憩所 |
(ケ) 沼尻平 |
(コ)大江湿原分岐へ戻る |
尾瀬沼周辺の植物
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十文字峠(じゅうもんじとうげ)
- 十文字峠は、埼玉県秩父市と長野県南佐久郡川上村とを結ぶ古くからある峠で、標高約1,970m。信州梓山周辺の山村の人々は生活物資を得るためや三峯神社参りなどで多くの人が信州から武州へと峠を越え行き交いました。古くからある峠道には、旅の安全を願って、麓の栃本から一里(約4キロ)ごとに石仏が置かれています。
- アズマシャクナゲの群落があることでも有名で、十文字峠小屋裏手には約1万本のシャクナゲがあり「乙女の森」と呼ばれています。
- 埼玉側の国有林は「秩父山地森林生物遺伝資源保存林」に設定されており、十文字峠付近はシカよけのためのネットが張り巡らされています。今年は例年よりもシャクナゲのピークが1週間ほど遅れているようですが、日当たりの良いところは見事に咲いていました。
- 長野県側の近くには「乙女の森」があり、コメツガなどの森林の日陰になっていることから、シャクナゲのつぼみはまだ固く、満開時には見事であろうと思わせるシャクナゲの群落が広がっていました。
- 長野県の梓山・毛木平から十文字峠に至るルートです。(登り片道 約2時間)
- 毛木平駐車場(1433m)→千曲源流挟霧橋→五里観音→岩の水場(1740m)→八丁坂ノ頭(1970m)→十文字峠(1970m)
- 平成23年6月4日:関東森林管理局下平善文撮影
1 毛木平駐車場 |
2 千曲源流挟霧橋 |
3千曲川源流 |
4 五里観音 |
アヅマシャクナゲ |
コメツガ林 |
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アズマシャクナゲ |
7 十文字小屋 |
分水嶺(左:荒川右:千曲川) |
尾瀬ヶ原
- 日帰りで尾瀬ヶ原を気軽に楽しめる群馬県側の鳩待峠からのコースで撮影しました。
- 平成23年5月31日:関東森林管理局下平善文撮影
- 画像をクリックすると拡大します。
天王桜(てんのうさくら)
- 所在地:群馬県片品村花咲
- 天王桜は、片品村の重要天然記念物に指定されており、推定樹齢300年を超え、高さ10m・幹回り5.2m・枝幅17mのオオヤマザクラの巨木です。
ダイヤモンド富士
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サクラ
山高神代桜(やまたかじんだいざくら)
- 山梨県北杜市武川町(旧武川村)の実相寺境内にある樹齢2000年といわれるエドヒガンザクラの老木、国の天然記念物に指定されている。
眞原桜並木(さねばらさくらなみき)
- 山梨県北杜市武川町の眞原地区に広がる牧草地の道路脇のソメイヨシノの並木で、約750mもの桜のトンネルが伸びています。
神田の大糸桜(しんでんのおおいとざくら)
- 山梨県北杜市小淵沢町にある根廻り8m ,枝張り20m余り、樹齢400年のエドヒガンザクラの変種。県内でもまれに見る巨木で樹形も良く県の天然記念物に指定されている。
高田公園 高田城三重櫓 (新潟県上越市)
前橋公園(群馬県前橋市)
草津白根山:本白根山から横手山方面を望む/逢の峰から草津町方面を望む
【平成23年3月6日撮影】左遠方に黒姫山、妙高山左手前から笠ヶ岳、白根山、横手山中央から右方向へ岩菅山、苗場山等 |
谷川岳:天神平スキー場
【平成23年2月8日:関東森林管理局利根沼田森林管理署職員撮影】 |
磐梯山/スカイツリー
日の出
榛名富士・榛名湖越しに朝日を望む(群馬県東吾妻町硯岩) |
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富士山
フォトギャラリー2010
- 平成22年に掲載したフォトギャラリーについては、こちらをご覧ください。
- 掲載内容については以下のとおりです。
谷川岳(雪山)【平成22年12月28日撮影】 赤城山南面から望む山々【平成22年12月5日撮影】 妙義山(紅葉):群馬県下仁田町・富岡市・安中市にまたがる標高1,104メートルの山【平成22年11月6日撮影】 奥日光(紅葉)【平成22年10月16日撮影】 谷川岳一ノ倉(紅葉)【平成22年10月23日撮影】 照葉峡(紅葉):群馬県利根郡みなかみ町藤原【平成22年10月17日撮影】 尾瀬ヶ原(紅葉)【平成22年10月11日撮影】 草津白根山の弓池から芳ヶ平湿原へと草津白根山・芳ヶ平の植物(紅葉)【平成22年10月6日撮影】 谷川岳(紅葉)【平成22年10月2日撮影】 尾瀬ヶ原と尾瀬の動植物【平成22年7月24日撮影】 谷川岳 ・谷川岳連峰【平成22年6月17日撮影】 マメザクラ:静岡県伊豆市(天城山皮子平地区) 伊豆森林管理署と、地元自治体、地元ボランティア団体、環境省、静岡県は、2007年度に「天城山皮子平マメザクラ保護協議会」を設立し、マメザクラの保護・再生活動に取り組んでいます。 春の関東森林管理局・桜【平成22年4月8日撮影】 雪割草 :新潟県佐渡市 河津桜 :静岡県河津町 オオハクチョウ:新潟県阿賀野市(瓢湖「ひょうこ」) 局庁舎から望む山々【平成22年2月8日撮影】 |
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