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赤い谷のブログ 

2016年

第1回ほ乳類WG会合

第2回猛禽類モニタリングWG会合 

25~26日

新治小学生・中学生のイヌワシ観察会 25日

第1回企画運営会議 16日

草野中学校 森の探検ウォークラリー 13日

朝日ヶ丘中学校 森の探検ウォークラリー 11日

赤谷の森へ巨樹・巨木を見に行こう 10日

環第1回環境教育WG会合 4日

9月赤谷の日 3日

第2回植生管理WG現地検討会 2日

職員紹介 

  

所長3 

所長:魚住悠哉 ♂

(うおさん) 

 

まっつー 

自然再生指導官:

松井琢郎♂

(まっちゃん) 

 

藤木久司

自然再生指導官:

藤木久司♂

(フジッキー)

 

 

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スケッチ11月表紙

利根沼田森林のスケッチブック

2016年9月

 2016年9月28日    

第1回ほ乳類WG会合

   9月28日(水)、みなかみ町役場新治支所、南ヶ谷林道、大峰林道、赤沢スキー場ほかにて、赤谷プロジェクトの平成28年度第1回ほ乳類WGの会議及び現地検討会を開催しました。

 【ほ乳類WGとは】
 赤谷の森は、今までの調査からほ乳類の生息環境として比較的良好な状態で保たれていると考えています。赤谷の森がほ乳類の生息環境としてよりよくなるよう、”ほ乳類を指標とした生態系の現状評価手法の確立”“野生動物と人間の関係のあり方を探る”ことを目的として、様々な調査活動等を行っています。特に最近では、今後赤谷の森でも増加が予想されるニホンジカによる森林生態系への悪影響を抑えるべく、ニホンジカの低密度管理をどう進めるかについて検討を行っています。

【出席者】

座長/梶光一(東京農工大学教授)
委員/長池卓男(山梨県森林総合研究所)、赤坂宗光(東京農工大学)、伊吾田宏正(酪農学園大学准教授)
赤谷プロジェクト地域協議会/松井睦子、河合フミコ
日本自然保護協会/出島誠一、松井宏宇、藤田卓
関東森林管理局/高平健二、黒沢幸一(保全課)
赤谷森林ふれあい推進センター/魚住悠哉、松井琢郎
群馬県/大村信義、田島秀樹(鳥獣害対策支援センター)、坂庭浩之(林業試験場)
利根沼田猟友会/笛木和徳(新治支部)、深津隆道(月夜野支部)

【 行程・次第】 
(現地検討)
1.大峰林道付近の牧場及びコンテナ苗植栽試験地
2.南ヶ谷林道分収育林伐採地
3. 赤沢スキー場
(会議)
1.ニホンジカ誘引試験等のモニタリング結果紹介

2.今後の低密度管理に向けた具体的な進め方について ほか

0928ほ乳類1  0928ほ乳類2

赤谷エリア近隣の牧場地でのシカ対策を検討          地元猟友会の方から現地のシカの動向や駆除の状況を聞く

0928ほ乳類3  0928ほ乳類4         

赤沢スキー場での現地検討                     みなかみ町役場新治支所での会議


今回、ニホンジカの駆除の方法として、シカが出没する場所で待ち伏せして狙撃するシャープシューティングをとる場合、それぞれ現地検討を行った場所ではどのように行うのがよいか等の検討を行いました。委員からは、地元関係機関で連携体制を構築した上で、シャープシューティング、従来型の狩猟、わなでの捕獲と頭数等のモニタリング調査をエリア分け、役割分担をして組み合わせ、継続的に行っていくことが効果的ではないかとの見解が示されました。今回も地域の関係機関の方に参加いただきましたが、今後は駆除に向けた具体的な体制作りに取り組むこととしています。

報告者:うお所長  

                                                                   

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  

AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより                                                                 

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 2016年9月25~26日    

第2回猛禽類モニタリングWG会合

   9月25日(日)~26日(月)、赤谷林道イヌワシ試験地・誓湖荘にて赤谷プロジェクトの平成28年度第2回猛禽類モニタリングの会議及び現地検討会を開催しました。

 【猛禽類モニタリングWGとは】
 イヌワシ・クマタカは森林生態系における食物連鎖の上位に位置する生物であることから、それらの分布状況と生息環境を明らかにするとともに、繁殖成績と食性、ハンティング環境の解析により、生息場所(ハビタット)の質を評価し、より良い森林生態系管理の科学的指標として活用されています。
 これまでの調査結果を踏まえ、プロジェクトエリアにおける様々な営為および植生の遷移等がイヌワシ・クマタカの生息にどのような影響を与えるかを検証するためのモニタリング調査を実施し、ハビタットの質を維持・向上させるための森林管理手法について検討し、提言を行うこととしています。

【出席者】

座長/山﨑亨(アジア猛禽類ネットワーク会長)
委員/松本文勝、水上貴博(日本イヌワシ研究会)、横山隆一(NACS-J)
赤谷プロジェクト地域協議会/星野理恵子、松井睦子、山口長士郎
日本自然保護協会/出島誠一、松井宏宇、上田大志、平川達也
関東森林管理局/山口健一、小向愛
赤谷森林ふれあい推進センター/魚住悠哉、松井琢郎、藤木久司
NHKエンタープライズ/久保嶋江美 他3名

【行程・次第】

<9/25>現地検討(14:00~17:00)
1. イヌワシ一次試験地の伐採1年後の状況確認
2. イヌワシ二次試験地の現況確認と伐採方法の検討
 
<9/26>会議(9:30~13:30)
1. 二次試験地の伐採方法
2. 一次試験地結果の記者発表内容の検討
3. ダーウィン放映後の猛禽類観察ルール等の検討
4. 小冊子「赤谷の森とイヌワシとクマタカ(仮称)」の検討
5. 今後のモニタリング予定
6. その他(「クマタカを指標とした森林管理の提案」の研究発表)
 

0925猛禽1  0925猛禽2

赤谷林道終点から一次試験地、二次試験予定地を見る。   赤谷川を渡り二次試験予定地へ

0925猛禽3 0926猛禽4

二次試験予定地で伐採方法等を検討              2日目の会議の様子


二次試験予定地は伐採した一次試験地と沢を挟み隣接しています。イヌワシの狩り場としての相乗効果を得られるよう、できるだけ早いタイミングで伐採を行うことが求められました。伐採区域や伐採方法の具体案を早急に検討することになりました。このほか、今後赤谷のイヌワシについてテレビ放映がされる予定があるため、放映を見て関心を持ってもらえた方をどのように受け入れていくかという点についても議論を行いました。テレビ放映が楽しみです。

報告者:うお所長  

                                                                   

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  

AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより                                                                 

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 2016年9月25日    

新治小学生・中学生のイヌワシ観察会

   9月25日(日)赤谷の森がある地元新治小学校と中学校の生徒が、赤谷の森でイヌワシの観察会を開催しました。赤谷プロジェクトでは子供たちに地元の自然の豊かさ、すばらしさを体験してもらおうと地元の小学校と連携し、昨年から実施しているものです。今年中学生になった卒業生も継続して参加してくれました。

 新治小学校ではこの体験を元に学習発表会や地域の発表会で、イヌワシが住む赤谷の森の自然の豊かさやその森を地域全体が守っていく必要があることなどを研究発表しています。

出島氏 山崎氏

日本自然保護協会 出島氏から説明                  後半、猛禽類モニタリングWG 山崎座長が合流しレクチャー

 

 この日は前日までの雨から一転よい天気に恵まれ、昨年に引き続いて「イヌワシの姿が見られるのでは!」と期待しながら元気に全員が観察地点に到着。時折吹く心地よい風に山陰からイヌワシが飛んでくるのを想像し、期待を膨らませながら観察を続けましたが、残念ながらイヌワシの姿を見ることはできませんでした。しかし、この時期は色々な鳥が渡る時期ということで、クマタカやノスリ、ハイタカなどたくさんの猛禽を確認できました。

 後半では猛禽類モニタリングWG座長の山崎さんも合流し、子供たちや同行した父兄のみなさんの質問に答えながら熱心な生徒たちの行動に目を細めていました。

 これからも地域とともに赤谷の自然を守っていく活動につなげられるよう取り組んでいきます。

                                                                    報告者 ふじっきー

                                                                   

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  

AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより                                                                 

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 2016年9月16日    

第1回企画運営会議

   9月16日(金)、利根沼田広域観光センターにて、赤谷プロジェクトの平成28年度第1回企画運営会議を開催しました。

 「企画運営会議」とは、赤谷プロジェクトの具体的な活動内容や方針について、協定に基づき赤谷プロジェクトを実施する3者である関東森林管理局、NACS-J及び地域協議会において意思決定する最も重要な会議です。

 

【出席者】

日本自然保護協会: 横山隆一(参事)、出島誠一、松井宏宇

地域協議会: 林泉(会長)、河合明宣、松井睦子、市毛亮

関東森林管理局: 近藤昌幸(計画課長)、山口健一、小向愛(計画課)

            魚住悠哉、藤木久司、松井琢郎(赤谷森林ふれあい推進センター)

利根沼田森林管理署:永井寛(署長)、高橋和康、小林安雄

環境省長野自然環境事務所谷川自然保護官事務所: 木村元(自然保護官)、湯原敦子

みなかみ町: 小池俊弘、大川志向(総合戦略課)

群馬県利根沼田環境森林事務所: 岡田彰一、山田勝也

 

【議題】

1.民有林との連携について
2.新治小学校PTAとの連携について
3.イヌワシ試験地進捗状況報告リリースについて
4.保護林について

5.利根沼田地区におけるニホンジカ及び鳥獣に関する情報提供

6.その他
 

会議1  会議2


今回は、国有林で活動している赤谷プロジェクトと、民有林や地域との連携が主なテーマとなりました。山の管理が必要な山林所有者や普段山との関わりが少ない地域の方々とどのような協力を通じ、地域への貢献やプロジェクトの波及を進められるか、一つずつ活動を積み重ねていきたいと思います。

報告者:うお所長  

                                                                   

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  

AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより                                                                 

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  2016年9月13日  

草野中学校「森の探検ウォークラリー」

9月13日(火)、高原千葉村で、千葉市草野中学校2年生29名を対象に、「森の探検ウォークラリー」プログラムを実施しました。

今回も指導員は赤谷センター職員3名です。当日は朝からあいにくの雨だったため、①「ターゲットアニマル」②「トレジャーカード」③「森の恵みと樹木の種子」、④「ロケットリーフ」大会の各プログラムは屋内での実施となりました。

1.「ターゲットアニマル」では、松井指導官から猛禽モニタリングの観察の仕方などを説明し、敷地内に設置した動物の看板を双眼鏡やフィールドスコープを使って探すモニタリング疑似体験を実施しました。
2.「トレジャーカード」では、魚住所長がルールと無線機の説明を行い、体育館内7カ所に隠した赤谷の森の野生生物カードを、3つのチームに分かれ、無線機で交信を行いながら発見しました。また、赤谷の森の動物の生態と生態系ピラミッドについての学習も行いました。
3.「森の恵みと樹木の種子」では、藤木指導官と、森林と人との関わり、樹木の種子の戦略等について学習し、カエデの種を模したロケットリーフと森のかけらストラップを作りました。
4.最後に体育館で全員でロケットリーフ大会を行いました。今回は、滞空時間を競うゲームと、体育館の中心のサークルを狙って着地させるゲームを行いました。
 生徒達は、フィールドスコープや無線機の体験や赤谷カードにも関心を持って楽しく取り組んでくれ、閉会式では生徒から森の生き物やモニタリング体験等が興味深かったとの感想と感謝の言葉が寄せられました。千葉市の海に近い学校から来てくれたみなさん、また山にも遊びに来てくださいね!

                                                            報告者:うお所長                      

アニマル1 アニマル2

まっちゃんからフィールドスコープでの観察方法を説明    ターゲットの動物は発見できたかな?

カード1 森の恵み1

うお所長とトレジャーカードで森の生態系について学習    フジッキーと森の恵みと樹木の種子の戦略について学習                

ロケットリーフ1 ロケットリーフ2

最後に全員でロケットリーフ大会!                優勝者には赤谷カードをプレゼント

 

 

                           

                            

 

 

 

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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2016年9月11日  

千葉市立朝日ヶ丘中学校森林環境学習「森の探検ウォークラリー」

群馬県みなかみ町相俣 高原千葉村において、千葉県千葉市の朝日ヶ丘中学校に「森の探検ウォークラリー」を提供しました。

2年生12名+引率の先生1名と曇り空の元、モニタリング調査の疑似体験です。

今回の指導者は赤谷センター 魚住所長、藤木、松井 です。

 

探検ブック(スタッフ用)(表紙)

 

 森の探検ウォークラリー

 〇 プログラムの目的

  • 森の生き物について学ぶ(危険な動植物も含む)
  • 樹木の生きるための工夫を学ぶ
  • 一人一人が森と人とのつながりを見つける 
  • 楽しい思い出をいっぱい持って帰る 

8月後半から雨が多くなり天候が心配されましたが、曇り空の元(何とか雨は降らずに持ちこたえました)の探検日となりました。

 本日は、松井の司会で開会し、危険な生物など安全に関する注意事項をしっかりと確認し、本日の体験プログラムが始まりました。

開会式

山には危険な生物がたくさん。でも、注意事項をきちんと守れば、そんなに怖がるものではありません。

 

4つのポイント

 ①ターゲット・アニマル(モニタリング体験)
 ②トレジャー・カード(無線機を使った宝探し)
 ③森の恵みともりのかけら(丸太きり体験、チェーンソーのデモンストレーション)
 ④樹木の種子(樹木の広がり方を考えながら、種の模型作り)

所長から歓迎の挨拶

所長から、「楽しみながら、森のこと、森と人とのつながりを学びましょう!」と歓迎の挨拶です。

ターゲットアニマル!

    赤谷の森で撮られた動物の写真を双眼鏡とフィールドスコープを使って探す、モニタリング調査の疑似体験です。

 フジッキーから双眼鏡の使い方

フジッキーから双眼鏡の使い方の説明です。

 

 フィールドスコープって

フィールドスコープって、すごくよく見える!あんな遠くの看板の字まで見えるよ。

 トレジャーカード!

  無線機の交信を楽しみながら、ヒントを元にグループごとにお宝を探します。

 お宝を探せ

 それっ、お宝を探せぇ!

 お宝ミッケ

 いやっほぉー!お宝、ミッケ!

森の恵みと森のかけら!

  私たちは普段、森からどんなものをもらっているか、考えてみましょう!たくさんあります。

 森の恵みの話

所長から森林の働きや林業など森と人との関係のお話

悪戦苦闘

ぎ~こ、ぎ~こ、悪戦苦闘中です。

 生物多様性

生物多様性を確保する森林づくりが大切です。

チェーンソーマン

チェーンソーマン、登場! 

樹木の種子!

  木は自分では動けませんが、どのようにして広がってきたのでしょうか。みんなで考えました。

 拾った種

みんなが拾ってきてくれた種です。どうやって遠くへ移動するのでしょう?

 カエデの種の模型、ロケットリーフを一生懸命作っています。うまく飛びますように。

 カエデの種の模型、ロケットリーフを一生懸命作っています。うまく飛びますように。

ロケットリーフ大会!

  「樹木の種子」で作った種の模型「ロケットリーフ」がどのように飛ぶか、体験します。

  さらに一番長く飛ばせた人には賞品があります!

さぁ、飛べぇ~、ロケットリーフ!

 さぁ、飛べぇ~、ロケットリーフ!

 

 くるくる回って、ゆ~っくり落ちてきます。本物のカエデの種みたい!

くるくる回って、落ちてきます。本物のカエデの種みたい!

 

最後はみんなで閉会式。楽しく学んでもらえたでしょうか。 

                     報告者 まっちゃん

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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2016年9月10日  

【山の日制定記念】 赤谷の森へ 巨樹・巨木を見に行こう!

 平成28年から8月11日「山の日」として国民の祝日となりました。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」きっかけになればと「赤谷の森へ 巨樹・巨木を見に行こう!」を実施しました。(当初予定は8月27日をでしたが、悪天候のため延期としております。)

 一昨年度から環境教育WGで検討されてきた「小出俣を活用した”教育的な過ごし方”のメニュー」を活用し、小出俣流域に残る巨樹を直接見て触れて、自然に親しみました。

参加者:12名 ボランティアスタッフ:1名 ガイド・スタッフ:5名 合計:18名

 この日は赤谷プロジェクト地域協議会の会員でもあり、地元の自然を対象に案内をしている長浜さんがメインガイドです。 

はじまり 何かを発見

 はじまりの挨拶。お天気もよく、気持ちよくスタートです!    巨樹にたどり着く前にさっそく何かを発見 (^o^)

センカメ1 ギャップ

「けもの道」に仕掛けてあったセンサーカメラの説明         大きなブナが倒れてできたギャップの中で命のつながりを説明

この道はどんな動物が通っていたのでしょうか。クマが!(>_<)

ネズミの穴 ブナの樹胴

森の中には色々な動物の営みのあとが見られます         ブナの巨木、中は空洞です。ここでもセンサーカメラが活躍

ブナを囲んで 計測

大きなブナを囲んで、森のお話です                  自分たちで太さも測ってみました

渓流のねっこ ブランコ

渓流の近くでは昔の川の流れが想像されます            自然のブランコ、やっぱり乗ってみたいですよね (^o^)

自然のたくましさです

大カツラ 炭焼き釜

大カツラの前で                              炭焼き釜の跡 先人の森とのつながり方を学びます

ぬた場 終わりの会

動物の「ぬた場」。動物の知恵を学びます              元気に下山です

記念撮影                    

みなさん笑顔で自然と親しみました。 お疲れ様でした

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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 2016年9月4日    

第1回環境教育WG会合

   9月4日(日)、いきもの村にて、赤谷プロジェクトの平成28年度第1回環境教育WG会合を開催しました。

 環境教育WGでは、環境教育の場とプログラムをつくり、これからの環境保全活動を担っていく子どもたちや指導者の育成に取り組んでいます。生物多様性保全・復元活動の実践モデルである赤谷プロジェクトでは、人材育成のための教材を蓄積しており、これらをプログラム化し、行政機関・企業等を対象とした研修、児童生徒への学校教育、学生・一般の人々を対象とした環境教育活動を実践しています。

 

【出席者】

日本自然保護協会: 横山隆一(座長)、出島誠一、松井宏宇

地域協議会: 長浜陽介

関東森林管理局: 魚住悠哉、藤木久司、松井琢郎(赤谷森林ふれあい推進センター)

サポーター: 川端自人、国安俊夫

【議題】

1.チーム企画活動の承認手順と申請書、新規活動申請書の確認
2.小出俣渓畔林ルートの年間を通じた使い方
3.チーム企画活動の制度上の課題について
4.その他
 

会議の様子  


いきもの村での器材の設置の方法や可否、小出俣渓畔林ルートの活用や整備の仕方、サポーターや赤谷の森と関わる団体の多様化を踏まえたルール作りの必要性等について話し合いを行いました。プロジェクト発足から12年、状況が少しずつ変化していく中で、守るべきもの、変えるべきもの、目的や方法を再確認し、共有していくことが大切です。

報告者:うお所長  

                                                                   

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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 2016年9月3日    

9月赤谷の日

  平成28年9月3日(土曜日)は赤谷の日です。天候:晴れ、参加者:17人
 9月のホストは赤谷センターです。

 赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名づけ、サポーターとプロジェクト関係者による協働作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、そして、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場であり、この活動に毎月赤センターも参加しています。
 
【9月赤谷の日メニュー】
1.歩道整備
歩道整備はいきもの村内の施設周辺、散策路などの草刈りを進めました。


2.里山整備
ススキの刈り払い、雑木林の落ち葉や枯れ枝等の除去を行いました。


3.ホンドテンモニタリング

ムタコ沢で14サンプル、旧三国街道では2サンプルのテン糞を採取しました。糞の内容は動物のほかウワミズザクラの種の痕跡が確認されました。

 

4.南ヶ谷湿地会議
現地で湿地の状態を確認し、今年度の湿地の活動を振り返り、いきもの村に戻り今後の活動方針について検討を行いました。

南ヶ谷湿地チームからは、湿地の水位が近年減少傾向にあること、カヤの拡大していること、クロサンショウウオやモリアオガエルの産卵数も減少傾向にあること、今年行ったカヤの刈り払いや湿地の浚渫の結果等について報告がありました。

今後の活動方針については、基本的にはこれまでの作業内容や範囲を継続し湿地の環境のモニタリングを続けることが妥当であるが、現地の調査結果のデータを再整理した上で、一部新たな作業を行うかを再検討するという結論になりました。

5.ニホンジカライトセンサス
夜に赤沢スキー場でニホンジカのライトセンサスを行いました。若いシカ(おそらくメス)一頭をゲレンデ下で確認しました。

 

  湿地会議1 湿地会議8

 南ヶ谷湿地の状況とこれまでの活動結果の確認                    

湿地会議3サワギキョウ 湿地会議4アケボノソウ

湿地の水面に映るサワギキョウ                 カヤを刈ったところに咲くアケボノソウ

湿地会議5 湿地会議9

いきもの村でこれまでの活動結果と今後の活動内容を確認

いきもの村カエル ライトセンサス

いきもの村のシュレーゲルアオガエル              夜のニホンジカライトセンサス

 

南ヶ谷湿地は、どの部分を保全のコアゾーンとするか、どの程度人の手を加えるべきか、また推移を自然なものとして捉えるべきかなど、判断が難しい点があるため、これからもモニタリングと保全活動のあり方の検討を継続していくことが必要です。

赤谷の日のライトセンサスでは3回目にして初めてニホンジカを確認しました。シカの食害という観点からは喜ばしくはないのですが、私も含めみんな発見して楽しそうな様子でした。

                                                                    報告者:うお所長

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  

AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより  

                                                                      

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  2016年9月2日  

第2回植生管理WG現地検討会

平成28年9月2日(金)、赤谷プロジェクトの植生管理ワーキンググループの現地検討会が開催されました。

【植生管理WGとは】

    赤谷プロジェクトでは、生物多様性保全のため、赤谷エリア1万haの中に約3,000haある人工林のうち約2,000haを自然林に復元するとともに、残り1,000haの人工林は維持することとしています。このため、人工林を自然林に誘導するための森林管理と、木材生産維持と生物多様性保全を両立させる森林管理を確立するための検討を本WGで行っています。

【出席者】

 委員: 田中浩(座長 森林総合研究所)、亀山章(日本自然保護協会、東京農工大学名誉教授)、 酒井武(森林総合研究 

     所)、西村尚之(群馬大学)

関東森林管理局: 山口健一(計画課)、魚住悠哉、藤木久司、松井琢郎(赤谷森林ふれあい推進センター)

利根沼田森林管理署:小林安雄、中村潤

日本自然保護協会:朱宮丈晴、出島誠一、松井宏宇

【視察内容】
合瀬谷分収育林(214い)伐採予定地
赤谷川イヌワシ2次試験地候補地(230ろ1、ろ2)
きらめ樹活動候補地(245ろ)
富士新田コナラ分収造林(246よ)
いきもの村でまとめ

分収育林2 一次試験地

分収育林伐採予定地                        イヌワシ1次試験地

赤谷川を渡る スギ人工林

赤谷川を渡りイヌワシ2次試験候補地へ向かう         イヌワシ2次試験候補地のスギ人工林

植生現地5 きらめき

カラマツ植栽箇所には広葉樹が侵入              きらめ樹活動の間伐候補地 

コナラ分造 まとめ

コナラ分収造林                            いきもの村にて現地検討を振り返る

 

試験地の設定区域や伐採・更新方法等について今回の結果を踏まえ引き続き検討を行っていくこととなりましたが、委員からは、伐採予定地の現況、現地の事業実行上の条件の確認、新たな提案など、現場で関係者が実際に見て話をすることはとても有意義であったとの感想もありました。

報告者:うお所長

 

 

                           

                            

 

 

 

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  

AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより 

 

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お問い合わせ先

赤谷森林ふれあい推進センター 
担当者:自然再生指導官 藤木久司
ダイヤルイン:0278-60-1272
FAX:0278-24-5562

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