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赤い谷のブログ 

2016年

自然環境モニタリング会議(第1回) 31日

上毛高原駅赤谷プロジェクトPRブース終了 30日

平標山山開き 29日

赤谷の森自然散策 21日

生物多様性保全研修 16~20日

放送大学面接授業 14~15日

5月赤谷の日 7~8日

職員紹介 

  

魚住所長 

所長:魚住悠哉 ♂

(うおさん) 

 

まっつー 

自然再生指導官:

松井琢郎♂

(まっちゃん) 

 

藤木久司

自然再生指導官:

藤木久司♂

(フジッキー)

 

 

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赤谷の森語ログ

 

 

赤谷を含む群馬県北部の国有林を管理する利根沼田森林官署のブログも山の魅力満載!↓

スケッチ11月表紙

利根沼田森林のスケッチブック

2016年5月

  2016年5月31日(火) 

 自然環境モニタリング会議(第1回)

平成28年5月31日13時30分~16時30分 新川区民会館(東京都中央区新川)にて、自然環境モニタリング会議(第1回)が開催されました。 

 

【自然環境モニタリング会議の目的】

 自然環境モニタリング会議は、各ワーキンググループ(WG)を統括し、プロジェクトの活動について科学的な知見に基づいた審議をおこない、総合的な方向性を決定することを目的としています。

全体

会議の様子

会議2

会議の様子

会議3

会議の様子

〇 出席者(敬称略、順不同) 17名

【委員】 亀山章(座長/東京農工大学名誉教授)、田中浩(森林総合研究所理事)、土屋俊幸(東京農工大学教授)、山﨑亨(アジア猛禽類ネットワーク会長)
【関東森林管理局】 井出光俊(計画保全部長)、島内厚実(計画課長)、山口健一(計画課自然再生指導官)
魚住悠哉、藤木久司(赤谷森林ふれあい推進センター)
【地域協議会】 林泉(Skype で参加)、松井睦子
【日本自然保護協会】 横山隆一、朱宮丈晴、出島誠一、松井宏宇、平川達也(記録)

 

■次第

主催者あいさつ

報告事項 1. 平成28年度重点的な取組について〈資料1-1 , 1-2 〉

報告事項 2. 今年度予定している調査(主に受託部分について)        〈資料2 〉

報告事項 3. 今年度のスケジュール〈資料3 〉

報告事項 4. 「クマタカを指標とした生物多様性の保全に資する森林管理」〈資料4 〉

協議事項 1. 自然環境モニタリング会議の再点検に向けて〈資料5 〉

 

【配付資料】

資料1-1 平成28年度重点的な取組(全体)

資料1-2 平成28年度重点的な取組(各WG 別)

資料2  平成28年度の調査(受託分)

資料3  平成28年度赤谷プロジェクト 主要スケジュール

資料4  クマタカを指標とした生物多様性の保全に資する森林管理

参考資料1 平成28年度 第2回 自然環境モニタリング会議 議事録

 

 平成28年度最初の自然環境モニタリング会議で、今会議の位置づけ、役割などが再確認され、会議の進め方も一新されました。

 これから更に赤谷プロジェクトが推進し、モデルプロジェクトとしての成果を発信していけるよう、各委員の先生方と一緒に赤谷センター一同がんばっていきます。

                             報告者 ふじっきー

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  

AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより  

 

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  2016年5月30日(月) 

 上毛高原駅赤谷プロジェクトPRブース終了!

 平成28年4月28日(木) から上越新幹線「上毛高原駅(群馬県利根郡みなかみ町)内のみなかみ町展示場にて設置しておりました、赤谷プロジェクトPRブースが5月30日(月)で終了となりました。(業務の都合で1日早く終了しました)

 ご来場くださいましたみなさま!ありがとうござましたm(_ _)m

 今年度も貴重な場と期間を与えてくださった、みなかみ町観光商工課様、ご協力いただいた皆様、そしてご来場いただいた皆さまに厚くお礼申し上げます。

高原ブース案内  ブース1

今年もたくさんの方々に見ていただきました!感謝です!!

赤谷プロジェクトの取組が色々な取組とつながって、みなさまの取組とともに広がっていくよう、今後ともご協力くださいますようよろしくお願いいたします!

                                                                   報告者 ふじっきー

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。
また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより  

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  2016年5月29日(日) 

 平標山山開き

 平成28年5月29日(日)11時30分。谷川連峰の西端に位置し、新潟県・群馬県からの登山の玄関口にあたる平標山の山開き(みなかみ町主催)が開催され、出席しました。

 

  

 山頂付近の沢沿いにわずかに残る残雪を見上げながら、好天のさわやかなお天気の中、みなかみ町長代理、議会議員、みなかみ町警察署長、谷川自然保護官、中越森林管理署長、赤谷森林ふれあい推進センター所長、平標山の家管理人 山口さんなどの玉串奉てんと神主さんの神事により、厳かに執り行われました。

 平標

左山頂「平標山」右に仙ノ倉山

神事

快晴の元、厳かに神事が進みます

 千ノ倉

仙ノ倉山から奥にエビス大黒ノ頭

玉串奉てん

魚住所長の玉串奉てん

【神事の後は、平標山登山!】

山頂

平標山頂!相俣森林官夫妻、謎の営林部女性とパチリ!

 

 山頂付近にはイワカガミやマイズルソウ、シャクナゲなどがきれいに咲いており、山頂北側斜面にはミネザクラがたくさん残っておりました。

 一昨年に続き今年も晴天の中で赤谷プロジェクトエリアの源流部に登ることができ、楽しかったです。
 今年一年も山に関わる方々が安全に入山し、元気に下山できますように!
イワカガミ シャクナゲ

イワカガミ            シャクナゲ             

 

【登山中の一場面】 

当日は「三国山を守る会」からの依頼もあり、永町相俣森林官や日本自然保護協会 出島氏、みなかみ町役場職員さん、そして「三国山を守る会」の方々と一緒に、登山道の木道を修理するための板(約13kg)を背負い、いい汗をかきながらの登山となりました。(苦行のようでした… )

荷揚げ1  荷揚げ2

1枚約13kg 山頂に近づくにつれ一歩一歩が重くなります!  「山の家」でお役目完了! 魚住所長お疲れ様でした!!

                                                                報告者  ふじっきー

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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  2016年5月21日(土) 

 赤谷の森自然散策(第1回)

平成28年5月21日(土)、群馬県みなかみ町旧三国街道において、赤谷森林ふれあい推進センター・みなかみ町観光商工課の共催で、「赤谷の森自然散策~旧三国街道をゆく~」を開催しました。春の自然散策は旧三国街道を新潟側三国トンネル~出発し、三国峠を越えて群馬県側の三坂線入り口へ降りるルートです。

参加者23名 ボランティアスタッフ4名 講師・スタッフ8名 計35名 

 

※ 共催としてみなかみ町観光商工課様には、毎回バスや保険などいろいろな面でご協力をいただいております。ありがとうございました!

※ 赤谷森林ふれあい推進センターでは、赤谷の森の自然や森とひととのつながりを学べる機会として、年3回「赤谷の森自然散策」を実施しています。

集合写真1

新緑の三国街道で記念撮影!気持ちがいいんです (^_^)v

受付(みなかみ町役場前)

受付

ボランティアスタッフ、みなかみ町役場のみなさん、ありがとうございます

開会式

所長挨拶

 魚住所長の歓迎の挨拶から始まります

昨年に続き今年も快晴です(^_^)v

今年は冬の雪が少なかったため雪解けも早く、木や花なども早く春を迎えているようです。

例年とは少し違った三国峠の春ですが、そこはベテランガイドさんに期待です!!

 準備です(三国トンネル新潟県側入り口)

ジョニーで対策 

まずは山ヒル対策!お互いにシュッシュッ!!

準備体操

ゆっくり体を伸ばして準備運動

~新緑の三国街道をゆく~

1班ガイド 石坂さん!(撮影:小濱さん) 

石坂さん1

赤谷の森自然散策に欠かせないガイドさんです!

緑の回廊

はじまりは緑の回廊のお話し

ニリンソウ

今年はニリンソウも咲くのが早く、すでに少なくなってました

長岡藩士の墓

長岡藩士のお墓の説明 当時の厳しさが伝わります

 2班ガイド 栗ちゃん(撮影:青木さん)

クリちゃん

知る人ぞ知る!赤谷の名物ガイドさんです!

境界

国有林と民有林の境界のお話し

カツラ

大きなカツラの木です

ブナの大径木

ブナの大木! 思わず触りたくなります (^ ^)

 

 

お昼です!おやつです!そして民話と紙芝居です!!

おやつ1

恒例のおやつタイムです

紙芝居1

「民話と紙芝居の家」宮崎さんから紙芝居の実演です

紙芝居2

手作りの紙芝居も披露されました!

おやつ2

「ぴっころ」(みなかみ町社会福祉協議会)さんのクッキーは好評です

持谷館長1

「民話と紙芝居の家」館長 持谷靖子先生さんから猿ヶ京に伝わる民話が語られました

持谷館長2

笛の生演奏が心地よく響きます!

  

ブナハアカゲタマフシ

「ブナハアカゲタマフシ」またブナの妖精?が見れました

ツツジ

今年は「トウゴクミツバツツジ」がすばらしいアーチを彩っていました!

閉会式 

 

閉会式

全員元気に戻りました! 

例年にない春の早さに担当としては「当日のお花は大丈夫か?」とドキドキでした。しかし、さすがはベテランガイドの石坂さん、栗田さん。その時々の自然を見事にガイドしてくれました。

また、今年で3年目を迎えたコラボレーション「民話と紙芝居の家」の持谷靖子先生、宮崎先生の実演では、参加したみんなが時間を忘れてゆっくりと物語にひたりました。

そしていろいろな場面でサポートをしていただいたボランティアスタッフのみなさん、みなかみ町役場のみなさん、ありがとうございました。

今年の自然散策は今まで以上にみなさんのサポートが心強く感じられ、無事に1回目を終えることができました。本当にありがとうございました。

                  報告者 ちょっと うるうるな ふじっきー

 

次回もたくさんの方がご参加、お待ちしております (^ ^)/

参加者様!次回は、平成28年10月23日(日)です! 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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  2016年5月17日(月)~18日(金) 

生物多様性研修

  関東森林管理局において「平成28年度生物多様性保全研修」が5月16~20日の5日間行われ、17~18日は赤谷の森で「生物多様性の復元と持続的な地域づくり」についての取組や「猛禽類調査の実習」などを学びました。

 

【生物多様性保全研修の目的】

 生物多様性保全に配慮した森林施業をはかるため、現地実習を通じて生物多様性保全の基礎的な知識を有する人材を育成する。

(平成28年度生物多様性保全研修実施要領より)

【17日 いきもの村での講義】

初日所長講義

赤谷センター 魚住所長からパワポを使って赤谷の取組や意義のお話し

島内課長

関東森林管理局 島内計画課長からモニタリングの仕方についての説明

市毛さん

「生物多様性の復元と持続的な地域づくり」

【講義内容】
①赤谷プロジェクトとは

②赤谷プロジェクトの6つのエリア

③赤谷プロジェクトの意思決定と合意形成のシステム

④生物多様性保全の取組

⑤赤谷森林ふれあい推進センターの取組

 

  外はあいにくの雨でしたが、いきもの村内の「たくみの小屋」を利用して座学が行われました。

 最初に魚住赤谷センター所長から赤谷プロジェクトの仕組み、取組などを説明があり、その後、関東森林管理局 島内計画課長から「森林施業を進める中での猛禽類への配慮」や猛禽類の見分け方、猛禽類に配慮した森林計画など、これから森林施業を実際に進めていく職員のための実践的な講義がありました。

 更に日本自然保護協会 出島氏から実際にモニタリングをしてきた中で撮れたイヌワシやツキノワグマなどの貴重な映像の紹介があり、自然界の動物の迫力を体感しました。

 

モニタリング1

午後には雨も上がり、「猛禽類に配慮した森林計画」を現地で確認

  

17日の最後は道の駅「たくみの里」にある「森の恵みと学びの家」に移動し、「持続的な地域づくり」の取組の一つでもあるカスタネット生産の復活などについて、赤谷プロジェクト地域協議会事務局 市毛氏から説明を受けました。「赤谷の森で育った樹も地域の資産としてカスタネットに利用されています。」

 

【18日 猛禽類調査の実習】

5合目1

イヌワシが生息する自然を遠望

赤谷橋

フル装備でモニタリングを体験

定点

試験地の観測地点で出島氏による説明

 

 赤谷の森での研修 2日目は猛禽類の調査の実習です。 当日モニタリングに入っていた者との無線での交信を聞きながら体験しました。

 更に研修を始めて間もなく、イヌワシの赤谷ペアが出現!!  探餌と思われる行動や雄と雌が交差するなど貴重な場面を目にすることができました。

 

 クマタカやオオタカなど大型の猛禽類が生息する国有林は各地にあると思います。この研修で聞くことができた生の声や実際に見て体験したことを各署に持ち帰って、各地で生物多様性保全の取組を広めていっていきましょう。

                             報告者 ふじっきー

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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  2016年5月14日(土)~15日(日) 

放送大学面接授業

 平成28年5月14日(土)、放送大学群馬学習センターから依頼を受け高原千葉村市民ロッジ(みなかみ町相俣2325)において、面接授業の講師として「赤谷プロジェクトの内容と意義」について魚住所長が講義を行いました。魚住所長の初講義です!受講者23名

 翌15日(日)は林野庁OBの長島先生((株)興林 環境部長)による、赤谷プロジェクトエリア内を歩きながら「赤谷源流の豊かな自然を観察し、我が国の水源と生物多様性を考える」テーマでの観察会のサポートと、自然林復元試験地での赤谷プロジェクトの取組を紹介しました。

 

※ 放送大学の講義の種類と位置付け

 生涯学習と地域社会(高等教育レベルでの生涯学習)、地域固有の面接授業、野外面接授業等

【14日 高原千葉村市民ロッジでの講義】

所長講義

パワポを使って赤谷の取組を紹介

質問

講義のあとの鋭い質問!

 この日は赤谷センターの外に「みなかみ町総合戦略課エコパーク推進室」「林業技師 長島成和先生」「日本自然保護協会」「放送大学教授 河合明宣先生」と午後からの授業にもかかわらず盛りだくさんとなっており、それぞれの講義に真剣に聞き入っているみなさんの姿が印象的でした。

 また、生徒の中には森林の所有者もおり、周辺の森林も含めた森林整備をどのように進めていけるか、真剣に悩んでいる方もいて、この2日間の講義からきっかけをつかんで欲しいと思う場面がありました。みんなでがんばっていこう!!

                         報告者   ふじっきー

講義内容 「赤谷プロジェクトの内容とその意義」

【講義内容】
①自己紹介 
②生物多様性保全とは 
③赤谷プロジェクトとは

④赤谷プロジェクトの意思決定と合意形成のシステム

⑤赤谷プロジェクトの6つのエリア

⑥生物多様性保全の取組事例

⑦赤谷森林ふれあい推進センターの取組 

 魚住所長からは少し緊張しながら、世界の中の生物多様性の保全の流れや、赤谷プロジェクトの仕組み、取組などを説明しました。

 生徒からは「全国で生物多様性の取組を進めていく中で、なぜ、赤谷でプロジェクトが取り組まれてきたのか」「「生物多様性の復元の取組として、自然林再生などに力を入れることはわかるが、地域にその恩恵が生まれる仕組みとなっているのか。」など「持続的な地域づくり」についても鋭い質問が出されていました。 

J松井講義

日本自然保護協会 松井氏による「赤谷プロジェクトにおける日本自然保護協会の役割」

【15日 小出俣流域での現地観察】

 翌15日(日)、放送大学群馬学習センターの野外面接授業が、みなかみ町相俣の小出俣流域で、野外面接授業が開催されました。講師は、植生管理WG委員のミスター森林土壌!長島成和先生です。赤谷森林ふれあい推進センターは、アシスタントで参加しました。 

 

現地観察スタート

五月晴れのもと、長島先生による現地観察スタートです!

植物の同定のポイントを解説

植物の同定のポイントを解説

柱状節理と板状節理の中間

先生から説明のあった露頭です。柱状節理と板状節理の中間ぐらいだそうです。

大カツラの前で記念撮影

大カツラの前で記念撮影 

講師:長島成和((株)興林 環境調査部長)(林業技師(森林環境))
    アシスタント 魚住悠哉所長、松井琢郎

 現地の実習は、前日の座学の「赤谷源流の豊かな自然を観察し、わが国の水源と生物多様性を考える」をテーマに、.赤谷エリアの森林帯区分、生物多様性の観点から見た赤谷の森、渓畔林の重要性(必要性) 等を小出俣林道を歩きながら、具体的に植生の同定のポイントや森林土壌の調査の考え方などの解説がありました。  

 

 先生謹製の土壌サンプル

先生謹製の土壌サンプルです。

先生鍬入れの土壌断面

先生御自ら鍬入れの土壌断面です。草原由来の黒色土だそうです。 

自然林復元試験地の説明
スギ人工林からの自然林復元試験地では、赤谷プロジェクトの植栽に頼らない自然林の復元の取組及び復元の現状について不肖松井から説明しました。

  

 松井コメント
 老若男女、幅の広い方々が集まりました。午前は植物の同定教室となりました。皆さんいくつ覚えてるかな?

 午後は試験地での説明や渓畔林の説明など、良好な天候の元、皆さん気持ちよく受講をされていました。

 

報告者 長島先生の知見は圧巻! By まっちゃん

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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  2016年5月7日(土)~8日(日)  

5月赤谷の日

5月7日(土曜日)赤谷の日です。天候:晴れ 参加者:18人

   

赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名付け、サポーターとプロジェクト関係者による作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、そして、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場であり、この活動に毎月赤谷センターも参加しています。    

 

 

 ミーティング

朝のミーティングの様子 

里山整備

里山整備:葦の整理を試行錯誤しています

南ヶ谷 

南ヶ谷湿地で今年の取組を検討中 

 まだ時々寒い日がありますが日に日に暖かくなり、いきもの村の環境整備や各チームの取組も進めやすい時期です。赤谷の森も春の動物が活発に動き始めています。

 5月赤谷の日は日本自然保護協会 松井さんの司会進行のもと進められました。

  

1. 里山環境整備

 いきもの村の上部にある草原の整備を進めました。葦をどのようにして除去するか!試行錯誤しながら進めています。

 この日は特に女性陣が力強く葦の根を掘り起こしてくれました。

 今年は昨年以上に子供たちが走り回ってくれると期待します。

 

2. 歩道整備

  枯れ枝などを除去し点検しました。

 

3. 南ヶ谷湿地のモニタリング調査

 クロサンショウウオの卵塊調査をし、約1,000個確認できています。年々減少傾向にあるようです。ヤマアカガエルの卵塊も確認され、エゾハルゼミが鳴き始めていたなど色々な動物の動きが活発になってきました。

 

4. ホンドテンのモニタリング(糞のサンプリング調査)

 朝早くにムタコ沢林道で16 サンプル、日中に小出俣林道で3にサンプリング採取し、少人数ながらこの日2 路線をモニタリングしました。 

 主に下を向いて探しながら静かに歩くため、人の気配が少なくなるのか時々いろいろな動物と会います。この日はカモシカと遭遇したようです。 (^_^)v

 

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジが満開!

【自然の理】

 赤谷の日初日の打合せ終了後、地域協議会の松井さんが赤谷の森の周辺で撮影した「クロサンショウウオの卵塊を多数のイモリが捕食している」という貴重な映像をみんなで見ました。貴重な自然が多く残っている赤谷の森で、それぞれの命の営みの一部を目の当たりにできた貴重な時間でした。

 このような多様性の高い赤谷の森を後世に残していけるよう、微力ながらがんばります。

                                                                 報告者 ふじっきー

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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枠線です。

お問い合わせ先

赤谷森林ふれあい推進センター 
担当者:自然再生指導官 藤木久司
ダイヤルイン:0278-60-1272
FAX:0278-24-5562

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