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赤い谷のブログ 

2015年9月 

平成27年度関東森林管理局国有林モニター会議・現地視察 30日

渓流環境復元WG(第2回) 17日

千葉市立生浜中学校森林環境学習15日 

放送大学群馬学習センター学園祭 12~13日

企画運営委員会(第1回) 11日

自然環境モニタリング会議(第1回)

 10日

9月赤谷の日  5日

綾プロジェクト10周年記念シンポジウム   5日 

全国農村サミット2015 2日

職員紹介 

  

藤澤将志 

所長:藤澤将志 ♂

(スマイリー!フジサワ) 

 

まっつー 

自然再生指導官:

松井琢郎♂

(まっちゃん) 

 

藤木久司

自然再生指導官:

藤木久司♂

(フジッキー)

 

 

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スケッチ11月表紙

利根沼田森林のスケッチブック

2015年9月

2015年9月30日 

平成27年度関東森林管理局国有林モニター会議・現地視察

 関東森林管理局では、毎年、管轄区域内の国有林モニターを対象にモニター会議を開催し、国有林野の管理経営に関する情報の提供や意見交換を実施しています。今年は、国有林における生物多様性保全の取組の事例として、「生物多様性の復元」と「持続的な地域づくり」に取り組む赤谷プロジェクトを視察していただきました。 

平日の開催でしたが9名の国有林モニターのみなさんにご参加いただきました。

たくみの里「森の恵みと学びの家」にて、上野次長から開会の挨拶の後、所長からパワーポイントの資料を使って赤谷プロジェクトの概要を説明しました。

 

【内容】

・生物多様性は世界の課題

・赤谷プロジェクト概要

・赤谷プロジェクトの意思決定と合意形成のシステム

・「赤谷の森」の6つのエリア

・生物多様性の復元~赤谷プロジェクトの取組~

・持続的な地域づくり~地域の資源として

・終わりに

 

 

CIMG3085.JPG

自然林復元試験地(スギ)の視察

CIMG2443.JPG

松井企画調整課長進行による意見交換会

CIMG3120.JPG

意見交換の様子

 

午後からはニホンジカ誘引試験地、自然林復元試験地(カラマツ、スギ)を視察していただき、その後、現地視察を踏まえた意見交換を行いました。

 

意見交換会では、国有林モニターのみなさんから、ご自身の活動と照らし合わせての質問や、広く森林・林野行政に関する質問・要望など、意識の高い活発なやりとりが行われました。

 

国有林モニターのみなさま、貴重なご意見をありがとうございました。

 

今後も色々な方との意見交換を大切にしていきたいと思います by 所長

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html  

AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより

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2015年9月17日 

渓流環境復元WG(第2回)

平成27年9月17日(木)13:30~16:30、今年度2回目の渓流環境復元WG会議が、利根沼田森林管理署1F研修室で行われました。 

 

【渓流環境復元WGとは】

赤谷プロジェクトエリア内の渓流環境の現況を把握するとともに、治山事業により防災機能の向上が図られてきた一方、それと引き替えに損なわれた渓流の連続性をできる限り回復させ、赤谷地域全体の渓流の生物多様性の修復を目指します。

出席者:10名

渓流環境復元WG委員   :中井 達郎(座長)、高橋 剛一郎

 (公財)日本自然保護協会 :横山 隆一、藤田 卓

関東森林管理局(計画課):川崎 美鈴、山口 健一

赤谷センター【事務局】   :藤澤 将志、松井 琢郎、藤木 久司

赤谷プロジェクトサポーター:田米開 隆男

 

次第

(1) 今年度のWGの検討項目及びスケジュールの確認

(2) 渓流環境の把握手法と活用方法の確立に向けた具体的なアクションの検討

(3) 2016-2020年度のWG活動計画

(4) 茂倉沢におけるモニタリング結果等の把握

   (報告:10年確立雨量超過について)

(5) 赤谷の森管理経営計画書2016-20の進捗と確認

(6) その他

   

資料 
  • 資料1 2015年度の渓流環境復元WGについて
  • 資料2 渓流概況調査の結果について
  • 資料3 2016-2020年度のWG活動計画(第1回WG資料)
  • 資料4 茂倉沢渓流環境モニタリング調査概要報告書(現時点)
  • 資料5 赤谷の森管理経営計画書2016-20の進捗と確認
  • 資料6 平成27年度第1回渓流環境復元WG議事概要(案)
  • 参考  赤谷の森・基本構想2015概要版 

 

 最近はゲリラ豪雨をはじめ、台風の意外な時期の発生や過去に経験のない豪雨など、環境が大きく変わってきているように思います。そんな中で防災と渓流環境復元の両立を目指す取組は非常に難しいと改めて感じました。

   課題に向けて今後も頑張ります!  報告者 フジッキー

 これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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2015年9月15日 

千葉市立生浜中学校森林環境学習

群馬県みなかみ町相俣 高原千葉村において、千葉県千葉市の生浜中学校に「森の探検ウォークラリー」を提供しました。。

2年生25名+引率の先生と快晴の元、モニタリング調査の疑似体験です。

今回の指導者は赤谷センター 松井、藤木 です。

8月後半から雨が多くなり天候が心配されましたが、驚かされるようなよいお天気と時々吹く涼しい風の中の絶好の探検日となりました。

 本日ガイドのまっちゃんとフジッキーの自己紹介のあと、安全事項をしっかりと確認し、本日の体験プログラムが始まりました。

フジッキー

おはようございます。フジッキーです。

 

4つのポイント

 ①ターゲット・アニマル(モニタリング体験)
 ②トレジャー・カード(無線機を使った宝探し)
 ③森の恵みともりのかけら(丸太きり体験、森の恵みを考えながら森のかけらストラップ作り)
 ④樹木の種子(樹木の広がり方を考えながら、種の模型作り)

昼下がりのジョニー

 ヒル対策はペアで仲良く (^_^)v

ターゲットアニマル!

    赤谷の森で撮られた動物の写真を双眼鏡とフィールドスコープを使って探す、モニタリング調査の疑似体験です。

 双眼鏡で

まずは双眼鏡を使って探してみよう。後ろの列の人、ちゃんと見えてる?

 

実物の動物はなかなか見られません。ターゲットアニマルでは体験用として、「赤谷の森」で実際にセンサーカメラに写った動物の写真を探します。

タヌキ、ムササビ、カモシカなどなど。

遠くて双眼鏡では見えないところは、フィールドスコープの出番。

いくつ見つけられましたか?

フィールドスコープ

 トレジャーカード!

  無線機の交信を楽しみながら、ヒントを元にグループごとにお宝を探します。

 使い方

 無線機を使う場合のルールです。「○○です。どうぞ!」

みんなで

どんなお宝見つけたか?みんなで確認!

 

無線機使用のルール!

○ 誰かがが話しているときはスイッチを押さない。

○ 相手が聞き取りやすいようにハッキリと話す。

○ 話し終わったら相手に「○○です。どーぞ」と渡す。

☆見つけたお宝「野生生物カード」に写っている動物はどんな動物なのか、持って帰って調べてみましょう。

森の恵みと森のかけら!

  私たちは普段、森からどんなものをもらっているか、考えてみましょう!たくさんあります。

 丸太切り

森の恵みの代表、スギの丸太を切ってみましょう。

お!なかなか筋がイイ!! (女の子です)

 

ストラップ

オリジナルストラップ完成

ヒノキのかけらからは磨くと「森の匂い」がします。手触りも柔らか(^_^)v

 

私たちの周りには木に関わるものはどのくらいあるでしょうか。普段、気にせずに森からたくさんのものを受け取っています。

○「テーブル」「ハシ」「家具」「空気」「水」… みんなで考えると数え切れないくらい色々あります。森と私たちのつながりはとても大きく感じます。

樹木の種子!

  木は自分では動けませんが、どのようにして広がってきたのでしょうか。みんなで考えました。

 松ぼっくり

「マツボックリ」もよく見ると形が違います。このマツボックリはどの木から落ちたのでしょう。

 

ウリハダカエデ-種

ウリハダカエデの種 鈴なりです。(今年の春に赤谷林道沿いで撮影)

 

種はどうやって運ばれるでしょう。

「落ちて転がる」「鳥が食べて遠くにフンとなって落ちる」「風に乗って飛ぶ」

「動物が運ぶ」などなど。

森と動物、人間との関係を考えました。

ロケットリーフ大会!& 閉会式

  「樹木の種子」で作った種の模型「ロケットリーフ」がどのように飛ぶか、体験します。

  さらに一番長く飛ばせた人には賞品があります!

 本番

それでは本番!まっちゃんの合図で一斉に飛ばします。

「準備はイイかな」「用意!」

閉会式

最後はみんなで閉会式。

みんな笑顔で終われました。

 

今年は高原千葉村で千葉市の中学生に森林環境教育をする機会が大変多くなりました。同じようなプログラムでも生徒ごとに違った反応がたくさん見られ、中には「なるほど!」と感心させられることもあります。

毎回が勉強です。                     報告者 ふじっきー

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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2015年9月12~13日 

放送大学群馬学習センター学園祭

平成27年9月12~13日(土、日)放送大学群馬学習センター( 群馬県前橋市文京町2-20-22)学園祭実行委員会からの依頼で、「放送大学群馬学習センター学園祭」に、今年も赤谷プロジェクトブースを設置しました。

 前日に展示ブースの設置を終えたところ、さっそく周りで準備を進めていた生涯学習センターのみなさんが興味を持って集まってくれました。

センター職員さん 

 学園祭が大いに盛り上がり、たくさんの方に赤谷プロジェクトのことを知っていただけたら、最高にうれしいですね。

                                報告者 ふじっきー

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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2015年9月11日  

企画運営会議(第1回)

平成27年9月11日(金)13時45分から赤谷プロジェクトの中で最も重要な会議である「企画運営会議」が、群馬県みなかみ町のみなかみ町役場新治支所3F会議室にて開催されました。

 

【企画運営会議とは】

第五条企画運営会議

赤谷プロジェクトの具体的な活動内容は関東森林管理局、NACS-J及び地域協議会により構成する「企画運営会議」により決定する。企画運営会議は年2回程度定期的に開催するほか、必要に応じ開催する。 

全文は、http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/policy/business/akaya_project/01.html

出席者

赤谷プロジェクト地域協議会:

 林泉(会長)、市毛亮、高橋文博

林野庁関東森林管理局:

 島内厚実(計画課長)、山口健一(企画官)

[利根沼田森林管理署]

 永井寛(署長)、伊與部智行(森林技術指導官)、小林安雄(総括森林整備官)

[赤谷森林ふれあい推進センター]

 藤澤将志(所長)、松井琢郎・藤木久司(自然再生指導官)

日本自然保護協会:

 横山隆一(参事)

 [自然保護部 エコシステムマネジメント室]

 朱宮丈晴(室長)、藤田卓、出島誠一

オブザーバー:

環境省 谷川自然保護官事務所:木村元(自然保護官)、小竹俊平(自然保護官補佐)

群馬県 利根沼田環境森林事務所:岡田彰一(次長)

みなかみ町:小池俊弘(まちづくり交流課エコパーク推進室)

次第

○ 3セクター代表挨拶

《連絡・報告》

a.自然環境モニタリング会議及び各WGの進捗報告 〈資料a〉

b.綾プロジェクト10周年シンポ出席の報告 〈資料b〉

c.環境省谷川自然保護事務所からのご報告 〈資料c〉

d.利根沼田環境森林事務所からのご報告 〈資料d〉

e.みなかみ町からのご報告 〈資料e〉

f.利根沼田森林管理署からのご報告 〈資料f〉  

《検討・相談事項》

1.赤谷の森管理経営計画書2016-20の進捗と確認 〈資料1〉

2.自然環境モニタリング会議のあり方について 〈資料2〉

3.赤谷プロジェクト活動報告会 企画案の検討 〈資料3〉

4.その他

 

前日の自然環境モニタリング会議の結果を受けて、今年度樹立される「赤谷の森管理経営計画」やこれからの自然環境モニタリング会議のあり方など、重要な事項が話合われました。

                                報告者 ふじっきー

 これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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2015年9月10日 

自然環境モニタリング会議(第1回)

 平成27年9月10日13時30分~17時00分 日本自然保護協会大会議室(東京都中央区新川1-16-10 ミトヨビル2F)にて、自然環境モニタリング会議(第1回)が開催されました。 

 

【自然環境モニタリング会議の目的】

 自然環境モニタリング会議は、各ワーキンググループ(WG)を統括し、プロジェクトの活動について科学的な知見に基づいた審議をおこない、総合的な方向性を決定することを目的としています。

〇 出席者(敬称略、順不同) 18名

【委員】 亀山章(座長/東京農工大学名誉教授)、梶光一(東京農工大学教授)、田中浩(森林総合研究所理事)、土屋俊幸(東京農工大学教授)、山﨑亨(アジア猛禽類ネットワーク会長)、中井達郎(国士舘大学講師)
【関東森林管理局】 井出光俊(保全計画部長)、島内厚実(計画課長)、山口健一(計画課企画官)
藤澤将志、藤木久司、松井琢郎(赤谷森林ふれあい推進センター)
【地域協議会】 市毛亮
【日本自然保護協会】 横山隆一、朱宮丈晴、出島誠一、藤田卓、外崎杏由子(記録)

 

■次第
主催者あいさつ

1 確認事項

  自然環境モニタリング会議の今年度の役割の確認と今後の予定

2 報告事項

各ワーキンググループ活動の進捗報告

  • 植生管理WG
  • 猛禽類モニタリングWG
  •  哺乳類WG
  • 渓流環境復元WG
  • 環境教育WG
  • 地域づくりWG 

3 議題  

  • 議題(1) 平成24年度に策定した5カ年の各WGの基本方針、活動目       

         標、行動計画の評価(自然環境モニタリング会議)

  • 議題(2) 地域管理経営計画の検討 

その他 

 

■資料
1 赤谷プロジェクトから自然環境モニタリング会議及び各WGへの検討依頼事項

1a 平成27年度のモニタリング会議における検討事項(平成26年度第2回会議資料)

1b 次期地域管理経営計画(平成28年度~32年度)策定までの各WGの基本方針 と平成27年度までに達成すべき目標と行動計画(平成24年度 三国山地/赤谷川・生物多様性復元計画推進事業 報告書)

2a  植生管理WGの今年度の進捗状況

2a1 平成24年度に策定した5カ年の各WGの基本方針、活動目標、行動計画の評価(植生WG)

2b  猛禽類WGの今年度の進捗状況

2b2 イヌワシ第2次試験地の設定について(案)

2c. 哺乳類WGの今年度の進捗状況

2c1 平成24年度に策定した5カ年の各WGの基本方針、活動目標、行動計画の評価(哺乳類WG)

2d  渓流環境復元WGの今年度の進捗状況

2d1 平成24年度に策定した5カ年の各WGの基本方針、活動目標、行動計画の評価(渓流環境復元WG)

2e  環境教育WGの今年度の進捗状況

2f. 地域づくりWGの今年度の進捗状況

3  平成24年度に策定した5カ年の各WGの基本方針、活動目標、行動計画の評価(自然環境モニタリング会議)

4  赤谷の森管理経営計画案

5  綾プロジェクト報告資料

6  平成27年度利根沼田森林管理署実行箇所面積集計表

 

各WGの取組事項や検討事項、そして赤谷の森管理経営計画の改定に向けた議論等が行われました。

                     議題てんこ盛り!       Byまっちゃん( ..)

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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2015年9月5日 

9月赤谷の日

9月5日(土曜日)は赤谷の日です。天候:曇り 参加者:11人

   

赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名付け、サポーターとプロジェクト関係者による作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、そして、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場であり、この活動に毎月赤セも参加しています。    

 9月赤谷の日は日本自然保護協会がホストです。出島さんの司会進行のもと進められました。

 

 時折指す日差しに動くと少し汗ばむくらいの心地よい気温の中、いきもの村の環境整備や各チームに分かれて調査を進めました。

赤谷の日メニュー  

1. いきもの村環境整備

 ①駐車場の整備

  駐車場スペースに利根沼田森林管理署から手配していただいた砂利をみんなで敷ならしました。これで秋から冬にかけて、車が滑って上れなくなる心配は解消です。ご協力いただいたみなさん、お疲れ様でした。

 ②歩道整備

  いきもの村内の観察がしやすいよう、歩道の刈り払いをしました。毎月の刈り払いの成果もあり、だんだん歩道の中は刈りやすくなってきました。あわせて地元から要望のあった県道沿いの草刈りも実施しました。

 ③水生生物の生息環境保全

  昨年試作した「新コブナ池」にも水生昆虫が見られるようになってきましたが、今回は希少になりつつあるクロゲンゴロウが泳いでました。

 

2.南ヶ谷湿地調査

 6月赤谷の日にヨシ刈りを実施したあとの植生にだんだんと変化が見られてきました。これから秋、冬、そして来春にはどのように変化していくのか、注意深く観察を続けていきます。湿地内ではクロサンショウウオの幼生やモリアオガエルのオタマジャクシ、コオイムシなど両生類や水生昆虫も数種類確認されています。また、湿地までの道中はミドリヒョウモンが各所に群れを作っていたのが印象的でした。

 

3.ホンドテンモニタリング

 赤谷の日が始まる前の早朝から調査を始めて2路線を実施しました。梅雨から続く雨にも負けず、未知の事柄の解明に向けて着実に取り組んでいます。 

 

 今年は酷暑の夏のあと長雨が続き、気づけば9月となりました。昨年は酷暑の夏のあとの残暑も厳しく、秋があっという間に過ぎて冬を迎えたような気がします。今年はどうなるのでしょう…。

 数年ぶりに南ヶ谷湿地周辺にセンサーカメラを設置し、どのような動物が湿地周辺を利用しているのか見てみることとしています。水辺や小沢などにはいろいろな動物が生活している雰囲気があるので、結果が楽しみです。

 

                                報告者 ふじっきー

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2015年9月5日 

綾プロジェクト10周年記念シンポジウム 

9月5日(土)13:00~15:30、 宮崎県綾町にある照葉樹林を舞台に活動している赤谷プロジェクトの姉妹プロジェクト「綾の照葉樹林プロジェクト」(綾川流域照葉樹林帯・保護復元計画)の10周年記念フォーラムが開催され、赤谷プロジェクトの取組について講演してきました。 

 

当日は、講演会場に赤谷プロジェクトの取組を紹介するブースを設置しました。また、みなかみ町が取り組むみなかみユネスコエコパークと情報発信拠点であるたくみの里「森の恵みと学びの家」のパネル展示も併設されました。

綾プロジェクトの取組について崎野健輔宮崎署長が講演した後、「赤谷プロジェクト~いのちを未来へつなぐ」と題して講演を行いました。

講演では、まず群馬県みなかみ町の概要を紹介した後、

・生物多様性は世界の課題

・赤谷プロジェクト概略

・赤谷プロジェクトの意思決定と合意形成のシステム

・「赤谷の森」の現状と6つのエリア

・生物多様性の復元の取組

・持続的な地域づくりの取組

などをお話しさせていただきました。

 

P9050063.JPG

200人入る会場が満席になりました!

P9050051.JPG

講演の様子

 

 

200人を超える満席の会場のお一人お一人の真剣なまなざしを受けて、力強く歩まれる綾プロジェクトの未来を感じました。

第二部に行われた「綾プロの10年 そこが聞きたい!これが言いたい!」では、綾プロジェクト関係者のほか、住民代表の方もパネラーとして参加され、お一人お一人の綾プロジェクトへの思いを聞かせていただきました。赤谷プロジェクトと似ているところ、違うところ、色々な発見と次に向けての気付きを与えていただきました。

赤谷プロジェクトも未来へいのちをつなぐ取組を全力で進めていきます!

綾プロジェクト関係者のみなさま、今後ともよろしくお願いいたします!

 

 

報告者 綾町の素晴らしいみなさんとの出会いに感謝です by 所長

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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2015年9月2日 

全国農村サミット2015 in みなかみ町

 平成27年9月2日(水)みなかみ町カルチャーセンター(群馬県利根郡みなかみ町上牧1735)において、第17回目の全国農村サミットが開催され、今年の主催者の「全国農村サミットinみなかみ町実行委員会」より協力の依頼があったため、赤谷プロジェクトのPRブースを作るとともに、各講演やパネルディスカッションを聞きながらサミットに参加しました。 

全国農村サミットとは

日本大学が生物資源科学部等の主催により、「全国農村サミット」を平成11年度から毎年度開催しています。

 近年は全体テーマとして「地域と大学の連携」を掲げ、大学の教育・研究を地域の活性化に資するとともに、地域における課題や活動を大学の教育・研究に活用するという互恵的な域学連携を追求してきています。

 平成24年度からは地域サミットとして各地で開催してきました。第1回から第3回まで日本大学の施設のあるゆかりの地で開催してきており、今年度は演習林のあるみなかみ町で開催したものです。

 

赤谷プロジェクトブース完成!

ブース

 情報満載(^_^)v

エコパークブースも!

 「みなかみユネスコエコパーク」ブースもにぎわってます!

パネルディスカッション

 パネルディスカッションの様子

 

 みなかみ町の豊かな自然とそこで営まれる農林業と観光をいかして持続的な地域を作っていくために、地域で活躍する人材育成をどのようにしていくか、現役日大生も参加して行われたパネルディスカッションは、時間をオーバーするほどに盛り上がりました。

                           報告者 ふじっきー 

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お問い合わせ先

赤谷森林ふれあい推進センター 
担当者:自然再生指導官 藤木久司
ダイヤルイン:0278-60-1272
FAX:0278-24-5562

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