雨が心配されましたが、なんとか曇りの中、多くのサポーターに参加していただき、大人数での朝の打合せとなり、賑やかな中で始まりました。
松井(初!)の司会進行で、最初に先月6月赤谷の日にサポーターのみなさんからご提案があった赤谷の森の季節の動植物の写真をたくみ小屋に掲示したことを報告しました。
今後も、サポーターのみなさんが撮影された写真を季節毎に更新していき、視察等で来られるみなさんにも赤谷の森の魅力を伝えて行ければと思います。
この日は、いきもの村の環境整備に加え、ホンドテン・モニタリングと南ヶ谷湿地の調査も行われました。
赤谷の日メニュー
1.歩道整備
歩道整備はいきもの村内の施設周辺、散策路及び県道の草刈りを進めました。
2.里山整備
里山環境整備は、歩行ルートと展望広場の草刈り及び落ち葉かきを進めました。入念に落ち葉かきをしたので、展望広場でヒルの被害に遭うことはずいぶん減るのではないでしょうか。また、草刈りも精力的に行い、展望広場もだいぶ広がりました。
3.池の調査
貯水池、こぶな池、新こぶな池の水生生物の生息状況を調査しました。オニヤンマのヤゴがたくさん生息していました。カトリヤンマのヤゴも見つけました。4月の赤谷の日にはあんなにたくさんいたマツモムシは不思議なことにほぼ姿を消していました。
赤谷プロジェクトサポーター自主活動
- ホンドテン・モニタリング調査およびモリアオガエル調査
〈ホンドテン・モニタリング〉
テンモニチームは、小出俣林道とムタコ林道の2ルートに分かれて踏査を行いました。いきもの村は一日何とか雨が降らずにもったのに、テンモニチームは、小出俣もムタコも、一時、バケツをひっくり返したようなどしゃ降りだったそうです。肝心のテン糞ですが、連日の雨でかなり流出してしまっていたようで、小出俣1サンプル、ムタコ3サンプルの採取にとどまりました。みなさま、お疲れ様でした!
〈南ヶ谷湿地調査〉
モリアオガエルの卵塊やクロサンショウウオなどの状況を確認・調査しました。
先月6月赤谷の日に精力的にヨシ刈りを行いましたが、ヨシ刈りをした跡が明瞭だったそうで、今後、効果のほどが期待されます。同じく、先月ウェーダーを着込んだ有志が精力的に浚渫を行いましたが、まさに浚渫してできた水面の真上にモリアオガエルの卵塊があったそうです。
また、とても幸運なことにモリアオガエルがまさに産卵しているところにも遭遇できたとの報告がありました。
作業のミーテンィング
夕方のミーティングでは、いきもの村環境整備について、それぞれの進捗状況を報告・共有しました。その後、モリアオガエルの卵塊調査やホンドテンモニタリングの結果等について共有されました。最後に赤谷プロジェクトやサポーターの今後の活動について共有しました。
その他の活動!
翌5日(日曜日)は、有志により、イヌワシの狩場創出のための皆伐試験地に自生している希少種の移植を行いました。有志の皆様、お疲れ様でした!
クロゲンゴロウやミズカマキリとか水生昆虫の王者にもいきもの村に住み着いてほしいな(*^_^*)
Byまっちゃん
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