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赤い谷のブログ 

 

2012年10月の記事

ほ乳類WG(第1回) 28日

赤谷の森自然散策 28日

横断幕設置 26日

南ヶ谷湿地現地確認 25日

企画運営会議(第1回) 24日

渓流調査 22日

生物多様性保全研修 15~19日

 韓国山林技術士協会視察 9日

赤谷の日 6~7日

渓流調査 5日

沼田北小「森の探検WR」 4日

森づくりフォーラム視察 2日 

AKAYAプロジェクト現地説明会 1日

 

 

職員紹介 

 

廣橋潤 

 所長:廣橋潤

 
 

石坂忠

自然再生指導官:

石坂忠

 

 

栗田喜則

自然再生指導官:

栗田喜則

 

 

 

サポーター等赤谷プロジェクト関係者が送るブログも見てくださいね。↓

赤谷の森・語ログ

 

 

赤谷を含む群馬県北部の国有林を管理する利根沼田森林官署のブログも山の魅力満載!↓

スケッチ11月表紙

利根沼田・森林のスケッチブック

2012年10月

 

 2012年10月28日  

ほ乳類WG会議(第1回)

平成24年10月28日13時10分~17時15分 群馬県高崎市「労使会館」にて、ほ乳類ワーキンググループ会議(第1回)が開催されました。

 

【ほ乳類WG会議の目的】

赤谷の森は、今までの調査からほ乳類の生息環境として比較的良好な状態で保たれていると考えています。赤谷の森がほ乳類の生息環境としてよりよくなるよう、”ほ乳類を指標とした生態系の現状評価手法の確立”“野生動物と人間の関係のあり方を探る”ことを目的として、様々な調査活動等を行っています。

 

今回の会議は、群馬県高崎市で開催されました。

ほ乳類WGでは、座長を今まで決めていなかったことから、今回、新たに梶光一先生(東京農工大学教授)にお願いしました。

 

主な議題は次の通りです。

1 今年度のほ乳類WGの検討項目、WG運営スケジュールの確認

2 赤谷の森の望ましい中長期的な将来像の検討

3 次期計画策定年の前年に達成すべき評価可能な目標の検討

  • 各モニタリング8年間の成果の共有
  • 今後のモニタリング目標及び実施計画の検討

4 赤谷プロジェクトエリア及び周辺部の鳥獣問題に関する意見交換会の検討

 今回は町等が行う獣害対策に対する赤谷プロジェクトの関わり方やホンドテンモニタリング調査の実効体制等について、時間ぎりぎりまで熱い論議が行われました。

 また、日頃から調査活動に協力してくれているサポーターのみなさんも駆けつけてくれました(なんと5名も!もちろんボランティアです)。

 サポーターのみなさんあっての赤谷プロジェクトです。今後ともよろしくお願いします。

 

写真を撮るのを忘れたByヒロハシm(__)m

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html

 AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより 

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 2012年10月28日  

赤谷の森自然散策(2回目)

 

今年度2回目となる赤谷森林環境保全ふれあいセンター主催の「赤谷の森自然散策」をみなかみ町川古温泉の近くにある小出俣林道で開催しました。今回は、定員20名に対して、30名近い応募があり、バスの乗車定員の関係から申し込みをお断りすることもありました。

 今回ご参加できなかった皆様にお詫び申し上げます。m(__)m 

※ 赤谷の森自然散策について

赤谷森林環境保全ふれあいセンターでは、赤谷の森の自然や環境のことを学べる機会として、年に数回赤谷の森自然散策を実施しております。

 

錦秋に染まった山々の紅葉。そして雨!

錦秋の小出俣

 担当者は、開催か中止かだいぶ悩みましたが!

 レインマム様 当日は雨60%ですぜ!

  雨でも結構(決行?)!とレインマム(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 そんな訳で、天気予想とにらめっこしながら、雨天時の内容に変更し開催しました。参加者は、27名から17名になりました。

 雨の中、参加してくださった皆様ありがとうございました。

 

 本日は、午後から雨が本降りとのことから、コースを半分にして、秋雨、錦秋の小出俣、冬支度する小動物等の痕跡などを探しながら、アップダウンの少ないなだらかな落ち葉の絨毯を踏みしめて、約2時間自然とのふれあいを楽しみます。

小出俣自然再生試験地(東電調整池)までの往復3kmの行程で(10:30~12:30))また、自然散策終了後は、豊楽まつりが開催されている「たくみの里」へ移動し、~14:30まで自由行動とし、各自昼食やたくみの里のイベントを楽むことにしました。(赤谷プロジェクトブースのPRも行いました) 

バスから降りた参加者7名をスタッフ一同!お出迎えです。 

ようこそ赤谷の森!ウエルカムです(^_^)/

本日は、ネイチャーガイドの長浜さんがご案内いたします。  

 

いよいよ開始

おととい設置した。赤谷プロジェクト横断幕のよこを通ってから小出俣林道へ入ります。

 

触ってみてください。

これな~んだ!(^-^)

触って匂いを嗅いでみてください。

春に葉がつく前に黄色い小さい花が付きます。

わかんない~。

アブラチャンです!

ミズナラの枝

林道にクリの枝が3本落ちていました。

 これな~んだ!(^-^)

この上に熊棚があります。熊さんがドングリを食べながら枝を折って、それをお尻に敷くつもりが、下に落ちてきたもの推測します。

おしそうなキノコ

おいしそうなキノコですね!

食べちゃいけませんよ!ツキヨダケです( 一一)

半分に割ると軸に黒い炭見たいなものがあるので簡単に見分けることができます。

よく、シイタケやムキダケと間違えます。

昆虫調査

試験地では、土壌昆虫の調査を行っていたウツイさんから、調査の目的や方法、採取したゴミムシの話を聞きました。(ウツイさんありがとうございましたm(__)m)

トラップは、200箇所設置しているそうです。お疲れ様です。

 

記念撮影

記念撮影!後半は、レインマムの呪いから解き放たれて、雨が上がりました。

 

錦秋の雨!楽しいひと時を過ごすことができました。 

そ~れから!雨の特典!「たくみの里」 

トイレ休憩と昼食を兼ねて、たくみの里へきました。

ここでは、赤谷プロジェクトPRブースが仮設置してあります。

皆さん1時間休憩します。

ん!なんかやってるぞ!

ミニジャズコンサート

ミニジャズコンサートだぁ~~!

おととい設置した横断幕の横でミニコンサート!

 

とても良い位置で赤谷プロジェクトの横断幕が!

なんか!スポンサーになった気分です(*^_^*)

通り過ぎる人も「赤谷プロジェクト」ってナンダロウ?

っと!ひそひそ小声が聞こえます。

 

 

トン汁無料

トン汁が無料で食べれました。

冷えた体にトン汁!ご馳走様でした。

 

参加者の声!(アンケートより)

  • けもの道、ヒキガエルの観察が良かった。
  • 森へ行っても、木の実の森での生かされ方など、思いもよばず、はじめて学んで大変興味がわき面白かった。
  • 何事も奥が深いとは知りつつも山に入れば山の~ と勉強になりました。
  • 今まで参加した自然観察会より、一歩も二歩も味のある会でした。
  • 長期にわたる地道な活動であるけれど、貴重なプロジェクトだと思った。
  • 木の実の食べ方によって何の動物が食べたかわかる等、説明が面白かった。
  • 人間も多くの生き物の1種類にすぎないと改めて思った。
  • スギの伐採地が復活するといいな。
  • 説明が楽しい。  
  • 雨天気でも観察会が実施できたことは大変良かったと思います。
  • 自然環境が動物達に必要であることがよくわかりました。
  • 動物の動き、植物の種を森の動物達が運ぶことなど勉強になりました。これからは、注意して散策やハイキングを楽しみたいです。
  • ただ山を歩くのと、今回のように色々と教えていただきながらの散策とではずいぶん違いました。楽しかったです。
  • 一泊で夜のライトセンサス、コウモリ調査体験なども実施してほしい。
  • たくみの里のイベントに参加できてとても良かった。  
  • ワシ、リスなど動物も見られるといいな。 
  • 春夏秋冬シーズンを通じて行われると変容がわかり、もっと楽しく有意義な観察会が出来ると思います。
  • 旧三国街道も歩きたい。       

 ネイチャーガイドの長浜様!参加者のみなさん大変喜ばれていました。ありがとうございました。 

 参加者のみなさん、雨の中参加いただきありがとうございました。風邪引かれないことを祈っています。

 次回は平成25年2月17日(日曜日) 「冬芽の観察とアニマルトラッキング」 いきもの村で待っています。

 

  石坂自然再生指導官殿 準備からお客様への気配りまで!お疲れ様でした。m(__)m 

  レインマム殿 適切なご判断!感服したしました。 by マムの子分 栗ちゃん 

 

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html

 AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより 

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 2012年10月26日  

横断幕設置しました!

赤谷プロジェクト広報活動の一環として、作成した横断幕等を設置してきました。

小出俣林道ゲート

小出俣林道ゲート脇に赤谷プロジェクトの横断幕設置!

 

たくみの里

たくみの里

11月3日赤谷プロジェクトブースオープンへ向けて、準備してきました。

イベントの詳細は、⇊

http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/kanto/akaya_fc/news/index.html

パネルを設置

パネルを設置して!

総合案内所入口から見た様子

総合案内所入口から見るとこんな感じです。

 

赤谷プロジェクト情報発信ブースのオープンが楽しみです。

本日は大工の棟梁!by栗ちゃん!

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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 2012年10月25日  

み~~つけた!

こんにちは!オッス!(*^^)vです。 ごぶたさです!

今日は、南ヶ谷でみ~~つけた!です。( ..)φメモメモ  

シダ類の紅葉

シダも紅葉

リンロンテープ

答え!熊の皮剥ぎ防止用に巻いた。リンロンテープです。

さらにこのテープは、成分分解テープなので、環境にもやさしいのだ!

熊さんの冬眠を願って!by冬眠しない栗さん

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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 2012年10月25日  

南ヶ谷湿地周辺の間伐事業現地確認

利根沼田森林管理署の「平成24年度造林事業請負事業保育間伐」で実施した南ヶ谷湿地周辺の間伐が終了しましたので、利根沼田署のみなさんと現場を担当して下さった事業体のみなさんと一緒に現地確認に行ってきました。

間伐前の現地立会の様子は、赤セブログ平成24年7月3日「南ヶ谷湿地湿周辺の間伐事業現地立会」掲載

http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/akaya/blog201207.html#120703

晴天の秋晴れの中、間伐により、木漏れ日が届く中すっきりとした林内で間伐後の状況を確認しました。

 

確認のポイント!

  • 湿地周辺の調査木の残存状況
  • 搬出による地表面の状況
  • 枝等の林内への残存状況
  • 搬出路の状況等

 

以下写真で判断してください。(*^_^*)

 

 

木漏れ日2

いい仕事していますねぇ~~!

伐根

うまく伐採していただきました。

土止め作業中

土止め、水切り作業の様子

 

現地確認終了!

 

赤セ所長よりコメント

 

通常より手間がかかったと思いますが、きれいな作業をしていただいたことに感謝申し上げます。

 

そんな訳で、来月の赤谷の日からは、通常通り土曜日も現地調査へ入れます。

 

作業してくださった皆さんありがとうございます。By感謝されたい栗ちゃん!

 

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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 2012年10月24日  

企画運営会議(第1回)

10月24日(水曜日)13時30分から赤谷プロジェクトの中で最も重要な会議(プロジェクトの意思を決定する機関であり、全てのプロジェクト活動の最終的な決定を行っています。)である「企画運営会議」が、群馬県みなかみ町「利根沼田広域観光センター」行われました。赤谷センターからは、この会議の重要な位置づけを認識しつつ、全職員(っといっても3名(-_-;))で臨んだのであった! 

 

【企画運営会議とは】

第五条企画運営会議

赤谷プロジェクトの具体的な活動内容は関東森林管理局、NACS-J及び地域協議会により構成する「企画運営会議」により決定する。企画運営会議は年2回程度定期的に開催するほか、必要に応じ開催する。 

全文は、http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/policy/business/akaya_project/01.html

会議は、赤谷プロジェクト地域協議会林代表幹事、関東森林管理局池田計画部長、日本自然保護協会横山常勤理事の挨拶からはじまりました。

 

今回は、赤セで作成した、赤谷プロジェクトの横断幕なども披露しました。(写真後ろ)

 

〇会議出席者  

 

  1. 地域協議会 :林、安田、松井、長浜、河合
  2. NACS-J        :亀山、横山、志村、出島、藤田
  3. 関東森林管理局:池田、入澤
  4. 利根沼田森林管理署:中澤、石坂、谷口
  5. 赤谷森林環境保全ふれあいセンター:廣橋、石坂(忠)、栗田
  6. オブザーバー
  • 環境省万座自然保護官事務所:黒江自然保護官、小林自然保護官補佐
  • 群馬県 利根沼田環境森林事務所:増田次長
  • みなかみ町:小池俊弘(環境課)
  • サポーター:山崎

 

〇主な会議の議題は次のとおりです。

 

(報告承認事項)

<報告承認事項>

1.2012年度AKAYAプロジェクト活動計画

事務局より説明、1年間の取り組み予定及び実施事項等を報告。

 

2.第1期とりまとめの進捗報告

赤セ廣橋より説明、未提出原稿への対応及び取りまとめ原稿表記(赤谷プロジェクトの名称及び年号について)の取扱について説明。

 

3.自然環境モニタリング会議及び各WGへの依頼事項の整理(資料3)

赤セ廣橋より説明、赤谷プロジェクトも発足9年目を迎え、各WGのモニタリング事項も多岐にわたり、調査の準備、実施に精一杯でその成果のとりまとめがおろそかになるといった問題が生じてきていることから、現在行っているモニタリング事項を整理し、その実施体制、優先順位等を精査し、プロジェクトとして優先的にモニタリングし、成果をださなければならない事項を決定、これらを自然環境モニタリング会議及び各WGに検討を依頼することとします。

 

4.各セクターからの報告・連絡事項

1)地域協議会:今後の運営体制について

来年2月の役員改選後に改めて、今後の地域協議会の運営体制等を検討したい。

 

2)関東森林管理局[赤谷センター]:たくみの里PRブースについて

「赤谷森林環境保全ふれあいセンターの赤谷プロジェクト広報戦略」を作成した。その中で11月3日にたくみの里「赤谷プロジェクト情報発信ブース」オープンするイベントを開催するのでのお知らせと協力をお願いします。また、今後イベント等で活用する横断幕、のぼりを作成したのでご披露します。

 

[利根沼田森林管理署]:今年度事業の進捗状況

平成24年度利根沼田森林管理署事業実行状況等について報告します。

 

3)NACS-J:資生堂ボランティア活動日について等

11月17日~18に資生堂ボランティア活動を赤谷で実施するのでお知らせします。

 

 

5.環境省及び自治体からの依頼・要望・報告・連絡など

1)環境省万座自然保護官事務所

国立公園法ができて60年以上経過し、今まで保護の立場を重視していたが今後はより利用の立場も検討し、利用と保護のバランスを考えた運営を検討している。 

2)群馬県・利根沼田環境森林事務所

県では、木材の生産量20万m3から10年後40万m3へと目標設定した。今後は森林経営計画を森林所有者がしっかりと立てなければ補助金を利用できない。また、渋川にある県産材センターでは、3mに採材すれば製材に利用できない形質の材も定額で買い取っている。県産材センターへの出荷は地元渋川に次いで利根沼田地域が多くなっている。

 

3)みなかみ町環境課

来年度は、みなかみ町で源流サミットを開催する。

 

<検討・相談事項>

6.プロジェクトにおける資料等(ルール化されたものや各WGの資料など)の整理及び共有方法について

AKAYAプロジェクトの様々な資料や研究成果が、常に一覧できる状況になっていないた め、資料の存在とその内容について円滑な情報共有ができていないことから、提案します。

 

<決定事項>

7.企画運営会議/調整会議の再構築~2つの会議の効果を高めるための工夫

(主な意見)

  • 調整会議は、短期的な困りごとを相談・処理する場であって、企画運営会議は、重要事項を決定する場である。調整会議では、各議題の持ち時間をテーマごとに考える必要がある。時間がないのにテーマが多ければ何も決まらない会議となってしまう。
  • 調整会議の議題を今回の会議のように、報告事項なのか、協議事項なのか等あらかじめ仕訳する必要がある。また、会議に出す前に事前に組織内で内容を検討し、さらに事前に事務局及び赤セで確認すれば会議の進行がスムーズになるのではないか。
  • 調整会議の出席者が要検討となっているが、議題の起案者とプロジェクト3者意外の出席希望者についてはどう考えているのか。
  • 希望者は、基本的に出席できる。例えば、調整会議であれば、議題の起案者と実施者は必ず参加することは必要。企画運営会議であれば、各団体であらかじめ必ず出席者を決めておくことも重要である。
  • 地域協議会だけでは処理できないことも調整会議で相談してもいいのか。
  • どんなことでも相談することは問題ない。

 

8.その他(5分)

赤谷プロジェクトも来年10年目となることから、何らかのイベントを考えてみたらどうか。

 

 

皆様お疲れ様でした。今回の会議はスムーズに進行し終了できました。事務局殿!お疲れさまでした。

by!必殺!メモメモ栗ちゃん( ..)φメモメモ

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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 2012年10月22日  

渓流調査

 渓流環境調査の目的
渓流環境とは、水流の状況、渓流の連続性、砂礫の状況などを指します。これらは渓流に住む生物やその周辺の植生にとって重要な情報であることから、赤谷プロジェクトエリア全域の渓流環境についてざっくりと把握し、渓流環境の生物多様性の保全・復元を検討するための基礎データとすることを目的としています。

 調査は、あらかじめ図面上で決めたポイントをGPSを使用し探し、渓流の幅や流れの状態等について調べます。

プロジェクトエリア全体で117ポイントを調査する予定です。

 

お魚調査?いえ、渓流調査です。

 本日も晴天!レインマム返上決定! (*^^)v

本日も良いお天気。爽やかな秋晴れの下、渓流調査が始まりました。

久しぶりに2班体制、1班は富士新田川、もう一班は以前やり残したムタコ沢の支流と西川下流に向かいます。

まずは富士新田川。赤谷川の合流点に近いポイントから調査開始。下流は川幅が狭く両岸が急な渓谷状です。 

 

おや?温泉の香り・・・ここは川古温泉にほど近く、しかも道から数十メートル低いので、温泉成分が染み出しているのかしら?

富2

温泉成分が周りの小石を固めて出来たものだそうです。 

 

いくつか堰堤を越えると、だんだん渓流が緩やかに。お、ヤマメを発見しました。

産卵のために頑張って遡上してきたようですが、ここでどうにもならなくなってしまったようです。雨が降るといいですね~。

 

ところで、ここから先、水がほとんど流れてないのですが。。。。

沢、間違えましたか?(by横山)

すみません、間違えたようです。ごめんなさい。(;一_一)  

本来のポイントに何とか戻ったあとも、ヤマメやイワナを横目に川を登り、富士新田川の調査は無事に終了。!(^^)! 

 

さて、ムタコ・西川隊はといいますと。

ムタコ沢はこんな感じで岩がごろごろしていたようです。

こんな岩をものともせず、ずんずん進んで午後には西川に入りました。  

 

おやおや、本日は赤谷湖が満水状態。西川の一番下流の調査ポイントはこんな感じ。なんだか幻想的ですね。水の少ないときに再調査です。

 

今日もいろんな渓流の顔が見られました。本日は14箇所終了。残り44ポイントです。

 

そこで!求む!渓流調査員!

 岩がゴロゴロ!気持はウキウキ!っの渓流調査へ!

赤谷森林環境保全ふれあいセンターは待っているぞ~!

 

渓流のブログは、私にまかせろっと!

決めたことは一直線!渓流命のBYヒロハシ(-_-)/~~~ピシー!ピシー! 

追伸:中井先生年内にお待ち申しております。m(__)m

 

 これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

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 2012年10月15~19日  

生物多様性保全研修(中央研修)

 

生物多様性保全研修に参加してきました。この研修は、10月15日~16東京八王子市、10月17日群馬県みなかみ町藤原~みなかみ町猿ヶ京温泉とった移動の多い研修でした。

 

  •  研修名: 生物多様性保全研修研修
  • 目的: 生物多様性保全を踏まえた森林計画の作成や森林施業を推進するため、生物多様性保全に配慮した森林の管理・経営の知識及び技術、関係機関等との連携・調整手法を習得させ、生物多様性保全と森林の持続可能な利用の調和を企画できる者の育成に資する。
  • 研修対象者: 地方公共団体及び森林管理局担当職員等
  • 人員: 18名(うち国有林野事業職員は10名)
  • 実施期間: 平成24年10月15日(月曜日)~ 平成24年10月19日(金曜日)(5日間)

 

 

10月15日(月曜日)森林技術総合研修所

国有林野における生物多様性保全の取組(林野庁経営企画課企画官:鈴木正勝)

民有林における生物多様性の保全及び持続的な利用の取組(林野庁計画課森林調査技術専門官:寺田宏)

主な質問等

  • 生物多様性の取組を社会全体で支えるための予算メニューは、どんな補助事業を利用したよいか。
  • 民国での、生物多様性保全の取組に違いがあるのはなぜ
  • 緑の回廊を民有林で行うための良い方法はないか
  • 保護林の設定は、国有林だけか。また、民有林でもできないか

 

里山林の生物多様性保全(栃木県自然環境課自然保護担当グループリーダー:津布久隆)

(主な講義内容)

  • 現在まで、荒廃した山を林業が復興してきた。
  • 江戸時代の里山はあまり木が生えてなかったが、生態系の危機があったとは思えない。
  • 種の多様性は、はげ山や若齢林・壮齢林等それぞれ、環境を好む生物がいるので、すべて広葉樹林である必要はない。
  • クヌギ・コナラの高齢級の山では、いいことがない
  • 更新地の管理は、ボランティアで苗木にピンクテープを付けていただいている。
  • コナラの天然更新地では1ヘクタール/3000本あればいい。
  • シカの食べる高さは、1.6mであるので、1.6m以上を伐り株立ちさせる施業がある。
  • シラカシの細い木は、ナタの柄等に利用し、さらに細い部分は、ドラムスティックなどに利用されて、非常に歩留まりがよい。

など里山の皆伐による低林施業や抜き伐りによる中林施業への改良等経営が成り立つことを前提とした里山林の管理手法を実践的に説明いただいた。

 

スギ人工林を広葉樹林化するにあたって、中低木施業はアイデアとして、広葉樹林化と猛禽類の餌場として一石二鳥の施業として赤谷プロジェクトでも検討の余地ありと考えました。一度植生WGなどで津布久先生をゲストスピーカーとして呼んでみたいと思いました。

ふつかめです。( ..)φメモメモ 

10月16日(火曜日)森林技術総合研修所

  猛禽類の生態と自然環境(アジア猛禽類ネットワーク会長:山崎亨)

猛禽類とは、形態行動等をわかりやすく、しかも楽しく教えていただきました。
(主な質問)
  • 地元の野鳥等団体から、猛禽類を保護するために工事の中止を受けているが、どのレベルまで対応したらよいか
  • イヌワシを保護する場合の一番良い森林施業はどんなものか

 

 

生物多様性に必要な取り組み~主体的能動的な保全~

(㈶日本自然保護協会常勤理事:横山隆一)

日本本自然保護協会の歴史、アンブレア種への注目、実効あるハビタットの確保と修復、生態系サービスの最大化を目指す、赤谷プロジェクト等様々な生物多様性への取組をわかりやく講義いただきました。ちょっと時間が足りなかった(T_T)

(資料にあった質問事項等)

  • 科学的知見を活かすとは、
  • なぜ統一的な教科書がないのか
  • 行政の守備範囲を超える方法とはこれらの質問について赤谷プロジェクトエリアで考えて頂きたい。

横山様ぜひ解答をください。研修生一同!

 みっかめです。( ..)φメモメモ

10月17日(水曜日)群馬県みなかみ町藤原

  元入会山の再生と活用~生態系サービス利用の現状と課題~(森林塾青水代表:清水英毅外)

(主な講義内容)

  • 「水源地域の自然環境資源を持続的に利用管理する仕組み」の実践し、具体的には(ア).元入会山(茅場/ススキ草原と薪炭林/ミズナラ林)の再生と活用(イ)古道の再生と活用(→フットパス)(ウ)古民家の再生と活用(→教育旅行、山村文化体験)
  • .利用の促進(特に、新用途開発)と管理(野焼き茅刈り除伐)の徹底
  • .新たな担い手の確保(ア)老→壮→青(若手につなぐ=地元も都市住民も)(イ)点→線→帯(利根川つながり=流域コモンズの形成) 合言葉『飲水思源』

 

赤谷プロジェクトエリアに来ました。(小出俣自然再生試験地)

赤谷森林環境保全ふれあいセンターの取組(所長:廣橋潤外)

(主な質問)

 スギ漸伐区

  • 調査はどうやっているのか
  • 今は生えているものは、伐採後に生えたものか
  • 一列にあるピンクテープは、何の調査を行っているのか
  • ここへの植栽の計画はあるのか、また、何年たったら判断できるのか
  • 法令上の、植栽義務はないのか
  • ここの施業は漸伐とはいえない。小面積皆伐だ

 

カラマツ漸伐区

  • ここの箇所の一番近いブナ・ミズナラの林分はどのへんか
  • 広葉樹林へ戻すのはなぜ
  • 保帯のカラマツはいつ伐採するのか
  • このような試験を行っているところは、日本にあるのか

 

講義(旅籠しんでん)

  • 赤谷の日でサポーターは、どんな活動を行っているのか。また、赤セはどんな対応をしているのか
  • 赤谷の日の募集方法はどうやっているのか
  • 生物多様性の復元について、目標設定はどうのように行ったのか。また、本来いた生物はどうのように調査したのか。
  • 赤谷プロジェクトのゴールはあるのか
  • 復元と言っているが、生物環境が豊かになればいいのか
  • 今の状況での取組み目標は作っているのか
  • フィールドルールにある自己責任はどこまで認めているのか
  • 鳥獣保護区に指定されているのであれば、狩猟期間はどのようにボランティア対して注意を促しているのか
  • 赤谷プロジェクトエリア内の保安林率はどのくらい→6割程度
  • 人工林を利用するということであるが、伐った後の林業活動は行うのか
  • 地域協議会はどのように関わっているか
  • 赤谷のサポーターは、森林整備は行わないのか
  • 赤谷プロジェクトにおける林野庁の活動予算はどのくらいか

ヒロハシ所長殿お疲れさまでした。男は、だまってメモとりby栗ちゃん

さらにつづくのであった・・・・

よっかめです。( ..)φメモメモ

10月18日(木曜日)茂倉沢林道 

茂倉沢の渓流保全に見る森林管理(関東森林管理局治山課長:井口英道)

(主な質問)

  • 治山学会の流れは、現状の環境を維持できるやり方で(低ダム木ダム)いいのではないか
  • 費用はどのくらい掛ったのか

ほかにタクサン質問があったが、水の音で聞き取れず・・・・・・残念!(;一_一)

聞こえなかった?聞かなかった?どっちかかな?(;一_一)

 

クマタカの保全に見る森林管理(㈶日本自然保護協会出島誠一、赤谷プロジェクト地域協議会松井睦子)

(主な質問)

  • 6つがいの子どもは、成長した後どこへ飛んでいくのか
  • クマタカの移動距離はどれくらいか
  • 猛禽類の撮影等のマニアは、よく来るのか。また、そのような人はにはどうのような対処をしているのか
  • クマタカは人間や車、工事等の音に日々慣れてきているのではないか
  • 地方自治体と日本自然保護協会でコンタクトをとって、工事の調整等を行っているところはあるのか
  • クマタカの抱卵時期はいつですか
  • クマタカのハンティング場所の空間はどのくらい広ければよいのか

出島様、松井様お疲れさまでした。

いつかめです。( ..)φメモメモ 

10月19日(金曜日)群馬県みなかみ町猿ヶ京温泉

.森林生態系からみた生物多様性(東北大学大学院生命科学研究科教授:中静透)

(主な講義内容)

生態系サービス→人間が生態系から得る利益として、「物質の供給、調節、文化」と分類し、例えば旅館で出された食事に41種の生物が含めれていることやJリーグのエンブレムにシカ・タカ等の動物が利用されることも文化的サービスとして、生物多様性は、現在の文化にも」影響を与えているといった切り口の講義は興味をそそりました。

 

(主な質問)

  • 生態系サービスを拡大させることは生物多様性の保全に繫がると言っているが、例えば、草地(萱場)を復元している現場を見たが、これをスキー場に置き換えれば、ゲレンゲを夏場適切に管理することは猛禽類の餌場として有効であり、スキー場も生物多様性保全に貢献しているのではないか。
  • 国有林の緑の回廊に今後民有林を加えて、長い回廊を設定することになっているが、動物が、移動することによって、野生鳥獣の農作物等への被害やその地域にいなかった珍獣害獣等が増える心配はないか
  • 生態系サービスを最大化することはいいことか
  • 生物多様性の保全に当たって草の根的な目標とはどんなことをいっているのか

 

中静先生大変勉強になりました。適切な回答ありがとうございました。

 

そんな訳で、生物多様性保全研修を修了しました。

研修生の皆さん!赤谷プロジェクトへ遊びにきてください。

研修を受講してレベルupupupupup! by栗ちゃん(@_@;)

 

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

http://www.nacsj.or.jp/akaya/sup_index.html

 AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより  

  

 2012年10月9日  

韓国山林技術士協会視察

 韓国山林技術士協会の皆様が赤谷プロジェクトの視察に来られました。

 

視察の目的(以下依頼文より抜粋)

当機関は、現在韓国山林庁の依頼を受け「加里王(ガリワン)山遺伝資源保護区域保全・復元方法研究」を行っております。加里王山は韓国の江原道にある山で、2018年に開催される平昌冬季オリシピックの滑降競技場予定地です。
この研究における海外事例調査の一環として赤谷プロジェクト全般に対する資料収集および見学ができるよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

見学日時 2012年10月9日 代表者鄭圭元(Jung Kyo-won)他6名

いきもの村で~~す。

初めは、所長から挨拶、

アンニョンハセヨチョヌンヒロハシラゴハムニダ

(こんにちは!私の名前は廣橋です。)

 

と一夜漬けの韓国語を栗ちゃんと練習した成果を早速ためした所長だった。おっと受けている。(*^_^*) 

職員紹介で、早速私も

アンニョンハセヨチョヌンクリタシラゴハムニダ

と言ったところ、なぜか私の挨拶のあとに通訳が入っていた。(--〆)

ちょっど!アキダ弁がはいっだがぁもしれねっすなぁ~~。 

 

 

そんな訳で、所長から赤谷プロジェクトの概要説明(通訳付き)後に質問を受けました。

主な質問

  • 赤谷プロジェクトエリアの新潟側のグレーの色の部分はどんな取扱か。また、なぜエリアに入っていないのか。
  • 日本何度か来て、日本の森林はスギ・ヒノキが60%を占めていると聞いている。赤谷プロジェクトの説明を聞いて、天然林を復元していること聞いて安心した。
  • 赤谷プロジェクトは、治山・砂防等の研究は行っていないのか。
  • エリア内の3000ヘクタールの人工林はどれくらい、自然林に復元できたのか。
  • 赤セ職員は、何いるのか。
  • 国有林の管理はどこで行っているのか。
  • 自然林に帰るまでにどのくらいかかるのか。また、人の手は入れないのか
  • 局・署・赤セでは、事業の実施にあたりトラブルはないのか。
  • 2004年に赤谷プロジェクトをはじめようと最初に言いだした人はだれか、また、この取組が出来たのは誰の影響力が大きかったか
  • 同じような取組は日本国内で行って普及しているのか。
  • なぜ、普及しないのか
  • エリア内の保安林率はどれくらいか。

 

 

 

炭窯の説明

炭窯の説明

 

韓国でも炭はもちろんたくさん作っていますが、白炭が主体だそうです。

 

さすが、おいしい焼き肉には白炭ですかねぇ~(●^o^●)

そう~れから、お昼は、たくみの里で~す。

赤セがたくみの里に設置(仮設置中)している赤谷プロジェクトPRパネルの説明しました。

 併せて、赤セの森林環境教育の取組なども説明し、ロケットリーフ等のアイテムも紹介しました。

ロケットリーフの説明

環境教育の取組を説明。

 

㈶みなかみ農村公園公社阿部常務理事様から「たくみの里」の取組を説明していただきました。 

  • ここに住んでいる人たちは、それぞれに技術を持っているのか。
  • たくみの里を作るのにどこからどのような補助金が出ているのか。

  • 年間の運営費はどのくらいかかり誰が出しているのか。
  • 住んでいる人の平均年齢はどのくらいですか。
  • 住んでいる人同士で、収入に差があると思うがそれで、もめることはないか。
  • みなかみ町の景観条例等について知りたい。
  • 赤谷プロジェクトのPRパネルの電子データがほしい。 

さらにそ~れから視察団は、最終目的地の小出俣林道へ 

小出俣では、初めにスギの列状間伐施業地から視察を始めました。

視察団は、スギ林の蓄積や列状間伐の搬出方法に非常に興味をもたれ、視察団で議論が始まりました。

 

言葉がよくわからず( 一一)以下省略。

 

山林技術士協会の皆さんは、韓国で山林調査を行っている会社の社長さん達ですので、調査方法や施業について熱心に聞いていました。

 

最後は、小出俣自然再生試験地に来ました。

試験地の概要を説明したところ、様々な質問がありました。

 

主な質問

  •  試験地の植生調査の時期は何月に実施しているのか。
  • 個人的(李)な意見だが、土中の埋土種子あるので、伐採幅を広くしたらどうか。
  • 試験地の幅をかえてあるのは何故か。
  • 樹種の成長に光量よりも木本類のあるなしが重要であることから、草本類の調査はそれほど重要とは考えにくい。
  • 光量があると、草本類が多く繁茂し、目的樹種の成長を阻害することから、早く自然林に復元したいなら人的な刈払いなどを何故おこなわないのか。

 

記念撮影

皆様お疲れさまでした。通訳のキム様本当にお疲れさまでした。

 

韓国語を勉強しなければと思った(@_@;)

~アンニョンヒ カセヨ(さようなら)~By栗ちゃん

これからもどんどん、赤谷プロジェクトの様々な取組を紹介しますので、よろしくお願い致します。

また、赤谷プロジェクトでは、サポーターを随時募集しています。

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 AKAYA(赤谷)プロジェクトホームページより 

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 2012年10月6日  

10月赤谷の日 

  9月6日、7日は赤谷の日です。

今月の赤谷の日は、晴れ・曇り夜は雨でした!だいぶ秋の気配が深まり、長袖シャツが必要となっています!

 

赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名づけ、サポーターとプロジェクト関係者による作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、そして、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場であり、この活動に毎月赤セも参加しています。 

 

10月6日(一日目)

 本日は、晴れです!(参加者:12名)

初日は、 全員参加の活動で、いきもの村水槽横の側溝板の交換及びアトリエまでの草刈りを実施しました。 

自然散策路は、県道からアトリエまで歩道の草刈りをおこないました。   

側溝の板の交換では、古くなった板を外し新しい板と交換しました。

 

いきもの村の水槽から伸びる側溝(堰)は、排水のための側溝ではなく、水槽と同じ高さで水が溜まるようになっており、倉庫の後ろの林まで伸びています。これは、この側溝内を両生類の通り道とするために設置したものです。

 

作業の途中で、水槽に来ている水を一時的に止めたところ、ホース内にエアが入り水が出なくなったことから、ホースのエア弁等を探し、新たにエア弁に杭等表示しました。

そこで、今後のこともあり、いきもの村の飲料水マップを作成しました。 

 

夜のミーティングでは、今後の赤谷の日のあり方について意見交換しました。

主な意見

  • 赤谷の日が地域のためになるような、意義のある活動にした。
  • エリア内の観察会を実施するとか。
  • 観光に結び付けることができないか。
  • 地域の方と毎回ふれあえるような取組にしたい。

いきもの村飲料水

10月7日(晴れ)

 

本日も、晴れました。(参加者:9名)

朝7時からいきもの村で自然観察等の活動開始。 

 

その後は、テンモニと南ヶ谷湿地、豊凶調査に分かれて活動しました。

 

テンモニ調査:サンプリング5個(赤谷林道)クマダナを2か所発見しました。

南ヶ谷湿地調査:水面の水位が下がっていました。クロサンショウウオ、モリアオガエル確認しました。

豊凶調査:トラップには入っていませんでした。残念(T_T)/~~~

 

 〇ミーティング時の主な意見

  • 11月15日~2月15日に狩猟期になる。罠については11月15日~3月15日になっている。
  • 現在設置しているムササビの巣箱が痛んでおり、利用していないので取り外すことにしたい。(サポーターから新しい巣箱を作って交換してはどうかという意見あり。この意見を採用することとしたい。)
  • 大峰林道のカキランのところに立てていた杭が倒れていたので、トラロープをつけて立てていただきたい。
  • 今回、いきもの村上の歩道整備をしたが、冬に蔓を切るという話しがあった。サルナシ等の蔓があるので全部切るのではなく、残せるものは残してほしい。

 

皆様お疲れさまでした。来月は11月3日~4です。

来月またお会いしましょう!

 赤谷の日を盛り上げるぞ~~!By応援団長栗ちゃん

 

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 2012年10月5日 

渓流調査

 渓流環境調査の目的
渓流環境とは、水流の状況、渓流の連続性、砂礫の状況などを指します。これらは渓流に住む生物やその周辺の植生にとって重要な情報であることから、赤谷プロジェクトエリア全域の渓流環境についてざっくりと把握し、渓流環境の生物多様性の保全・復元を検討するための基礎データとすることを目的としています。

 調査は、あらかじめ図面上で決めたポイントをGPSを使用し探し、渓流の幅や流れの状態等について調べます。

プロジェクトエリア全体で117ポイントを調査する予定です。

 

本日は、法師沢です!

 本日は、晴天!レインマム返上?

絶好の渓流調査日より。法師沢をメインに余裕があれば、西川か赤沢か、などと考えながら出発。

 

法師沢は沢幅が狭く、流量が多い、所々に滝があり、しかも両岸が急峻で迂回する場所がない。ということで、沢を登ることはあきらめ、沢沿いを通る歩道を歩き、調査ポイントで沢を降りる方法で調査を実施。

 

うっすらと色づく三国山の稜線をみながら歩道を歩きます。

 

 

  一番上流の調査ポイント

 

午前中の調査は順調に進み、お昼には法師沢全6ポイントの調査を終了。

 

この好守備に気をよくし、午後は西川を経て赤沢に調査に入ることを決定。 

 

しかし、西川を経て、赤沢に入るあたりですでにこの決定を後悔。

滝だ! (@_@;)

さらに滝が!

赤沢に入ったらさらに滝が!(@_@;)

 

 

その上には、堰堤まであった!(;一_一)

 

 

 

 

 

さてと、どこから回ろうか・・・立ち尽くす調査隊。

 

廣橋調査隊は、この苦難をのりこえることができるのか?

(正式に滝をのりこえます)

 

この続きは、次回に続く。?

そんなことは、ありません( 一一)

赤い谷のブログは、一話完結です(*^_^*)

 

では、話は続きます。 

・・・・・・・・・という訳で根性で堰堤クリア!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

 

レインマム得意の気合いですか。(;一_一)

 

 

 

そんなこんなでようやくたどり着いた最終調査ポイントの右岸は、昔、地すべりか何かがあったのでしょうか、見事なサワグルミの一斉林でした。

 最終ポイント

最終ポイント到着。

本日の調査ポイント数は11箇所 

渓流調査完了まで、残り58ポイント。渓流調査隊参加者随意時募集中!

 

赤谷渓流調査隊の活動はまだまだ続くのであった。

赤谷渓流調査隊長Byヒロハシ

 

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 2012年10月4日  

沼田北小学校「森の探検ウォークラリー」

群馬県みなかみ町高原千葉村に、同校の5年生47名(教員3名)を対象に森林環境学習「森の探検ウォークラリー」を実施しました。

 

  本日はお日様が輝き絶好の森林学習日和になりましたよ。

初めは、5年生の実行委員の司会進行で、開校式が始まりました。 

実行委員長の挨拶、そして、校長先生の挨拶 

そして、赤セ所長の挨拶!(*^_^*)出番ですよ!

私の名前は、ひろ~~~~~~はしです( 一一)

ちょっと、長かった!(とは、言っていません)不正解(--〆)

 

正解:私たちは、1万ヘクタールというひろ~~~い赤谷の森で生物多様性活動に取組んでいます。ハイ(●^o^●)

そーれから

指導者の紹介、そして、栗ちゃんからの森の探検ウォークラリーのルールについて説明しました。

栗田説明

栗ちゃんの説明

 

森の探検ウォークラリーは、4つのポイントを班ごとに順番に回り、解説を聞いたり、双眼鏡等を使用して、森の生物を探しながら体験を学習します。

 

←ポイントごとにそれぞれ設問があるので、「探検シート」をよく見て回答に答えながらまわってください。(^^)ではみんな元気に頑張ろう! 

森の探検ウォークラリーの始まりです!

テーマ「森の贈り物」 

森の贈り物はどんなものがあるのかな。

ハイハイハイハイ! 

そこのあなたとあなた・・・・・・・・・・! 

「水、木・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いっぱい」 

たくさんの答えありがとうございます。

ここでは、木材としての利用や食べ物、森林と人間生活との関係を利用の面から学習しましょう。

色々あるけど目に見えないものものもあります。

 

考えてみよう(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

テーマ「ターゲット・アニマル」新プログラムです。

ここでは、フィールドスコープと双眼鏡を使用し、ゲレンデ内に設置してある動物の写真をはじめに双眼鏡で探し、その後に倍率の高いフィールドスコープでその動物を確認します。自然の中で双眼鏡等を使用した観察方法を学びましょう。

第二ポイントは、沼田北小の先生に担当していただきました。(赤セは三人しかいません(T_T)求む!自然再生指導官1名:先着順!)

みんなで探そう

なかなかみつからないなぁ~( 一一)

隠れミッキー

おっ~~~と

あれは、子どもたちのそばの木に

「隠れミッキー発見!」

隠れミッキーは、意外と近く、肉眼で確認できるすぐそばに配置しました。

 

遠くばかり見ている探せませんよ!探しているものは意外と近くにあるものです。観察の時は、足元もしっかりと探すのも重要な要素です。

 

全員がみごと、「隠れミッキー」を発見することができましたよ。

おめでとうございます(*^_^*)

 

テーマ「森の生き物」

森には、たくさんの動物などが住んでいますが、なかなか人間の目に触れることはありません。しかし、センサーカメラを使用すると動物の生態をキャッチすることができます。

 

これが、実際に撮影した動物です。

  • ウサギ
  • リス
  • クマ
  • キツネ
  • タヌキ
  • ネコ!にゃんこ?・・・・・(;一_一)

 

人間もカメラの前をとおると写っちゃいますので設置してあったら気をつけようね。

 

夜、活動する動物を撮るのは難しいし、ひとりだと怖いからセンサーカメラーで撮影するんだ!

 

さぁ~!実際にセンサーカメラを設置してみましょう。

 

1ヶ月後に設置後の結果を報告しますから楽しみにね!

テーマ「樹木の種子」

動けない植物が、子孫を残すためより遠くへ種子を運ぶために風や昆虫、動物等を利用しています。初めに、この辺からタネと思われるものを探そう!

これは、アカマツの松ぼっくり、これはカラマツの松ぼっくり、これは栗のイガっと!(*^_^*)

 

種は、リスなどよっても運ばれます(ここで、最近仕入れたテン・リス・ムササビ等の木像が活躍です。) 

それほしい~~~!おじさんの商売道具はあげられません(--〆) 

 

また、最近はみんなの足によく、くっついているものがありませんか? 

は~い「ばか」です。

そうですね。ばかですね~~~!(;一_一)

 ちなみによその地域では「ひっつきむし」とも呼ばれています。

群馬県は「ばか」と呼ばれていること多いみたいです。ちなみにばか以外に「どろうぼう、ぬすっと、勲章、ばくだん、いっとるべぇ」等様々な呼び方があります。ばかという呼び名は結構多くの地域で使われています。

 

ばかの正体は、「チチジミザサやキンミズキヒキ」など様々な種類があります。 

 

最後は、空飛ぶタネの模型「ロケットリーフ」を飛ばしておしまいです。 

ロケットリーフは、カエデの種子の模型です。とてもよく飛びます。

ロケットリーフ

所長のかけ声のもと全員で滞空時間を競いました。勝者にはささやかな副賞付きです。がんばって!

 

沼田北小のみんな楽しかったぁ?機会があったらまた遊ぼう!

By森の遊び人栗ちゃん(*^^)v

 

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 2012年10月2日  

NPO法人森づくりフォーラム等視察

 平成24年10月2~3日NPO法人森づくりフォーラム松井事務局理事外2名が赤谷プロジェクトの視察に来ていただきました。

視察の目的は、市民向け森づくり講座の新規企画のためです。

 

赤谷プロジェクト広報戦略の一環として、森林林業等関係団体へ視察等の案内文を送付しました。今回は、その案内文を受けて、赤谷プロジェクトへの視察に来ていただきました。  

赤谷プロジェクトの概要説明

 

群馬県みなかみ町北部、新潟県との県境に広がる、約1万ヘクタール(10km四方)の国有林「赤谷の森」を対象に、地域住民で組織する「赤谷プロジェクト地域協議会」、林野庁関東森林管理局、日本自然保護協会の3つの中核団体が協働して、生物多様性の復元と持続的な地域づくりを進める取り組みです。

正式名称は「三国山地/赤谷川・生物多様性復元計画」といいます。利根川の支流、赤谷川上流域一帯で行われることから、「AKAYA(赤谷)プロジェクト」と呼んでいます。 

 

 

茂倉沢2号ダム撤去現場見学

 

治山事業による防災機能の向上と引き替えに損なわれた渓流の連続性を回復させ、生物多様性の修復を行います。防災機能を果たす一方で渓流の連続性を阻害している治山ダムの中央部分を撤去して人工的な渓流の段差を解消し、その後の土砂移動や生物の生息状況の変化を注意深く観測しながら、防災機能と生物多様性を両立させる治山事業をすすめています。

 

  

 

 

小出俣自然再生試験地

 

人工林を自然林に復元することなどを通して、様々な動植物が生息・生育できる生物多様性の高い森林をめざします。植生調査により自然林と人工林の分布や森林の特性を掴むとともに、単調な人工林を部分的に伐採した後、自然の復元力により広葉樹などの進入を促して、本来の多様な樹種からなる森林に誘導する試みに取り組んでいます。

 

視察団のコメント

  •  スギ人工林で実践できる生物多様性の施業方法などをボランティア活動に取り入れたい。
  • 森づくりフォーラムでは、様々な研修講座を行っており、生物多様性と人工林といった観点で赤谷の森での講座を検討したい。
  • 試験地での伐り方は面白いので、ボランティアでも実践できるように紹介したい。

 

10月3日

旧三国街道三坂線~新潟側三国トンネル

旧街道を歩きながら、赤谷プロジェクトエリア内の自然の素晴らしさや地域づくりのへの取組を説明しました。

視察団のコメント

  • 平標山とかにはよく登ったが、旧三国街道の素晴らしさが実感できた。関係する山行きの会へ紹介し、秋の旧三国街道ツアーを企画したい。

 

皆様お疲れさまでした。赤谷プロジェクトの取組及び周辺施設の良さをを知っていただきありがとうございます。次はたくさんの皆様を同伴して来てくださるようお待ち申し上げます。(*^_^*)

赤セ営業担当By栗ちゃん

 
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 2012年10月1日  

AKAYAプロジェクト現地説明会

 平成24年9月27日13時15分~14時40分小出俣自然再生試験地及び川古温泉にて、第1回AKAYAプロジェクト現地説明会~自然林復元に向けた取り組み~が、日本自然保護協会の主催で開催されました。
参加者は地元の方を中心に10名程度、スタッフも含め総勢20名となりました。

 

当日は台風も通り過ぎ、歌晴れの下でのさわやかな現地説明会です。

 

初めは、昨年設定したスギ漸伐試験地に行って、この試験地の目的やどんな調査をしているかを説明しました。

 

 

 

亀山先生

これはブナの4年生の雅樹です。

ブナのここの部分に芽鱗(ガリン)痕というのがあってこれがいくつあるかを数えると、この稚樹が何年生かが分かります。(by亀山)

 

 

 

続いて平成18年に伐採したカラマツ漸伐試験地へ


伐採した後、何もしなくても、6年も経つとこんなに木が生えてくるんです。

質問!(^_^)/

  • 自然に木が生えてくるのを待つのではなく、植えることはしないのでしょうか
  • 植えるには、手間がかかります。まず、苗木を作って、穴を掘ってそれを植えて、それから、植えた木以外のものが生えてくるのでそれを切らないといけませんよね。とても手間がかかるじやないですか。そんな手間をかけられますか?(--〆)

(・_・;)う~ん、なるほど。

 

 

現地説明の後は、川古温泉浜屋旅館に場所を移し、赤谷プロジェクトの取り組みや研究の成果をどうすれば地域振興に活用できるのか、を議題に意見交換を行いました。

 

  • 今回のようにしっかりた説明者がいれば観光につなげることも可能だろう。
  • せっかくの機会に地域の人があまり参加していないのは残念。
  • 赤谷プロジェクトの取り組みはもっと多くの人に知ってもらう必要がある。

などなど。


いただいた貴重なご意見は、今後のプロジェクトの活動に役立てさせていただきます。参加者の皆様、ありがとうございました。

いやぁ~続けて2回も担当しました。(*^_^*)By検討会要員?廣橋
ブログもレベルUPUPUP?
 
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お問い合わせ先

赤谷ふれあいセンター 
担当者:自然再生指導官 栗田喜則
ダイヤルイン:0278-60-1272
FAX:0278-24-5562

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