2011年6月24日(金曜日)
ナラ枯れ対策中
6月22日、利根沼田地域の民有林を担当している利根沼田環境森林事務所の方々とともに、ナラ枯れ被害木の対策状況を見てきました。
すでに一部の新聞で報道されましたが、昨年度、みなかみ町で群馬県初のカシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害が確認されました。
被害は国有林でも確認されたことから、利根沼田森林管理署では昨年冬までに被害木の一部を伐採し、さらにその一部を生分解性のシートに包んでくん蒸することにより、カシノナガキクイムシを駆除していました。
今後は、残りの伐採木をくん蒸するとともに、「おとり木トラップ法」と呼ばれる誘引防除方法を試験的に行う予定とのことです。
生分解性のシートを使ってくん蒸中です この時期のナラ枯れはちょっと見つけにくいのです
なお、赤谷プロジェクトエリア内では、幸いなことにナラ枯れ被害は発見されていませんが、カシノナガキクイムシによるナラ枯れに関する記事は、 赤谷の森だより第17号にも掲載しています。同号にはサポーターの皆さんが撮影したツツジの写真も掲載しており、目の保養にもなりますので一度読んでみてください。(鈴木)
topへ戻る
|