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林野庁

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水と森林に関する国際的な動向

近年、世界各地で深刻化している水害や水不足等を踏まえ、水の問題に対する国際的な関心が高まっており、問題解決へ向けて国際会議の場で討議が行われています。
水と森林の関係の強さを踏まえ、林野庁としても、国際会議の場で、水と森林に関する情報の発信を行っています。

「世界水フォーラム」は、世界の重大な水問題を討議するために、世界水会議(World  Water  Council:WWC)の運営により3年に1度開催される、水に関する世界最大級の国際会議で第1回は平成9年(1997年)にモロッコ・マラケシュで開催されました。 

日本政府も多くの府省が関係し、林野庁も、森林政策を推進する立場から、森林と水に関する情報を収集するとともに、世界の水問題の解決に向けて参考となる情報を発信するため、第3回から参加しています。 

第3回世界水フォーラムは、平成15年(2003年)3月16日から23日まで、滋賀、京都、大阪の琵琶湖・淀川流域を会場として開催され、政府主催の閣僚級国際会議や、各種分科会、水に関するイベントが行われました。 

閣僚級国際会議で採択された閣僚宣言では、森林と水に関する記述が水フォーラムとして初めて盛り込まれました。  森林・林業関係のイベントとしては、林野庁が「水と森林円卓会議」を主催したほか、関係団体等による記念植樹や水と森林に関する展示等多くの取組が行われました。

その後も、林野庁は、世界水フォーラムに毎年参加するとともに、アジア・太平洋サミットではシンポジウムを主催し、森林の水源涵養機能の研究成果等について情報の発信に努めています。

世界水フォーラム等をめぐる動き(PDF : 173KB)

第4回アジア・太平洋水サミット、第9回世界水フォーラムの概要(PDF : 1,169KB)

お問合せ先

森林整備部治山課

担当者:水源地治山企画班
代表:03-3502-8111(内線6198)
ダイヤルイン:03-6744-2309