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プレスリリース

平成23年12月14日

林野庁

東日本大震災について~きのこ原木及び菌床用培地中の放射性セシウム測定のための検査方法に関するご質問と回答について~

林野庁は、きのこ原木及び菌床用培地中の放射性セシウム測定のための検査方法に関するQ&Aを作成しました。

 概要

林野庁は、きのこ原木及び菌床用培地中の放射性セシウム測定のための検査方法について、お問い合わせの多い内容について、Q&Aを作成しました。

 

きのこ原木及び菌床用培地中の放射性セシウム測定のための検査方法に関するQ&A

Q1:現在栽培しているほだ木も、当面の指標値に合っているかどうか、検査をしなくてはいけないですか。

 A1  検査方法通知で引用している17都県は、「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」(平成23年8月4日原子力災害対策本部)において、放射性物質の降下による影響の可能性がある地域として、指定されているものです。

このため、17都県であって放射性物質の降下による影響が考えられるほだ木については、発生したきのこの安全が食品検査で確認されているものを除き、検査方法通知による検査での確認をお願いいたします。

なお、厚生労働省の「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」により行う自主検査についても、この「食品検査」として取り扱うことができます。

 

Q2:現在栽培している菌床も、当面の指標値に合っているかどうか、検査をしなくてはいけないですか。

A2  平成23年3月12日以降に製造された菌床は、17都県の原料を使用しているものであっても、樹皮を含まないおが粉又は風雨に当たらない状態で保管されたおが粉及び平成22年産以前の米ぬか等栄養材で製造されたものについては、放射性物質の降下による影響を受けていないものと考えられます。

一方、樹皮を含むおが粉、風雨に当たる状態で保管されたおが粉、平成23年産の米ぬか等栄養材のいずれかを使用している菌床については、放射性物質の降下による影響等を受けている可能性がありますので、発生したきのこの安全が食品検査で確認されているものを除き、検査方法通知による検査をお願いいたします。

 

Q3:きのこ原木及び菌床用培地の検査結果は、都道府県や国が公表するのですか。

A3  今回の当面の指標値は、きのこ原木や菌床用培地について、きのこ原木・菌床用培地の製造業者ときのこ生産者間で取引する上での基準であり、基本的には原木や菌床用培地の製造業者が検査を行うものであるため、個別の具体的な事例は公表しません。

ただし、都道府県が管内の検査結果を取りまとめて公表したものについては、国においても林野庁のホームページでお知らせします。 

 

Q4:都道府県が独自の方法で放射性物質に関する安全性の確認をしている場合は、当該地域のきのこ原木等について、製造業者や生産者が検査する必要はありますか。

A4  検査は全国的に統一した方法により行う必要があるため、検査方法通知に基づき検査をお願いします。

ただし、都道府県がこれまでの検査で検査方法通知と同等以上の分析法を用いた場合については、検査方法通知による検査を行ったものと見なします。

 

Q5:分析機関について、何か指定はありますか。

 A5  分析機器の種類や性能が検査方法通知で示している要件を満たしているなど、検査方法通知による分析が可能な機関であれば、特に指定はありません。

 

Q6:伐採前のきのこ原木を検査する場合、同一市町村で空間線量率が同じであって、累計面積が10ヘクタール以下の森林を複数の生産者が伐採する場合、その伐採区域を1ロットとして1回で検査を行うことはできますか。

A6  同一市町村で空間線量率(文部科学省の放射線量等分布マップ等による空間線量率。以下同じ。)が同じ森林で複数の生産者等(等:製造業者、生産者団体、都道府県、市町村等。以下同じ。)がきのこ原木を伐採する場合、伐採区域が累計10ヘクタール以下であれば1ロットとして検査してもかまいません。

 

Q7:ほだ木を検査する場合のロットの考え方を教えて下さい。

※「伐採後のきのこ原木を検査する場合」もこれを準用します。

A7 

  1. 3月11日以前から保管(使用)されているもの
    3月11日以前から17都県できのこ生産者又は製造業者毎に保管・使用されているほだ木を1ロットとして、基本的には保管・使用しているきのこ生産者又は保管している製造業者毎に検査を行うようお願いします。 
    その際、当該きのこ生産者又は当該製造業者が保管・使用している当該ロットから発生したきのこについて食品検査で安全が確認されているものは除きます。
    ただし、同一市町村の同様な条件(空間線量率が同じ森林内等。以下同じ。)で保管・使用されているほだ木については、同一市町村の複数のきのこ生産者等が保管・使用するほだ木を1ロットとして検査することができます。
  2. 3月12日以降に採取・製造され保管・使用されているもの

(1)採取先が17都県又は保管先が17都県の場合 
3月12日以降に17都県で採取又は保管された原木に植菌したほだ木については、当該原木の採取された場所又は保管の場所が同一のほだ木を1ロットとして、基本的には保管・使用しているきのこ生産者又は保管している製造業者毎に検査を行うようお願いします。 
その際、当該きのこ生産者又は当該製造業者が保管・使用している当該ロットから発生したきのこについて食品検査で安全が確認されているものは除きます。
ただし、例えば自県内調達したものや生産者団体で一括調達したもののように、

(ア)きのこ原木が、同一市町村の同様な森林(空間線量率が同じ森林。以下同じ。)から伐採されたもので、かつ、

(イ)同一市町村の同様な条件で保管・使用されているほだ木

については、同一市町村の複数のきのこ生産者等が保管・使用するほだ木を1ロットとして検査することができます。

(2)採取先が17都県以外であって保管先が17都県の場合
17都県以外の地域で採取・保管された原木に植菌したほだ木で、3月12日以降に17都県で保管・使用されているものについては、きのこ生産者又は製造業者毎に保管・使用されている当該ほだ木を1ロットとして、基本的には保管・使用しているきのこ生産者又は保管している製造業者毎に検査を行うようお願いします。
その際、当該きのこ生産者又は当該製造業者が保管・使用している当該ロットから発生したきのこについて食品検査で安全が確認されているものは除きます。
ただし、例えば生産者団体で一括調達したもののように、同一市町村の複数のきのこ生産者・製造業者が保管・使用するほだ木が、

(ア)すべて17都県以外の地域で採取・保管された原木に植菌したもので

(イ)3月12日以降にほだ木を保管・使用した時期が同一であって、

(ウ)同一市町村の同様な条件で保管・使用されているもの

については、同一市町村の複数のきのこ生産者等が保管・使用するほだ木を1 ロットとして検査することができます。

3.  ほだ木の産地や保管時期が特定できない場合

きのこ生産者又は製造業者毎に保管・使用されているほだ木の中で、
・産地等毎に分けることが困難な場合や、
・3月11日以前から保管・使用されているものと3月12日以降に採取・製造され保管・使用されているものが混在していて分けることが困難な場合は、保管・使用している当該きのこ生産者又は保管している当該製造業者毎のほだ木を1ロットとしてください。
その際、検体はランダムにほだ木10本採取(各々からおが粉を生重量で20g程度以上同量採取)し、十分に撹拌・混合し試料を調整の上、検査を行うようお願いします。

 

Q8:菌床の原料であるおが粉の製造事業者から、おが粉が指標値以下となっている検査報告書が提出された場合であって、栄養材についても17都県以外のものを使用するなど、製造する菌床用培地が指標値以下となることが確実な場合は、菌床用培地の検査を行わなくてもよいですか。

A8  製造する菌床用培地が指標値以内であることが確実な場合は、検査の必要はありません。

 

Q9:機器校正がなされている水分計を所有しており、乾燥前の試料の放射性物質の濃度を乾燥状態に換算できる場合であっても、試料を乾燥させて測定しなくてはならないですか。

A9  機器校正が適正になされた水分計を所有するなど含水率を把握でき、乾燥されていない菌床用培地等の放射性物質濃度の測定結果を、当面の指標値に対応する含水率12%に換算できる場合については、必ずしも試料を乾燥させなくてもよいこととします。

〔参考〕
試料の湿量基準含水率(%)=(乾燥前の試料重量-完全乾燥後の試料重量)/乾燥前の試料重量×100
報告すべき分析値(ベクレル/kg)=乾燥前の試料の放射性セシウム濃度分析値/{(1-試料の湿量基準含水率/100)×100/88}

お問い合わせ先

林政部経営課特用林産対策室
担当者:特用林産企画班 富岡、松下
代表:03-3502-8111(内線6086)
ダイヤルイン:03-3502-8059
FAX:03-3502-8085

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