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プレスリリース

平成24年4月27日

農林水産省

森林における放射性物質の除去及び拡散抑制等に関する技術的な指針について

農林水産省は、これまでに放射性物質による森林の汚染実態調査や除染の実証試験、森林施業や森林土木技術を活用した放射性物質の拡散抑制技術の検証・開発等に取り組んできたところです。

これまでに得られた成果等を活用し、今般、森林における放射性物質の除去及び拡散抑制等に関する技術的な指針としてとりまとめました。

1.指針の目的

東京電力福島第一原子力発電所の事故により、福島県を中心に広範囲の森林が放射性物質に汚染されました。人の健康や生活環境への悪影響を低減させるために森林における除染等を進めていく必要があります。

森林は水源かん養、山地災害防止、生物多様性の保全等の多様な機能を有しており、それらの機能維持と森林の放射性物質対策のバランスをとることが重要です。

農林水産省は、森林全体への対応を検討するため、森林施業等を活用した放射性物質の拡散抑制技術の検証・開発等に取り組んできました。

住居等近隣の森林の除染については、平成23年9月30日に農林水産省が公表し、「森林の除染の適切な方法の公表について」(原子力災害対策本部)や「除染関係ガイドライン」(環境省)に反映された「放射性物質の分布状況を踏まえた住居等近隣の森林における除染のポイントについて」(※)に従って、国や地方自治体等が優先的に実施しています。

このような除染の実施や試験研究等で得られた成果等を活用して、今般、森林所有者をはじめ地域住民の方々や自治体の担当者等向けに、森林における放射性物質対策の考え方や実施方法を整理した、森林における放射性物質の除去及び拡散抑制等に関する技術的な指針(以下、「技術指針」という。)をとりまとめました。

※ 平成23年9月30日付けプレスリリース「森林内の放射性物質の分布状況及び分析結果について(中間取りまとめ)」のうち、添付資料(別添2)

http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/pdf/110930-03.pdf

 

2.技術指針のポイント

これまでに行ってきた除染の実施や試験研究等で得られた成果等を踏まえ、専門家の意見を伺いながらとりまとめた技術指針において、放射性物質対策として現段階で「推奨される対策」としては次のとおりです。

 

  1. 住居等近隣の森林においては、落葉や枝葉等の除去とあわせて立木の伐採(スギ等の人工林の間伐や林縁部を主とした皆伐)を推奨します。
  2. 住民等が日常的に入る森林においては、落葉や枝葉等の除去とあわせて間伐を推奨します。
  3. 1及び2以外の地域では、下層植生が衰退している人工林等での間伐を推奨します。
  4. 1から3の実施により降雨等で土壌が流出するおそれがある場合は、表土流出防止工等による土壌保全措置を講じます。 


3.今後の予定

技術指針については、環境省をはじめ福島県や関係自治体等へ幅広く周知を図りながら、現場で活用されるよう関係機関と調整を進めていきます。
さらに、農林水産省では、引き続き、放射性物質の森林内外での挙動や拡散の実態調査を進めるとともに、各種の実証試験等を通じて集積される知見、技術水準の向上等に応じて、技術指針の改訂を行う予定です。

お問い合わせ先

林野庁森林整備部研究・保全課技術開発推進室
担当者:中村、谷、山口
代表:03-3502-8111(内線6224)
ダイヤルイン:03-6744-9530
FAX:03-3502-2104

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