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プレスリリース

平成23年6月24日

林野庁

「小笠原諸島」の世界遺産一覧表への記載決定について

6月19日(日曜日)~6月29日(水曜日)の日程(現地日程)で、パリ(フランス共和国)のユネスコ本部で開催されている「第35回世界遺産委員会」において、我が国から世界自然遺産として推薦していた「小笠原諸島」の審査が行われ、世界遺産一覧表へ記載することが決定しましたのでお知らせいたします。

外務省、環境省、文化庁、東京都、小笠原村においても、同時発表しています。

1.「小笠原諸島」の世界遺産一覧表への記載決定

6月19日(日曜日)~6月29日(水曜日)の日程(現地日程)で、パリ(フランス共和国)のユネスコ本部において開催されている「第35回世界遺産委員会」において、我が国が世界自然遺産として推薦していた「小笠原諸島」の審査が行われ、

  現地時間   6月24日(金曜日)  15:50

(日本時間   6月24日(金曜日)  22:50  )

に、世界遺産一覧表へ記載することが決定しました。

なお、世界遺産一覧表への正式な記載は、第35回世界遺産委員会最終日の6月29日(水曜日)となる見込みです。

 

2.決議の概要

審査の結果、採択された決議の概要は、以下のとおりです。

 

(1)記載の可否と記載基準への適合

「小笠原諸島」については、以下の自然遺産の記載基準に合致するものとして世界遺産一覧表に記載する。

登録基準

評価の内容

ix 生態系

 

資産の生態系は様々な進化の過程を反映しており、それは東南アジアおよび北東アジア起源の植物種の豊かな組み合わせによって現されている。また、そのような進化の過程の結果、固有種率が極めて高い分類群がある。植物相では、活発な進行中の種分化の重要な中心地となっている。

小笠原諸島は、陸産貝類の進化および植物の固有種における適応放散という、重要な進行中の生態学的過程により、進化の過程の貴重な証拠を提供している。小笠原群島の島の間の、時には島の中における細やかな適応放散の数々の事例は、種分化および生態学的多様化の研究、理解の中核となっている。この特徴はさらに、陸産貝類などにおける絶滅率の低さにより、強化されている。

小笠原諸島においては、固有性の密度の高さと適応放散の証拠の多いことの組み合わせが、他の進化過程を示す資産よりも際だっている。小面積であることを考慮すると、小笠原諸島は陸産貝類と維管束植物において並外れた高いレベルの固有性を示している。

 

(2)保全管理の評価

当該国の大規模、かつ増大している保全のための投資を称賛する。それは推薦、地域住民参画のレベルの高さ、複数機関が協力していること、推薦過程において海洋地域の増大を決定したこと、などに明白に現れている。

 

(3)我が国への要請事項

a)侵略的外来種対策を継続すること。

b)観光や諸島へのアクセスなど、すべての重要なインフラ開発について、事前に厳格な環境影響評価を確実に実施すること。

 

a)資産における海域公園地区をさらに拡張することを検討すること。それにより、管理効率が向上し、海域と陸域を結ぶ生態系の完全性が強化されることが期待される。

b)気候変動が資産に与える影響を評価し、適応するための研究およびモニタリング計画を策定、実施すること。

c)将来的に来島者が増加することを予測し、注意深い観光管理を確実に実施すること。特に、小笠原エコツーリズム協議会を強化するために、科学委員会をそのメンバーに加え、諸島の価値を保護するような適切な観光方針を助言してもらうこと。

d)観光による影響を管理するために、観光業者に対して、必須条件と認証制度を設定するなどして、注意深い規制と奨励措置を確実に行うこと。

3.その他

本件に関して、農林水産大臣談話を発表しています。(添付資料を参照)

 

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

森林整備部研究・保全課森林保全推進室
担当者:森林環境保全班 山口、櫻井
代表:03-3502-8111(内線6216)
ダイヤルイン:03-3501-3845
FAX:03-3502-2887

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