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民有林と国有林の連携

 国有林野の管理経営にあたっては、民有林と同一の流域(森林計画区)を基本的な単位として、民有林と国有林が協調して森林の整備や林業の活性化等に取り組む森林の流域管理システムの下で、流域の課題やニーズの的確な把握、森林計画等策定のための意見調整等について民有林関係者などと連携して推進する必要があります。

 このため、国有林野事業が流域ごとに立てる「地域管理経営計画」を作成・変更する場合には、関係都道府県や流域内の市町村をはじめとする民有林関係者からも意見を聴取してその反映に努めています。

 また、民有林行政関係者も参加したブロック会議や検討会等を開催し、流域内の課題について意見や情報の交換を行うともに、民有林と国有林が隣接する地域においては、民有林関係者との協定に基づく一体的な森林の整備や、地域の森林・林業関係者の参加を得て行う森林施業技術の向上や間伐材の利用促進のための研修会の開催等、国有林野の有する特性を活かしつつ、民有林関係者との一層の連携を推進します。

 さらに平成13年度からは、森林の流域管理システムの取組みを、事業運営に一層反映させつつ、わかりやすく、目に見える形で示していくため「国有林野事業流域管理推進アクションプログラム」を作成し取組を進めております。(現在は平成22年度からの3カ年計画となる第4次アクションプログラムに基づく取組を実施。)。

 この計画は、国有林に対して地域の皆さんから寄せられる要望やニーズを流域ごとに把握し、そのなかで特に優先的に絞り込んだ課題について、関係行政機関や一般企業、NPO等と連携した取組みを重点的に行うこととしています。

 加えて、下流域や都市部住民の皆さんに、森林・林業・木材産業の役割やその重要性について理解を深めていただくため、森林・林業の重要性をPRするイベントの開催、都市部の小・中学生に対する森林教室の開催、下流域の森林ボランティア団体に対するフィールドの提供等を実施し、上下流一体となって健全な森林を支える社会づくりを行おうという意識の醸成に向けた取組みも推進しています。

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