ホーム > 分野別情報 > 地球温暖化防止に向けて > 森林は二酸化炭素を吸収しています
地球温暖化の防止には、温室効果ガス、中でも温暖化への影響が最も大きいとされる二酸化炭素の大気中の濃度を増加させないことが重要です。地球上の二酸化炭素循環の中では、森林が吸収源として大きな役割を果たしています。

※1 t/年で示す吸収量及び排出量は、人間の活動に伴うものである。
※2 森林や農地といった土地の利用管理による吸収量が含まれる。
※3 主に熱帯地域における森林減少によるものである。
森林を構成している一本一本の樹木は、大気中の二酸化炭素を吸収して光合成を行い、炭素を有機物として幹や枝などに蓄え成長します。

樹木が吸収し蓄積する二酸化炭素量は一本一本違っています。例えば、適切に手入れされている80年生の スギ人工林は1ha当たり約170t(1年間当たり平均で約2.1t)、同じく80年生のブナを主体とする天然林は1ha当たり約100t(1年間当たり平均で約1.3t)程度の炭素を蓄えていると推定されます。(二酸化炭素に換算すると、それぞれ約620t、約370t、1年間当たりそれぞれ約7.8t、約4.6t)

スギの吸収量と身近な二酸化炭素排出量とを比較してみましょう。
例えば、自家用乗用車1台から1年間に排出される二酸化炭素の量は、80年生のスギ人工林約0.3ha(スギ約160本)の年間吸収量と同じくらいです。
また、1世帯から1年間に排出される二酸化炭素の量は、80年生のスギ人工林約0.8ha(スギ約460本)の年間吸収量と同じくらいです。
