北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2019年5月)
登山シーズンいよいよ 5月25日(土曜日)撮影
道東では日の出が早く、朝4時にはもう外が明るくなるので
否応なしに目覚めてしまうのが最近の悩みです。
が、その悩みを逆手にとって、早朝登山にチャレンジしました。
藻琴山自然休養林(標高999.6m、網走南部森林管理署管内)です。
山頂は左のポコッとなっているところです。
雲海に覆われている屈斜路湖です(6:00頃、山頂から)
早速、早起きのご褒美をいただきました。
チシマザクラが見頃です。今年はやや早めでしょうか。
シマリスも冬眠から起きたのですね。(探してみてください、写真をクリックすると大きくなります。)
7時頃には屈斜路湖の雲海がすっかり晴れていました。
雪解けも進み、登山シーズンも間近です。
熱中症と低体温症どちらも対策して楽しみましょう。
(知床森林生態系保全センター 一般職員)
春の味覚 5月13日(月曜日)撮影
担当区内の林道点検をしていたら、林道縁にコゴミを発見しました!!!
コゴミとは正式にはクサソテツといい、食用で新芽の部分をコゴミといいます。
名前の由来は、芽が出てくる様が「人が前屈みに縮こまっているように見える」ことから「コゴミ」と呼ぶようになったそうです。
地方によっては「コゴメ」とも呼んだりするみたいです。
コゴミには食物繊維やβカロテンが豊富に含まれており、整腸作用や生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。
天ぷら、おひたし、和え物などにしてご賞味あれ!
(日高南部森林管理署西舎森林事務所 齋藤)
春の妖精 5月8日(水曜日)撮影
先日ようやく桜も満開を迎え、十勝も遅めの春が訪れています。
森の中も、葉が芽吹いて花々が咲き始め、春らしさを感じられるようになってきました。
巡回中に見つけた春の芽吹きをご紹介します!
エゾエンゴサク
「春の妖精」スプリング・エフェメラルともよばれる花の一種、エゾエンゴサクが姿を見せています。
この鮮やかな青色を眺められるのは、春のこの時期だけの特権です。
エゾオオサクラソウ
山地に点々と見えるのは、エゾオオサクラソウ。山に紅の彩りを添えます。
タチツボスミレ
ひょこっと顔を出したのは、タチツボスミレでしょうか。
カツラ
芽吹き始めたばかりのカツラの葉が、黄緑色に輝いているのもきれいです。
フッキソウ
あまり目立たないですが、地面にしっかり根付いて咲いているフッキソウの花も見えます。
フッキソウは土をしっかりとつかんで山を支えてくれる植物の一つです。
これらの花々が見え始めたら、季節も暖かくなってきます。
現場の仕事もいよいよ本番です。
頑張って参りましょう!
(十勝東部森林管理署本別森林事務所森林官補久保)
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