北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2018年4月)
エゾライチョウ(平成30年4月25日撮影)
道内も昼間はすっかり暖かくなり、気象庁では4月26日に札幌での桜の開花を観測し、季節は春真っ盛りへと足早に進んでいます。
先日、林道を車両で走行していると、2羽のハトほどの大きさの鳥がトコトコと道を歩いているのを見かけました。
林道を歩くエゾライチョウ
エゾライチョウです。道内の森林に生息しており、地元の人は「ヤマドリ」とも呼びます。
春は繁殖の季節。つがいで仲良く歩いているのが、なんとも微笑ましい限りでした。
(網走中部森林管理署業務グループ一般職員)
家に響く不思議な音の正体(平成30年4月7日(土曜日)撮影)
新年度を迎え、新しい環境での生活や仕事が始まった方々も多いかと思います。
期待と不安の入り混じる春の到来ですが、まだまだ北海道は「東風凍を解く(はるかぜこおりをとく)」季節といったところです。
ところで、投稿者はこの季節の変わり目に、一人怪奇現象に悩まされていました。
朝5時頃、部屋の外から一定のペースで聞こえる「ドロロロロ…」という金属音。
投稿者の住む公務員宿舎は築40年近くで、最初はついに通風口などにガタが来ているのかなと気にせず、過ごしていました。
しかし、日に日に異音のスパンが短くなり、我慢の限界。様子を見るために窓を開けると、部屋の壁から何かが飛び去る影が投稿者の前をよぎりました。
向かいのハリエンジュ(ニセアカシア)の木をよく見ると。
ハリエンジュにとまるアカゲラ(4月7日撮影)
アカゲラです。北海道では住宅街でも普通に見ることができる、お馴染みのキツツキの仲間です。部屋のストーブの通風口をドラミングしていたのが原因でした。
私の部屋をつついても、家はできないし、エサも出てこないよ。
北海道の大自然を改めて感じた、休日の朝でした。
(網走中部森林管理署業務グループ一般職員)
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