北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2013年11月)
黒岳(2013年11月24日撮影)
スキー場のオープンが待ちきれず、新雪を求めて黒岳に登ってきました。
当日は、雲一つ無い快晴でほぼ無風、最高の登山日和でした。
黒岳山頂がはっきり見えます。
夏に来たときとは景色が一変していました。
北鎮岳(左奥)と凌雲岳(左手前)
白雲岳
強風と低温で、雪が岩にへばりついています。
ニセイカウシュッペ山(左)、平山(中央)、屏風岳(右)などが見えました。
マネキ岩も雪をかぶっていました。
(撮影者:企画課 林政推進係 柴田 嶺)
写りこんだ物体の正体は?(2013年11月21日撮影)
境界巡視中、境界を確認するため写真撮影したところ、何かが写り込んでいました!
写真の赤い矢印のところに何かあります。
写りこんでいたのは、エゾシカの角付き頭蓋骨でした!しかも2個、親子でしょうか?
貴重な資料となりそうなので、回収して保管することにしました。
左側と右側が、この日回収したものです。中央は昨年回収したものです。
特に、左側のエゾシカ頭蓋骨は、角・上顎・下顎があり、貴重な資料となりそうです。
(撮影者:根釧西部森林管理署 阿寒湖畔森林事務所 森林官 秋元 郁弥)
これは何の実でしょうか…?(2013年11月5日撮影)
林道巡視を実施してる際、林道上でエゾリスが何か食べていたので、近場に寄って確認してみたところ、赤色の何かの実のような物を食事していたみたいです。
近場に目を向けると、同じような実が何個も転がっていました。
いったい何の木に実る物なのでしょうか…?
何の実でしょうか?
こんな感じで枝にぶら下がってるのでしょうか?
正解は…ホオノキの成熟した実でした。
ホオノキは、モクレン科(落葉高木)の植物の比較的原始的な特徴を受け継いでる木と言われており、葉は芳香があり、殺菌作用があるため食材を包んで、朴葉寿司、朴葉餅などに使われています。
6世紀の王塚古墳の発掘時には、玄室の杯にホオノキの葉が敷かれていたのが見つかっています。
材は堅いので下駄の歯(朴歯下駄)などの細工物に使われたり、水に強く殺菌効果、手触りが良いため、和包丁の柄やまな板、日本刀の鞘にも用いられているそうです。勉強になりましたか?
(撮影者:根釧西部森林管理署 阿寒湖畔森林事務所 森林官 秋元 郁弥)
支笏湖の紅葉(2013年11月1日撮影)
仕事で支笏湖方面へ行ってきました。
ポロピナイより。湖畔にはまだ紅葉が残っていました。
ポロピナイの駐車場より。
対岸には風不死岳がきれいに見えていました。
ナナカマドとノブドウの実。ヤマブドウと違い、ノブドウの実は食べられません。
オオウバユリは種を出し終わり、殻が残っていました。
ミズナラに絡みつくツルアジサイも紅葉(黄葉)していました。
ハウチワカエデの紅葉
こちらのハウチワカエデは黄色でした。
同じ樹種でも、温度や光の当たり具合などの環境条件の違いで、違う色に紅葉することもあるようです。
林床ではフッキソウが白い実をつけていました。
(撮影者:企画課 林政推進係 柴田 嶺)
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