北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2012年10月)
コンテナ苗植栽勉強会~石狩署でコンテナ苗の植付を体験しました~(2012年10月31日撮影)
石狩森林管理署 簾舞森林事務所で行われた、「コンテナ苗植栽勉強会」に参加しました。
植栽器具は平たいスコップのような「スペード」、ちょうど苗木と同じくらいの大きさの窪みをつくることができる「ディプル」、尖端を土に差し込んで、中空になっている筒に上から苗木を入れて植栽できる「プランティングチューブ」の3つがありました。
植栽体験では、この3つの器具をそれぞれ使って植栽してみましたが、私には比較的「ディプル」が使いやすく感じられました。
初めてコンテナ苗植栽勉強会に参加しましたが、現地で説明を聞いて実際に体験してみることで苗木の特徴や植栽後のメリット、また植栽器具の適合性や課題など、多くのことを学ぶことができました。
今後も勉強をして、後志森林管理署でも試験的にコンテナ苗植栽に挑戦してみたいと思います。
「プランティングチューブ」での植栽
(撮影者:後志森林管理署 業務第二課 森林育成係長 志田 有里絵)
クッチャロ湖(の大沼)にやってきた白鳥(2012年10月22日撮影)
この大沼の北に位置する小沼の対岸に、クッチャロ湖特定動物生息地保護林があります。
(撮影者:宗谷森林管理署 流域管理調整官 安藤 健一)
阿寒湖岸に浮いているものは…(2012年10月17日撮影)
阿寒湖岸に、何か浮いています、何でしょうか?
(美しい森林づくり体験行事の中で、許可のもと撮影しています。一般の方は立ち入り出来ません。)
手のひらサイズの天然マリモです。(関係者の許可のもと撮影しています。)
(撮影者:根釧西部森林管理署 阿寒湖畔森林官 秋元 郁)
朱鞠内湖(2012年10月26日撮影)
朱鞠内湖は、昭和18年(太平洋戦争中)に発電用に建設された、日本最大の人造湖です。
湖に注ぐ河川の一部は、簡易水道としての役割も果たしているとともに、幻の魚と呼ばれるイトウの数少ない生息地であり、昭和49年には、道立自然公園(国定公園)に指定されています。
過去には、鬱蒼とした樹海が広がっていましたが、開拓時やダム建設において、大規模な伐採があったと伝えられています。
(撮影者:北空知支署 朱鞠内森林事務所 森林官 水上 拓哉)
紅葉前線(2012年10月25日撮影)
札幌市街地近郊の円山です。
年間を通じて多くの方々が登っている札幌市民にとって、最も身近な山ですが、秋も深まり綺麗に色付いてきました。
北海道はもうすぐ冬を迎えますが、短い秋の美しい風景を楽しみましょう。
(撮影者:保全調整課 課長補佐 中堀 等)
秋の野幌森林公園(2012年10月21日撮影)
10月も下旬に入り、高山や峠などでの雪の便りも聞く中、10月21日に野幌森林公園へ行ってきました。
森林公園では緑色はまだまだ残っていますが、さすがに勢いは感じません。
飛び交うアキアカネやノシメトンボの数は目に見えて減り、道を多くの落ち葉が覆うようになりました。
ヤマブドウが豊作で、たわわに実っています。
今年はヤマブドウに限らず、ドングリなど木の実や果実は、全般に成りが良いようです。
動物たちにとっては、越冬の大きな助けになることでしょう。
なお、野幌森林公園内での植物採集などは禁じられています。
コゲラ
小型のキツツキで、スズメほどの大きさです。
めんこいキツツキですが、地味な色合いと「ギー」と言う可愛げの無い鳴き声で、どうにも人気がありません。
秋が深まり木の葉や下草が減ってくると、鳥の観察がしやすくなってきます。
綺麗に紅葉しているハウチワカエデ。
因みに、カエデは花の色と紅葉の色が同じになる場合が殆どです。
赤く染まるハウチワカエデは赤い花、黄色く染まるイタヤカエデは黄色い花が咲きます。
こちらはアカイタヤの落ち葉です。
アカイタヤは新芽が赤いのが名の由来で、通常黄色に黄葉するのですが、何故か赤く紅葉しているのを見かけました。
オオウバユリ
野幌では、道ばたに生える大型草本の中でも、非常に目立つ存在です。
この状態は、子供などの間ではパックンフラワーとも呼ばれます。
この口というか玉の中には、オオウバユリの種子が入っています。
知人が数えたところ、一玉の中に約600枚もの種が入っていました。
この個体は小柄で12個の玉をつけていましたので、種の数は7200枚とすごい数です。
とは言え、この種が全て花を咲かせ結実に至れるわけもなく、着地点が悪いと芽吹くことができず、芽吹いたとしても虫に食われたり、シカに食われたり、人に刈られたり…
その多くは次代に繋がることはありません。
カツラも黄葉が始まりました。
芽吹きは赤く、夏に緑色になり、秋に黄色く染まります。
そして、落ち葉はみたらし団子の臭いがします。
今の時期は多くの落ち葉で、カツラの木の周囲は強くみたらし団子の臭いがします。
香出(か・いづる)が、カツラの語源と言われています。
10月の野幌では、花はすでに殆どが終わっていますが、紅(黄)葉、木の実や果実、キノコなど菌類、野鳥や哺乳類は楽しく観察できます。
(撮影者:保全調整課 利用調整係長 山田 晴康)
深まりゆく秋を感じる夕張市紅葉山の紅葉(2012年10月22日撮影)
高山や峠では雪の知らせを聞く時期となりましたが、10月も後半になり夕張市紅葉山もいい感じに染まってきましたよ。
(写真をクリックすると大きくなります)
夕張まで少し足を伸ばしてみると…
「JR新夕張駅開駅120周年記念写真展」を駅待合室で開催(11月30日まで展示予定)していました。
写真展は、1892年11月に追分-紅葉山-夕張間が開業して120年を迎え、「懐かしき紅葉山 懐かしき夕張」をテーマに開催。
写真は、昔の紅葉山駅をはじめ、夕張市内の各駅や大夕張の町並やお召列車、懐かしきSLなど興味深いものばかりです。
宣伝ポスター
(撮影者:空知森林管理署 紅葉山森林事務所 森林官 下原 茂和)
知床の秋(2012年10月19日撮影)
知床半島も秋の装いに彩られてきました。
今年の知床の樹木は、残暑の影響なのか紅葉の前に葉が枯れてしまい、ナナカマドの鮮やかな赤やダケカンバの美しい黄色がほとんどみられません。それでも、残された木々の装いは着実に冬の準備を進めています。
知床横断道路からの知床連山と国後島
羅臼岳の頂上にはうっすらかぶる雪
ダケカンバやミネカエデで黄色く色づく木々
熊越の滝
(投稿者:知床森林センター 緑化第二係長 島田 智美)
定山渓の初雪と紅葉(2012年10月19日撮影)
旧豊林荘から朝日岳方向の紅葉
中山峠付近の積雪状態
朝方は5センチ程度積もりましたが、午後には溶けて無くなりかけています。気温は6度でした。
定山渓天狗岳
(撮影者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 自然再生指導官 佐藤 充)
JICA海外研修(2012年10月17日~撮影)
インドネシアから国立公園の所長など3名が研修で訪日、局に表敬訪問され、次長室で記念撮影しました。
10月17日は、北海道森林管理局の概要や主な取り組みを中心に講義、クス所長から鋭い質問がありました。
10月18日、天気は大荒れの予報でしたが、奇跡的に雨に降られず。まず野幌森林公園で公園の概要を説明。
萌芽したニセアカシアを見学しながら、インドネシアでは、グヌンムラピ火山が噴火して森林が破壊され、
その後外来種のギンヨウアカシアがはびこって困っているとのこと。
昼食をとるため漁川ダムによったところ紅葉していたヤマモミジ。
インドネシアでは、紅葉は見られないので大変感激してました。
(撮影者:企画課 総務企画係長 土屋 修久)
夕張岳に木道設置(2012年10月4日~撮影)
標高1,668メートルの夕張岳は「花の名山」として国の天然記念物指定地域になっています。
この山にしか生息できない「ユウパリコザクラ」や「ユウバリソウ」など貴重な固有種が世界でも珍しい高山性蛇紋岩という山肌にひっそり生きています。
空知森林管理署では、「夕張岳荒廃植生等回復措置作業」の一環で木道設置を進めております。
ヘリコプターを使用しての木道設置の様子をお届けします。
資材運搬のヘリコプター
木道設置場所へ資材運搬
木道設置後の状況
(投稿者:空知森林管理署)
阿寒湖畔周辺の紅葉その2(2012年10月15日~16日撮影)
前回に続き、阿寒湖周辺の様子をお伝えします。
10月9日に撮影した阿寒湖畔周辺の紅葉は、まだまだといった感じでした。期待した今回の撮影では…
残念ながら少し紅葉が進んだかな?…といった程度でした。
双湖台よりペンケトーを撮影(少し角度をずらし見ると、北海道の形に見えますね。)
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阿寒湖温泉街に入る手前にある滝、通称「滝見橋」。前回掲載写真より紅葉が進んだような…
パンケトー林道途中にある滝です。こちらも前回掲載写真より紅葉が進んだでしょうか?(通称:乙女の滝)
津別国有林と阿寒国有林の境界(2104林班)より阿寒湖方面を撮影。架空電線路用地も見えます。
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少しズームアップして撮影
珍しいポイント(2122林班)から弟子屈方面を撮影(中央奥に見える部分は、屈斜路湖です。)
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雄阿寒岳を撮影(釧路市、弟子屈町、標茶町、鶴居村の4つの市町村が接してます。)
阿寒湖畔野外スポーツ地域の「阿寒湖畔スキー場」より雄阿寒岳方面を撮影
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(撮影者:根釧西部森林管理署 阿寒湖畔森林事務所 森林官 秋元 郁弥)
登別 新植箇所~トドマツを植えます~(2012年10月12日撮影)
今年、登別2395林班ほ小班(風倒被害箇所)で、トドマツの苗木を秋植えします。
その作業現場へ視察に行ってきました。
現地はすっきりとした秋晴れで、近くの倶多楽湖まできれいに見渡すことができました。
つい最近まで残暑厳しかったのがうそのようです。
地拵をした後に、トドマツの苗木を3条で植えます。
このトドマツが成長して立派な森林になるには、かなり長い年月がかかります。
私が立派に成長した森林を見ることができるのか分かりませんが、スクスクと順調に育っていってほしいと思います。
奥にちょっと見えているのが倶多楽湖です
トドマツを3条で植えています
大きく育ってくれますように
(撮影者:後志森林管理署 業務第二課 森林育成係長 志田 有里絵)
阿寒湖畔周辺の紅葉(2012年10月9日撮影)
阿寒湖畔周辺の紅葉は、猛暑の影響か?まだまだといった感じです。10日後くらいには…
次回、すばらしい紅葉を撮影できれば、みなさまに紹介したいと思います。
阿寒湖温泉街に入る手前にある滝、通称「滝見橋」まだ紅葉が進んでいません。
白湯山展望台から撮影(左側阿寒湖、中央温泉街、右側雄阿寒岳)(写真をクリックすると大きくなります)
2139林班から撮影(中央奥に少しだけ見えるのは雄阿寒岳です)(写真をクリックすると大きくなります)
左側は阿寒富士、中央から右側は雌阿寒岳(写真をクリックすると大きくなります)
パンケトー湖岸から撮影した雄阿寒岳(一般の人は入れないポイントなので貴重な写真です)
(写真をクリックすると大きくなります)
パンケトー林道沿いにある乙女の滝、こちらの紅葉もまだです。
写真の中に何か写りこんでいます。
写りこんでいた物は・・・アオダイショウでした。
(撮影者:根釧西部森林管理署 阿寒湖畔森林事務所 森林官 秋元 郁弥)
鷹泊湖の紅葉と動物たち(2012年10月5日撮影)
鷹泊湖は、深川市鷹泊にあり、昭和28年に完成した発電用や農業用の人造湖です。
全長は約5km、最深部は約33mあります(有効貯水量1,514.000m3)。
周辺部の国有林の紅葉も始ってきましたので、風景や動物たちを撮影しました。
鷹泊湖
鷹泊自然公園の看板
鷹泊湖展望台
展望台から望む鷹泊湖
少し紅葉してきました
シマリス
エゾシカ
(撮影者:空知森林管理署北空知支署 業務課長 根本 治、鷹泊森林事務所 森林官 佐藤 昌弘)
知床の風景・動物(2012年10月3日撮影)
知床半島の風景 (クリックすると大きくなります)
カムイワッカ湯の滝 (クリックすると大きくなります)
道路脇の斜面を登るヒグマ
のんびりと草を食べているエゾシカ
知床五湖 (クリックすると大きくなります)
(撮影者:総務課 秘書係長 松本 光人)
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