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北海道森林管理局

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    新島局長新任あいさつ

    山々

     

     

    このたび、1月11日付けで北海道森林管理局長を拝命しました新島です。北海道での勤務は、平成5年4月から平成9年3月にかけて、当時の北見営林支局管内で留辺蘂営林署長、支局企画調整室長を務めて以来、21年ぶりとなります。

    その間、北海道の森林資源はカラマツやトドマツ等の人工林を中心に充実し、国有林の人工林の蓄積でみれば、この20年間で倍増するなど、本格的な利用期を迎えています。このような中で、多くの国民が国土の保全や地球温暖化の防止等森林の有する公益的機能の発揮に期待していることを踏まえ、国有林としては公益重視の管理経営を一層推進していくこととしています。本格的な利用期を迎えたことで、昨今、森林を「経済財」としてのみ捉える傾向が強くなっているように感じていますが、森林は重要な「環境財」でもあり、その資源は決して無尽蔵にあるわけではありません。

      局長
        北海道森林管理局長  新島 俊哉
    このことを十分に踏まえ、多様で健全な森林づくりを進めていくべきと考えています。
    特に、今後森林を資源として有効利用するため収穫量の増加が見込まれる中で、伐採後の再造林を確実に行うことが重要です。我が国では、かつて第二次世界大戦直後、山に森林が十分になかった時代に大規模な風水害が集中して発生しました。森林の育成には長期間を要することから、確実に再造林を進めることにより森林を早期に回復させ、山地災害防止機能を高めていく必要があります。
         
    再造林を進める上でカギとなるのは、コストの低減です。国有林では現在、伐採と造林を一貫して進める一貫作業システムの導入、コンテナ苗の活用、下刈り作業の機械化等について取り組んでいます。今後も私どもの組織・技術力・資源をフル活用し、特に新しい技術についてはリスクをとってまず私どもが積極的に取り組み、その成果を民有林の関係者に普及していきたいと考えています。  また、多様な森林づくりを進めるためには、植栽だけでなく、天然更新を積極的に採用することが重要です。かつて北海道では、トドマツ、エゾマツなどの北方系の針葉樹とミズナラ、イタヤカエデなどの広葉樹が混ざった天然生の針広混交林が広がっていました。国有林が目指す森林づくりは、人工林をこうした針広混交林に誘導していくことにあります。そのため、「森林に教えを請う」という姿勢で、山の声に耳をかたむけ、山のやりたいという方向に森林づくりを進めていく考えです。
         
    近年、短時間強雨の発生頻度が増加傾向にあり、今後、山地災害の発生リスクが一層高まることが懸念されています。このため、多様な森林づくり等を通じた予防的対策に加え、万が一災害が発生した場合には、国有林ではもちろんのこと、民有林であってもヘリコプターやドローンを活用した被害状況調査や地元自治体等への技術的なサポートなど、特に初動段階において、早期復旧に向けた迅速かつ積極的な対応を行っていく考えです。

    私ども北海道森林管理局は、国有林という森林を政策の手段として、地域の安全・安心や地域の振興のために一生懸命汗を流し、地域になくてはならない組織となれるよう、しっかりと取組みを進めて行きますので、どうぞよろしくお願いします。


    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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