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北海道森林管理局

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    手を取り合って

    エゾシカ対策と効果的に連携するために
    ~エゾシカ簡易影響調査勉強会~

     【根釧東部森林管理署】


    平成29年6月29日(木曜日)、エゾシカチェックシートによる簡易影響調査について、調査精度の向上や他のエゾシカ対策と効果的に連携する方策について理解を深めるため、北海道立総合研究機構、釧路総合振興局・根室振興局職員、関係自治体職員及び国有林職員など57名が参加して「エゾシカ簡易影響調査勉強会」を行いました。

    午前中は、「標津町生涯学習センターあすぱる」において座学を行い、まず北海道立総合研究機構林業試験場の明石研究主幹から「エゾシカの生態と森林被害について」と題して講義していただきました。続いて、北海道森林管理局保全課の畠中利用調整係長から「北海道森林管理局におけるエゾシカ対策について」と題して情報提供しました。

    午後は、根釧東部森林管理署641林班(養老牛担当区部内)において、現地研修を行いました。
    明石研究主幹から、ササや立木の食痕等の見わけ方などの評価方法の説明を受けながら、参加者各自でエゾシカチェックシートによる調査に取り組み、最後に評価点数を確認しました。最初は気づかなかったエゾシカの痕跡も、見分け方を教わることで発見することが出来、参加者の多くはエゾシカ影響度の評価点数は高い結果となりました。

     痕跡の見方などの説明

    (痕跡の見方などの説明)

    【勉強会で確認された痕跡】

      角こすり   ササの食痕
      (角こすり)   (ササの食痕)
           
      糞   トドマツの食痕
      (エゾシカの糞)   (トドマツの食痕)


    今回、参加された皆さんにはアンケート調査にも協力していただきました。主な内容は次のとおりです。

    1.参加して得たこと、学んだこと
    エゾシカの生息密度の違いによる森林に及ぼす影響の違いを知ることができた
    一度大きな被害を受けると植生の回復が難しいことが分かった
    エゾシカチェックシートの継続の必要性を理解できた

    2.意見・感想など
    囲いワナは見たことがないので、今後見学の機会があれば見てみたい
    今後もエゾシカ簡易影響調査勉強会を開催してもらいたい
    今後の具体のエゾシカ捕獲対策や捕獲後の処理などについて詳しい話がほしかった

    この日の勉強会でエゾシカ被害による影響の深刻さ、エゾシカチェックシートによる調査の重要性、実際の調査における注意点など再認識することができました。今後、この取組と他のエゾシカ対策を効果的に連携させる方策を考えていきたいと思います。

    【投稿者】森林技術指導官 阿地克美

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271