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北海道森林管理局

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    手を取り合って

    広葉樹材の説明会の開催

    ~銘木市での高値も祈念しました ~

     【十勝東部森林管理署】


    平成29年1月6日(金曜日)、当管理署敷地内において、銘木市(めいぼくいち)に出品する前の広葉樹材(シウリザクラ、センノキ、カツラなど)を利用して、民有林関係者を対象に広葉樹材の説明会を開催しました。

    これは、民有林関係者でも間近で広葉樹材を見る機会があまりないと思われたため、広葉樹材の説明会を企画し、案内したところ、十勝振興局森林室足寄事務所、足寄町役場、九州大学演習林から計7名、当署職員7名の参加がありました。

    職員による広葉樹材の説明
    職員による広葉樹材の説明

    当署では健全な森林整備、保安林等の適切な管理・保全等を推進するため、森林整備事業による保育間伐、誘導伐及び天然林受光伐の森林施業の中で広葉樹も間伐され、その一部は、旭川市で開催される銘木市に有用広葉樹の一般材、低質材を中心に出品しています。
    通常、銘木市に出品する材は、伐採現場から直接銘木市の開催地に運搬しますが、年末年始で長期の休みがあったことから、除雪経費節減のため一時的に管理署の敷地内に保管し、銘木市の開催に合わせてまとめて発送します。

    説明は署個別対策プロジェクトチーム職員が行い、Sカン(注1)や打刻した数字(注2)の説明、銘木市で並べる時は欠点を手前に見せること、樹種の見分け方、時期や季節による出品量と1立方メートル単価の変動等について説明しました。

    Sカン
    (注1)S字のカンを丸太の小口に打ち込むことにより、割れを防ぎます。

    数字刻印
    (注2)丸太の小口に、丸太の直径と長さを数字の刻印で表示します。
    数字刻印(上から)
    上から見た数字刻印

    参加者から、「人工林からもこのような径級の広葉樹が伐採されるのか」との質問があり、有用広葉樹を残した林分で初回の列状間伐実行の際に伐採生産されることを説明しました。

    広葉樹材の観察をする参加者
    広葉樹材の観察をする参加者

    また、「本数が少ないため運賃に見合わない」、「シウリザクラが銘木になるとは思わなかった」との感想も聞かれ、最後に銘木市での高値を祈念しました。

    なお、説明会で利用した7樹種29本は1月27日の銘木市に出品し、参加された皆さんには落札額をお知らせすることとしています。

    銘木市に出品する丸太
    銘木市に出品する丸太

    最後に、民有林での森林整備にともない、広葉樹材の有効活用について、少しでもお役に立てた説明会になったのではと思います。

    (今野  森林技術指導官)