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10月15日(金曜日)、新得町と(株)ドリームヒル・トムラウシ、十勝西部森林管理署東大雪支署の3者は、新たなエゾシカの捕獲わなの開発に向け「トムラウシの森」の協定を締結しました。
(株)ドリームヒル・トムラウシは、トムラウシ地区内の農地で囲いわなによる捕獲から一時養鹿、食肉加工、販売まで一貫して行う農業生産法人です。
トムラウシ地区はエゾシカが特に多く生息する地域であり、農地や森林での被害は深刻化しています。その対策として、国有林内の林道沿いの8箇所(8ヘクタール)を協定に基づき「トムラウシの森」として設定し、移動式の囲いわなを設置します。
移動式囲いわなは立木を伐採せず立木を利用してフェンスを張るという簡易なものであり、移動するエゾシカに対応して設置できるという点で従来の固定式わなとは異なります。
この囲いわなの開発は「野生鳥獣による森林生態系への被害対策技術開発事業」(林野庁)を活用したもので、全国では8事例、道内では新得町の取り組みが採択されています。
新得町は事業の申請、各種調整、(株)ドリームヒル・トムラウシはNPO法人エンビジョンからの専門的な助言を得ながら、わなの開発・設置から捕獲したエゾシカの処理を行うこととしています。
また、森林管理署はこの事業と連携して、エゾシカ生態調査、除雪を行い、地域、町、国が手をとり合ってエゾシカの食害等の被害を抑えるとともに新たなエゾシカの捕獲わなの開発に取り組みます。このように官民が協定を結び、エゾシカの捕獲から処理まで一貫して行うものは、全国でも初めてのことであり道内外から注目されています。
移動式囲いわなは11月中旬から設置され、将来的には1千頭(現在のドリームヒル捕獲数の倍以上)の捕獲を目指しています。
( 勝丸 森林ふれあい係長)
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