後志森林管理署

ニセコ神仙沼自然休養林(共和町)
地域に根ざした国有林の管理経営
後志森林管理署長 木谷 三男
後志森林管理署は、北海道の南西部に位置している後志胆振流域に広がる約13万ヘクタールの国有林を管理経営しています。
支笏洞爺国立公園、ニセコ積丹小樽海岸国定公園、狩場茂津多道立自然公園などの森林・自然景観を眺望することができ、自然とのふれあいの場として多くの人々が訪れています。
自生するブナ林の北限として天然記念物や植物群落保護林に指定されている「歌才ブナ林」などの貴重な自然環境、ニセコアンヌプリ周辺のスキー場などのレクリエーションエリアがあり、森林の公益的機能の発揮が特に期待されている地域です。
レクリエーションの森の整備
四季折々の自然の美しさを楽しみ、心身の安らぎを味わうことができる森林を、自然休養林や野外スポーツ林などのレクリエーションの森に設定し、人と森林とのふれあいの場を提供しています。
後志森林管理署には、ニセコ神仙沼自然休養林、狩場山自然休養林や洞爺湖風景林など19箇所、9千ヘクタールを超えるレクリエーションの森があり、親しまれています。
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ニセコヒラフスキー場
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神仙沼
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初夏の狩場山
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洞爺湖と中島
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北限のブナ復元プロジェクトの実施
近年、地球規模での環境問題が深刻化する中、地球温暖化の防止や森林の保全など、生物多様性の保全の取組を行うため「北限のブナ復元プロジェクト」を実施しています。
北限のブナ林は、植物群落保護林や林木遺伝資源保存林などに指定することで適切に保全している一方、過去の伐採等により林相の改変を受けブナ林の分布が狭められた、黒松内、寿都、島牧エリア約3万9千ヘクタールについて、復元事業区として取り組んでいます。
この復元事業区の復元手法については、平成19年より地表処理等を行い、目標林や復元事業区・対照区毎の固定調査区を設定し、森林現況のみならず希少種を含む野生生物の生息状況を含めた調査を行うことで、生物多様性の検討を行う詳細な基礎調査を実施しています。
今後「北限のブナ復元」のため、森林施業の検証と生物多様性に対する評価を行いながら取り組む事となり、「北限のブナ復元」手法の基礎となるよう考えているところです。
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歌才ブナ林(黒松内町)
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北限のブナ復元プロジェクト
北大生の保全実習勉強会の実施状況
(平成22年9月)
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失われた森林の復旧に向けて
2000年3月31日、上空3,000mに達する噴煙を上げ有珠山が再び噴火しました。
前回は23年前の1977年、この時の噴火に比べれば規模は小さかったとはいえ、噴火口が有珠山の北西側、洞爺湖温泉街のすぐ背後に現れ、多量の火山灰を降らせました。
この降灰により噴火口周辺の樹木は枯れ、多量の火山灰が辺り一帯に堆積しました。そして、堆積した火山灰は降雨により泥流となり、洞爺湖温泉街に大きな被害を引き起こしました。
このような災害に対し当署では、失われた森林の復旧と堆積した火山灰が再び泥流とならないよう治山事業を行っています。
下の写真は、この2000年噴火の噴火口周辺の現況です。噴火直後は、下の荒廃状況写真のように火山灰が堆積し、降雨の度に削られ無残な状態でした。
ここに治山工事を行い地表面を安定させることで、徐々に緑が戻ってきました。
失われた森林が元通りになるにはまだまだ長い時間を要しますが、復旧に向け取り組みを続けています。
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噴火直後の荒廃した状況
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復旧工事の様子

緑化の進む金比羅火口周辺 |
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(2011年1月 掲載)
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後志森林管理署
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ダイヤルイン 050-3160-5805
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