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根釧原野の荒地を森林に-パイロットフォレスト-厚岸湖に注ぎ込む別寒辺牛川の上・中流域に位置する原野のまま放置されていた地域において、木材生産力の増大や厚岸湖のカキ養殖環境の改善等を図るため、昭和31年から10年間で約1万ヘクタールの植林を行い、森林を造成する計画を策定しました。 今後は、これまでの森林造成の経緯や大面積の人工林である特性を活かして、木材の安定的・持続的な供給、森林環境教育、新たな森林施業等の技術開発等に活用し、林業技術者の養成、新たな技術の実証・普及、地域経済への貢献等の役割を果たしていきたいと考えております。
エゾシカ捕獲のための様々な試み近年、エゾシカの個体数が北海道全域で大幅に増加し、特に道東地区では農林業の被害が顕著になっています。このため、当署では北海道釧路総合振興局や近隣の自治体と連携し、増えすぎたエゾシカの個体数削減のための新たな試みとして、2つのモデル事業を実施しております。 まず、平成21年度から、北海道釧路総合振興局との連携のもと、鳥獣保護区内において有害鳥獣であるエゾシカを効率的に捕獲するために、ベテランのハンターをガイド役として導入し、無償で行うボランティアのハンターを募集しました。その結果、釧路市阿寒地区の国有林において、21年度は、1ヶ月間で約40名のハンターにより367頭のエゾシカを捕獲しました。 さらに、平成21年度から、エゾシカを生きたまま捕獲しシカ肉の有効利用を図ることを目指して、白糠町に囲いわなを設置しております。このわなは、木の板や漁網などで周囲を囲ったわなの中に餌を置きエゾシカをおびき寄せて生け捕りにするもので、21年度には37頭のエゾシカを捕獲し、シカ肉加工業者に引き渡されました。
これらの取り組みの他に、作業路網と高性能林業機械を組み合わせて森林施業の低コスト化を図るためのモデル林の設定を行っております。本モデル林を活用し、実証データの収集等を行うなど国有林のフィールド、資源、技術力を活かした先導的な取組への支援・協力も行っています。 高性能林業機械 今後も、国有林の独自性、技術力を生かし、林業の活性化や地域へ貢献することを目指していきますので、御支援、御協力のほどよろしくお願いします。
(2010年11月 掲載)
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