ホーム > 森もり!スクエア > 署長室の窓から > 十勝西部森林管理署東大雪支署


ここから本文です。

 

十勝西部森林管理署 東大雪支署

石灰華全景とシカの親子

 石灰華全景とシカの親子

 東大雪支署管内の秘境紹介~裏だからこそ守られた奇観

東大雪支署長十勝西部森林管理署東大雪支署長署長 勝占 保

 

十勝西部森林管理署東大雪支署は、十勝平野の北部四町(上士幌、士幌、鹿追、新得)にまたがる約15万ヘクタールの国有林野を守り育ています。

これらは北海道の屋根・大雪山国立公園のうち三国峠から十勝岳に至る稜線を北辺とした南側に位置し、面積には同公園の半分以上を占め、また、太平洋側に開けた地域でもあります。

 しかし、なぜか昔から旭岳や層雲峡を中心とした区域が「表大雪」、十勝側は「裏大雪」と呼ばれ、地元民としては「裏」という言葉のイメージに少し屈折した思いを抱いていました。

 さて、今回はそんな裏大雪に人知れず存在する秘境の一つ「丸山石灰華」を紹介します。  

石灰華は登山客に人気のニペソツ山にほど近い丸山の近く、作業道終点から3kmほど沢を辿った場所に存在し、見事な苔に覆われた沢を登り、獣道を進んで樹林帯から開けた場所に出たとたん、一面の雪景色とも見まがう異様な景色が広がります。

遠目には石灰質の白が目立ちますが、よく見てみると、部分的に黄褐色、赤褐色、黒灰色等、噴出物の成
分によってまだら模様に塗り分けられています。

昨年実施された学術調査によると、石灰華としては日本最大規模、火山性噴出物が長年(少なくとも600年以上)堆積して現在の状況になったとのこと。

これだけの壮観、宣伝すればさぞかし観光客を呼び込めるだろうと、俗な妄想を働かせてしまいますが、だれにも踏み荒らされていないからこそ、この景色があるのは明らかです。

 国立公園特別地域でもあり、一般に開放するには相当な検討・準備が必要でしょう。

この地域を訪れる人がほとんどなく、静かに守られていたからこそ、この感動があるのかと思うと、「裏」も悪くないかと思った次第です。 

石灰華

石灰華

石灰華直下の苔むした滝

石灰華直下の苔むした滝

 

(2009年2月 掲載)

十勝西部森林管理署 東大雪支署

〒080-1408 河東郡上士幌町字上士幌東3線231 

ダイヤルイン:050-3160-5790 FAX:01564-2-2144

 

 最近の記事へ

  

2010年の記事

 

2009年の記事

 

2008年の記事

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ先

企画調整部保全調整課
担当者:指導広報係
ダイヤルイン:050-3160-6274

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。