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北海道森林管理局

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    森林のこともっと知りたい

    弟子屈中学校1年生の林業体験活動

     

    【根釧西部森林管理署】 


     

    弟子屈町立弟子屈中学校では、1年生を対象として、「自然環境が豊かな弟子屈町で、様々な体験を通して自然への関心を高め、ふるさとへの理解を深めるとともに、その後の学習に生かそうとする姿勢を培う」という「ふるさと学習」等を行うことをねらいとした「フィールド研修」が実施されています。

    今年は研修メニューにある「野外体験的活動」の中に林業体験が盛り込まれ、当署にも講師派遣の依頼がありました。8月28日(水曜日)、弟子屈町内の私有林(カラマツ人工林)にて、生徒43名を対象に、森林技術指導官ほか4名の職員が「てしかが自然学校」と協力して体験学習等を行いました。

    4グループに分かれて、順番に1グループずつ林業体験を行い、残りのグループは薪割りや火起こし体験を行いました。

    私たちが担当した林業体験では、はじめに森林の管理について、そのままの状態を維持する天然林と、人手をかけて木を植え育て木材供給の場所にしようと決めた人工林とに分けて管理していること、また、たくさんある人工林を把握するため、林況調査を行っていることなどを説明しました。


     管理棟手前の広場で管理方法などについて説明
    管理棟手前の広場で森林の管理方法などについて説明。

    全体説明後、林況調査を体験してもらいました。
    カラマツ林の中を移動しながら、輪尺で木の太さ(胸高直径)を測りました。

    胸高直径の測定
    足元に気をつけながら交代して測りました。

    目測で測ってみた後、ブルーメライスで木の高さ(樹高)を測りました。

     木の高さを測定
    スコープ越しだと木の先端を見通すのはなかなか難しい。

    最後にみんなで測った胸高直径を記録した野帳を集計し、材積を出してみました。20メートル×20メートルの区画で9立方メートル程度になりました。「一般的な木造2階建ての普通の家を一軒建てるのに32立方メートルほど木材を使うので、皆さんが調査した区画が3個半あれば家が一軒建ちます」と解説すると、「思ったより少ない量だと思う」「いや、多いと思う」と生徒それぞれの感想を口にしていました。

    輪尺やブルーメライスという初めて見る道具に、生徒たちは皆興味津々の様子でしたが、説明を受けながら、テキパキと使いこなしていました。「町の身近にある森を大切にしていきたい」という感想も聞かれ、今回の研修を通じて、生徒たちに森林・林業への関心を高めてもらえたのではないかと考えます。

    (主任森林整備官(森林育成・ふれあい) 沖野)

     

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271