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 森林のこともっと知りたい

弟子屈中学校2年生の林業体験

~木育活動・体験学習~

【根釧西部森林管理署】 


弟子屈町立弟子屈中学校では、毎年2年生を対象として宿泊研修を行っており、今年度は町内の自然や文化に親しみ、ふるさとのよさを再発見するというねらいで実施されました。

研修の活動プログラムには林業体験が盛り込まれ、学校から講師派遣の依頼があったことから、森林技術指導官他5名の職員が「てしかが自然学校」と協力して木育活動や体験学習を行いました。

平成28年7月7日(木曜日)快晴の下、弟子屈町内の私有林(カラマツ人工林)にて、生徒51名を対象に体験学習を行いました。

はじめに、教職員も含めて生徒全員で林内を散策し、その後4班に分かれて、1班ずつ林業体験を行い、残りの班は広葉樹の除伐や薪割り、たき火といったメニューです。

原野のもり遠景

管理棟の手前の広場で木育体験

てしかが自然学校説明

当日の流れなどを説明をしている様子

私たちが担当した林業体験では、まず国有林や森林管理署の仕事の話も交えながら、人工林施業について、写真を使った紙芝居形式で説明し、その後輪尺とブルーメライスという道具を使いながら木の太さ(胸高直径)や高さ(樹高)を測る林況調査を体験してもらいました。

紙芝居形式説明

まずは写真を使って人工林について説明

生徒のみんなは輪尺についてはすぐに使い方が分かったようで、1人3本胸高直径を測ってくださいというお題にも、「もっと測ってもいいですか?」と手際よく何本も測る子がいたり、「俺のウェストも測ってよ」と友達同士で体に輪尺を当て合う子がいるなど、正しい(?)使い方をマスターしていました。

それに対して、ブルーメライスはなかなか難しかったようで、樹高を測りたい木の先端をスコープ越しに探すのに苦労していました。

それでも、しばらく使っていると慣れてくるようで、ほとんどの子が私たちが事前準備の段階で計測していた結果(20メートル)と同じ答えを導き出していました。

ちなみに、樹高計測の前に「見た目で何メートルぐらいあると思いますか」とクイズ形式で質問したところ、下は10メートルから上は100メートルまで様々な意見がありましたが、20~30メートルという答えが最も多く、みんななかなか良い「目」をお持ちのようです。

輪尺測定

輪尺を胸の高さに当てて木の太さを測ります

 ブルーメライス
ブルーメライスに悪戦苦闘。
測りたい木がどこにあるか探しています

最後に、調査の結果から今この森林を伐ったら、どれぐらいの材積になるか、丸太価格でいくらぐらいになるか、そしてこの森林を育てるのにどれぐらい費用がかかっているかを説明しました。

20メートル×20メートルの区画内で、丸太価格で約12万円、苗木代や保育にかかった経費が平均的な価格といわれる8万円と想定すると、40~50年ぐらいかかって4万円の利益となると話したところ、「そんなに安いとは思わなかった」と一様に驚いていました。

こういう背景からも、「たくさん木を使ってもらえるように推進しています。みんなも木を使った製品、商品があったら手にとってみてください」という言葉で締めの挨拶としました。

後日、生徒から「またやってみたい」という言葉も多く聞かれましたと、先生から連絡をいただき、林業について知るというねらいに対して一定の成果をあげられたのではないかと思います。

今回の体験学習をきっかけに、継続的な活動につなげられるよう、関係機関との連携を深めていきたいと考えています。

(畠 森林整備官) 

 

 

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