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 森林のこともっと知りたい

滝上町立滝上中学校生徒の職場体験学習

【西紋別支署】

平成28年6月21日(火曜日)から2日間の日程で、滝上町立滝上中学校2年生の生徒2名が、「職場体験学習」のために西紋別支署を訪れました。

1日目

はじめに、森本支署長から「北海道には広大な森林がありますが、その大半を占める国有林の森林の整備・保全をするのが仕事です」と概要説明を行い、その後、長靴とヘルメットを着用し職場体験学習が始まりました!

林業専用道新設工事見学

最初に向かった先は今年12月完成予定の「林業専用道新設工事」の現場です。

担当職員より、林道新設工事の延長や工期など工事内容についての説明を受けました。

生徒たちは、初めての工事現場に少し圧倒されながらも、業者の方から最新の測量機器を覗かせてもらうなどして、少し緊張がほぐれたようでした。

工事内容についての説明を受けました

工事内容等についての説明を受けました

測量機器をのぞいてみました!

測量機器をのぞいてみました!

造林地の見学

林道工事現場から移動して次に向かったのは、今年の春に植え付けをした造林地です。

担当職員から、「伐採した面積を測量して、苗木を植えるときに支障となる草や伐採後に残った枝などを調査し、その後植え付けを行うことでこのような造林地ができました」と説明を受けました。

また、苗木には裸苗だけでなくコンテナ苗もあり、実物を見ながらその違いについても学習しました。

造林地の概要について説明を受ける生徒

造林地の概要について説明を受ける生徒

天然更新についても学習

天然更新についても学習

検知業務と伐倒見学

午後からは「検知業務体験と伐採現場の見学」をしてもいました。担当職員より「どのくらいの量の丸太が出てきたかを確認するために検知業務を行っています」と説明を受け、実際に丸太の太さを測る検知業務を体験しました。

検知業務

丸太の量を確認するための検知業務

1本1本正確に丸太の太さを測っています

1本1本正確に丸太の太さを測っています

実際に伐倒しているところの見学もしました。伐倒後は、業者のご好意により土場でグラップルの運転をしました。

伐倒した丸太を掴み、別の場所に積みます。

初めての運転で緊張しながらも業者の方に指導いただきながら、上手に運転出来ました。

「丸太の検査では1本1本確認しながらだったので、目が回りそうだった」と感想をもらい、1日目の日程はこれで終了しました。

機械を近くで見学

機械を近くで見学

グラップルの運転

グラップルを操作させてもらいました

2日目

2日目は、午前中に海岸防風保安林にて見学と調査、午後は署で内業を行う予定です。

昨日の感想を聞きながら現場へ向かいます。車酔いはあまりしない、と言っていた二人でしたが、公道と比べて道の悪い林道の走行では、少し酔ってしまったと話していました。

治山の仕事・保安林

海岸防風林内にて治山事業について説明を受けました。 森林管理署の仕事は、植え付けや伐倒など、森林で木を扱う仕事だけだと思っていたらしく、紋別海岸護岸工事のような治山事業を行っていることに驚いたそうです。

二人は普段は入れない現場に入り少しわくわくしていたようですが、担当職員からの説明は真剣な表情で聞いていました。

 

海岸防風林内にて治山事業について説明を受けました

海岸防風林内にて治山事業について説明を受けました

真剣に聞き入っています

真剣に聞き入っています

地林況調査

地林況調査体験をしました。地林況調査について、国有林内のすべての木を調査するには莫大な時間がかかるため、代表地(標準地)を設定して調査を行っているのだということを学びました。

最初にコンパス測量を行って標準地を設定しました。その後、標準地内の樹種、胸高直径、樹高を調査し、一本一本大きな声で調査官に伝え、調査官は野帳に記入していきます。

樹高計測には、測高器(ブルーメライス)を用いました。木の根元と木の先端を順に覗き、ボタン操作によりそれぞれの目盛りを読みます。

針がふらふら動いてしまって正しい値にならなかったり、ボタン操作を間違ってしまったり、苦戦しながらも夢中で機器を覗いていました。

比較的歩きやすい調査地でしたが、次々と調査をしていくので少し大変だったと話していました。

距離の計測後、方位・傾斜度の確認

距離の計測後、方位・傾斜度の確認

ナンバーテープの取り付け

ナンバーテープの取り付け

林尺で胸高直径の計測

林尺で胸高直径の計測

木の先端に狙い定めて

木の先端に狙い定めて

帰り道では、疲れたと話しながらも、カメラを向けると元気にピースサインを返してくれました。

なんだかヘルメット姿も板についています。

潮風が冷たく、霧雨も降っていて絶好の調査日和とはなりませんでしたが、楽しく森林管理署の仕事を学べた!と言っていただけました。

 

カメラに向かってピースサイン!

カメラに向かってピースサイン!

内業体験

署に戻ってからは、午前中に調査を行った海岸防風林を、立体視鏡をつかって確認しました。

木や山が浮かび上がって見えた瞬間、感嘆の声を上げていました。

午前中に調査した野帳をパソコンに入力して、蓄積の算出を行いました。

野帳を見ながら、間違いのないようにひとつひとつ慎重に入力していきます。

 

おぉ!と感嘆の声

おぉ!と感嘆の声

野帳の入力

野帳の入力です

その後、質問や感想などの対談を行って、2日間の職場体験が終了しました。

後日、二人からお礼の手紙が届き、「実際の現場がどういうところなのかを詳しく知ることができた。これからもっと森に入って、木を観察してみようと思った。」「地道な測量や調査が、林業関係の仕事を支えていると知ることができた。正確さと早さを両立することがいかに大切かを、身にしみて感じた。」という感想をいただきました。

今回の経験を生かし、将来に向けて頑張ってください!

(総務グループ  大山春香)
(業務グループ  中西亮太)

 

お問い合わせ先

総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271

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