ホーム > 森もり!スクエア > 森林のこともっと知りたい! > 2市町の小学校で初夏の森林教室を実施


ここから本文です。

 

 森林のこともっと知りたい

2市町の小学校で初夏の森林教室を実施

~春の部の森林環境教育~

【上川中部森林管理署 】


講師の説明を熱心に聞き入る児童たち

講師の説明を熱心に聞き入る児童たち

上川中部森林管理署では、5月から6月に東神楽町立志比内(しびない)小学校、旭川市立富沢小学校が開催した森林教室に、講師として参加しました。

この時期の森林教室は、新緑の芽が吹き、植樹の適期によるものと考えられます。

各学校では年間行事に児童の状況等に合わせた様々な内容の森林環境教育が実施されており、児童たちもそれぞれの活動を通じて森林環境の尊さや取り組みの大切さを、改めて感じ取っているようでした。

このページでは、各学校における取り組みの一部を紹介します。

【志比内(しびない)小学校】

5月19日(火曜日)に実施した第1回目の森林教室は、あいにくの小雨のため校舎内での行事となりましたが、児童8名、教職員4名、当署職員4名による紙ポット苗造りを行いました。

開会式では、校長先生から「1本の木が林や森になっていく。今日は1本の木を育てる勉強をする。秋には木に言葉を掛けて山に返してほしい。」、当署からは「色んな所で木が使われているが、大きくなるまで100年は掛かる。生長を手助けすることで木も恩返ししてくれる。そういう意味を理解し紙ポット苗を作ってほしい。」と語りかけ、児童たちもその意義を噛みしめて聞いていました。

その後、紙ポットの作成、苗木の移し替え作業をスムーズに行い、雨が上がったことから外で記念撮影。

閉会式では当署から「9月に山に返すまで大切に育ててほしい」と呼びかけ、児童代表からは「森林管理署の皆さん、親切なご指導ありがとうございました。今日は気持ちを込めて植えることができました。これからも気持ちを込めて育てていきます。」とのお礼の挨拶があり、終了しました。

ミズナラ苗の成長をイメージし「はいポーズ!」 

ミズナラ苗の成長をイメージし「はいポーズ!」

【富沢小学校】

富沢小学校は、遊々の森(美遊の森)協定締結校であり、毎年春・秋に森林教室を実施しています。

行事日和となった第1回目は、6月24日(水曜日)に児童38名、教職員7名、当署職員6名が参加し、学校正面玄関前で紙ポット苗造りや、ドングリからミズナラ苗に生長する過程を、実際の苗木を観察して学習しました。

開会式では、当署から「今日は紙ポット作りを通じて森づくりに携わって頂く。ミズナラは直経1メートル、樹高30メートルの大木になるが、長い年月手入れが必要。日々の生活で木の恵みを受けているので、心を込めて育ててほしい」と語り掛け、児童たちも森づくりの必要性について理解を深めているようでした。

その後、紙ポットの作成、ドングリの成長の学習、苗木の移し替えと作業は流れ、最後にポット苗を学校畑に仮置きした後、秋の植樹までの苗木管理として「適度な日光を与えつつ、定期的な水やりを行い大切に育てる。」ことを全体で確認しました。

閉会式では、各学年代表から、
(1)小学校最後の植樹になったが、大人になるまで生長してほしい。
(2)今日は上手く植えられた。山に返ったら早く大きくなって、綺麗な空気を作ってほしい。
(3)苗植えが出来てすごく楽しかった等の感想と、児童会長からは「今日は色々教えていただきありがとうございました。今日植えた苗を秋に山へ返すまで大切に育てていきたい。大きな木に育ってほしい。」とのお礼が述べられました。

最後に、校長先生から「物を育てるということは、とても大切なこと。秋まで大切に育てるのは勿論だが、10年・20年後にどうなっているか楽しみにしてほしい。森林管理署の皆さん、今日は懇切丁寧なご指導ありがとうございました。」との挨拶により、終了しました。

完成したポットを手に笑顔を見せる児童たち 

完成したポットを手に笑顔を見せる児童たち

後書き…

5月から6月の森林教室は、森林技術指導官、主任森林整備官、森林整備官が中心となり、また管轄する首席森林官を始めとする現場の協力の下で、好評のうちにそれぞれの森林教室を終えることができました。

秋にも3つの小学校で森林教室が予定されていますが、次代を担う児童たちに森林を作り育てることや環境問題の大切さ、さらに国有林の果たしている役割等を的確に伝え、より一層理解が深まるよう、取り組みを進めていきたいと考えています。

 

(宇佐美 森林整備官(森林ふれあい))

 

お問い合わせ先

総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271

森林管理局の案内

リンク集