ホーム > 森もり!スクエア > 森林のこともっと知りたい! > 3市町の小学校で初夏の森林教室を実施


ここから本文です。

 

 森林のこともっと知りたい

3市町村の小学校で初夏の森林教室

~各地で積極的な森林環境教育を実施~

【上川中部森林管理署 】

 各地で実施


 

上川中部森林管理署では、5月~6月に東神楽町立志比内小学校、旭川市立富沢小学校、美瑛町立美瑛小学校の森林教室に、講師役として参加しました。

この時期に集中して森林教室が開催されているのは、新緑の芽が吹き、植樹を行う適期が重なっていることが考えられます。

各学校とも、年間行事に組み込む中で児童の状況に合わせて、様々な内容で森林環境教育が実施されており、児童たちも各活動を通 じて森林環境の尊さや取り組みの大切さを、改めて感じ取っているようでした。

このページでは、各学校の取り組みの一部を紹介します。

【志比内小学校】

晴天に恵まれた5月20日(火曜日)、第1回目の森林教室では児童10名、教職員6名、当署職員4名が参加する中、校庭で紙ポット苗造りを行いました。

開会式では、校長先生や当署から森林の役割や植樹の意義、今回作成するポット苗が成長した際には「直径が1m、樹高が30mの大木になる」等の話があり、児童たちは興味深く聞き入っていました。

また、担当教諭から志比内小学校は今年、特に森林・木材のことに関する学習に力を入れており、森林教室だけでなく木材工場の見学、北大演習林から講師を招き校庭に成長している樹木名の勉強を行うこと等の説明がありました。

また、「森林が自分たちの生活にどれだけ密接に関わっているか?」の問いかけに児童からは「家を建てる材料になる」、「家具に使われる」、「酸素を出してくれる」、「人の心を和やかにしてくれる」等、学習によってかなり森林に対する理解度が高まっていることに、当署職員も感心する場面がありました。

その後、紙ポットの作成、苗木の移し替え、記念撮影をスムーズに行い、閉会式では当署から「今日植えた苗木はまだ若いので、9月の植樹まで大切に育ててください。特に苗木が枯れないように注意して、適度に水やりをやってください。」とお願いしました。

児童代表からは「親切なご指導ありがとうございました。9月に森の神様(「国有林の森の巨人たち100選」で選ばれたカツラの巨木)横の植樹箇所に行けることを楽しみにしてます」とお礼の挨拶があり、行事を終了しました。

 

 ミズナラ苗のイメージ

ミズナラ苗のイメージで「はいポーズ!」

【富沢小学校】
富沢小学校は、遊々の森(美遊の森)協定締結校であり、年2回の森林教室を実施しています。

第1回目は、早朝から灼熱の暑さに見舞われた6月4日(水曜日)、児童37名、教職員7名、当署職員5名が参加する中、学校正面玄関前で紙ポット苗造りや、ドングリからミズナラ苗に成長する過程を、実際の苗木の状態を観察して学習しました。

 開会式では、当署から、「植樹の意義や成林するまで手入れをする大切さ、森林づくりに参加する意義を考えながら、紙ポットづくりを楽しんで下さい」と話し掛け、児童たちも理解を深めているようでした。

その後、汗まみれになりながらも紙ポットの作成、苗木の移し替え、ドングリの成長の学習へと流れ、最後に秋の植樹までの苗木管理として「より優しい環境に苗木置き場を変更し定期的な水やりで大切に育てる」ことを確認し、ポット苗の仮置きを行いました。

閉会式では、各学年代表から、「早くドングリが大きくなってほしい」、「ポットづくりは難しかったけど、ちゃんと出来て良かった」、「暑かったけど頑張って出来た」、「秋の野山では大きく育ってほしい」等の感想と、全生徒代表からは「今日は色々教えていただきありがとうございました。ドングリの木が早く大きくなって、富沢地域の空気を綺麗にしてほしい」とのお礼が述べられました。

最後に、校長先生から「今日持参されたミズナラ苗が、2年経ってもこの程度の大きさにしかならないという説明に驚きました。苗木も少しずつ大きくなっていくのと同じように、自分たちも少しずつ成長していけるように頑張りましょう。森林管理署の皆さん、親切なご指導ありがとうございました」との挨拶で、春の部の行事を終了しました。

ポット苗づくり

ポット苗づくりの説明を真剣に聞く児童たち

【美瑛小学校】

道内の記録的な長雨が収まった6月20日(金曜日)、児童41名、教職員4名、当署職員5名が参加する中、美瑛町白金地区暴れ沢付近の植樹箇所において、児童が事前に作成していた紙ポットにミズナラ苗を移し替え、植樹を行いました。

植樹を終えた後にはみんなで記念撮影、その後「種飛ばしキット」を用いた森林環境教育などを行い、様々な角度から森林とふれあい、理解を深め合いました。

開会式では当署から、「紙ポットに苗を移し替えて植樹を行うが、大木として育つように丁寧に植樹活動を行ってほしい。植樹方法や種飛ばしの説明を良く聞いて、楽しみながら活動して下さい」と挨拶。

また、当署職員から野外活動の注意(蜂・林内歩行・ダニ等)を徹底しましたが、活動中に蜂の飛来が何度かあったものの、児童たちは指導された内容通りに落ち着いて行動しました。

植樹方法等の説明後に、苗木の移し替えを行い、植樹をし、記念撮影を行いました。

森林環境教育では2種類の「種飛ばしキット」を作成しました。

うまく飛ばせる子、なかなかうまく飛ばせない子、それぞれでしたが、飛ばし方のコツを教えると「わ~、飛んだー」の歓声と笑顔が見られました。

最後に閉会式では、当署から「今後も植樹した苗を大切に育てて、山を緑にする活動に協力してほしい」と要請、児童全体からお礼の言葉があり、一連の行事を終了しました。

 

種飛ばし実験

種飛ばしキットの作成

後書き…

5~6月の森林教室は、上川中部森林管理署と上川北部森林管理署の共同行事である「笹の平たけのこ自生園」の開園時期と重なるため、講師派遣の調整や事前準備等で大変さはありましたが、森林技術指導官、主任森林整備官、森林整備官が中心となり、また管轄する首席森林官をはじめとする現場の協力の下で、好評のうちにそれぞれの森林教室を終えることができました。
 
秋にも3つの小学校で森林教室が予定されていますが、次代を担う児童たちに森林・林業、環境問題の大切さ、さらに国有林の果たしている役割等を的確に伝え、理解が深まるよう、取り組みを進めていきたいと考えています。

(宇佐美 森林整備官(森林ふれあい))

 

お問い合わせ先

総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271

森林管理局の案内

リンク集