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 森林のこともっと知りたい

4市町の小学校で初夏の森林教室(延べ6回)を実施

~遊々の森などを活用した積極的な森林環境教育~

【上川中部森林管理署 】

 毎年、遊々の森で積極的な森林環境教育を実施


 

上川中部森林管理署では6月に、旭川市立富沢小学校、上川町立上川小学校5年生(2回)と3年生、美瑛町立美瑛小学校、東神楽町立志比内小学校で延べ6回開催された森林教室に、講師役として参加しました。

この時期に集中して森林教室が開催されているのは、新緑の芽が吹き、植樹を行う適期と重なっていることが考えられます。
各学校とも児童の状況に合わせて様々な内容で森林環境教育が実施されており、児童たちも各活動を通じて自然の尊さや取り組みの大切さを、改めて感じ取っているようでした。

このページでは、各学校の取り組みの一部を紹介します。

【富沢小学校】

富沢小学校は、遊々の森(美遊の森)協定締結校でもあり、春・秋2回の森林教室を実施しています。

第1回目は、6月4日(火曜日)、学校玄関前において児童33名・教職員8名、当署職員4名が参加する中、ドングリ苗の紙ポット作りを行いました。

当署職員から植樹の意義を含めた挨拶、紙ポットの作り方や育て方について説明した後、早速材料を分け合って作成に…。

低学年の児童は慣れない手つきながらも上級生にも指導をもらいつつ、何とか全員が作り上げることが出来ました。

児童のみなさんは、秋の植樹に向けて「大切に苗木を育てていく」ことを誓い合っていました。

終了後、「大変分かりやすい説明で、自分たちの手で苗木を植え入れられました」との礼状が届きました。

 ドングリ苗の紙ポット作成

ドングリ苗の紙ポット作成

【上川小学校5年生(2回)】

上川小学校も、遊々の森(エミーナの森)協定締結校で、5年生と3年生の2学年で計3回森林教室を実施する熱心な学校です。

今年トップを切ったのは5年生で、第1回目は6月20日(木曜日)のクチャ(アイヌ民族の狩り小屋)の骨組み作りでした。

まず、当署職員が、自然の中で活動する楽しさや意義、安全対策等を説明した上で、クチャの骨組み造りを実演。

その後、児童達が骨組みに横梁棒を麻紐で縛り付ける作業を行い、馴れない手付きながらも時間内に2棟のクチャの外形を作り上げました。

作業の合い間には、ある職員の「入山用七つ道具」のぶら下がったベルトに、児童たちが異常な興味を示し、「これは何?これは何に使うの?」と質問攻めに遭う一幕もありました。

第2回目の6月24日(月曜日)は、森林官を中心とした現場職員の指導により、傘のような大きさのふき取りを行いクチャの屋根に葺く作業を行いました。

周りでは、ふきの良い香りが漂い、完成後は「秘密基地をバックに記念撮影」。

最後に現地の小野森林官から「今回使用した材料は、全て自然の産物です。限りある資源を大切に扱うようお願いします。」と語りかけ、児童代表からは、お礼の言葉をいただきき無事終了しました。

クチャ(アイヌ民族の狩り小屋)の骨組み作り

クチャ(アイヌ民族の狩り小屋)の骨組み作り

完成したクチャの中に入り満足そう…

完成したクチャの中に入り満足そう…

【上川小学校3年生】

3年生は6月25日(火曜日)、児童32人が4班に分かれて「収穫調査」の体験を行い、山の中での仕事について驚きと関心を持って真剣に取り組みました。

まず当署職員から、「林業の仕事の体験を通じて森林を守り育てる大切さを学んで」と呼びかけ、その後、安全指導を行いました。

1組8人に当署職員が付き添いながら調査を開始しましたが、馴れない道具、樹種の見分け方、樹高の測り方など分からないことばかりで悪戦苦闘。

職員のアドバイスを受けながら、何とか7本の供試木の調査を終えました。

その後採点を行い、その結果に児童たちは一喜一憂、それでも思った以上の高い正解率に、職員一同感心していました。

順位は別として賞品として「種飛ばしキット」を贈呈し、学校で実験することを楽しみに、みなさん帰路に着きました。

収穫調査を体験

収穫調査(樹高・直径の計測など)を体験

【美瑛小学校3年生】

美瑛小学校では、事前に学校で紙ポットの作成を実施し、6月21日(金曜日)に、白金地区でビニールポットからドングリ苗を移し替え、その場に植樹を行いました。

まず、当署職員から、一人ひとりが苗を植え育てることの意義と植樹に当たっての注意事項等を説明し、その後早速作業に。

児童たちは毎年行っていることもあり、手早く作業・植樹を完了しました。 

 その後は、4種類入った「種飛ばしキット」を作成し、早速模型の種飛ばしの実験を開始。「わー飛んだ、おもしろい!」などの歓喜の声が森の中でこだましていました。

種飛ばしキットの作成

種飛ばしキットの作成

【志比内小学校】

志比内小学校は、東神楽町(国有林野は所在していない)の郊外にあり、旧志比内担当区が所在していた頃から、学校との付き合いが続いてきました。

郊外のため生徒数は少ないですが、年2回の森林教室を継続してきた熱心な学校であり、環境に恵まれた地域で純朴な児童が多い学校でもあります。

今年は6月21日(金曜日)に、第1回目の紙ポット作成を行いました。

まず、当署職員から「楽しんで体験を、秋の植樹に向け大切に育てて」と呼びかけ、その後、作り方の指導を行いました。

児童たちは時間内にスムーズに作り上げることができ、とても満足そうな表情で記念撮影していました。

綺麗に出来た紙ポットとともにハイチーズ

綺麗に出来た紙ポットとともにハイチーズ

後書き…

6月の一連の森林教室は、上川中部署の独自行事である「笹の平たけのこ自生園」の開園時期と重なったため、講師派遣等の割り振りなどで大変さもありましたが、総括森林整備官、主任森林整備官、森林整備官が中心となり、また森林技術指導官、地域林政調整官、さらに管轄する首席森林官、森林官、地域技術官等の協力の下で、好評のうちにそれぞれの森林教室を終えることが出来ました。

秋にも3つの小学校で森林教室が予定されていますが、次代を担う児童たちに森林・林業、環境問題の大切さ等の理解が深まるよう、 取り組みを進めていきたいと考えています。

(宇佐美 森林整備官(森林ふれあい))

 

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