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 森林のこともっと知りたい

樹木医と、歩いて学んで体験する 知床の森

~物質循環の仕組みを学び、エゾシカの食害から森を護ろう~

知床森林センター 

 推定樹齢190年のトドマツ

推定樹齢190年のトドマツ


 

9月29日(土曜日)、樹木医の解説により、森の中で繰り広げられている物質循環の仕組みを学ぶとともに、その循環に対する脅威であるエゾシカから森を護るため、私たちにできることを体験するイベントを開催しました。

 

北見市、網走市、紋別市、美幌町、斜里町などから、48名の方にご参加いただきました。

 

まず始めに、当センター会議室において、樹木医 鈴木順策氏による「オホーツク地域の森林の特徴と物質循環」について、レクチャー(座学)を受けました。

樹木をはじめとする植物や動物、キノコをはじめとする菌類などの働きによる当該地域の森林の特徴や、現状について学びました。

 

その後、オシンコシン周辺の国有林内にある、約1.5kmの遊歩道等を散策しました。

散策では、推定樹齢450年以上のカツラの木(幹回り9.5m、樹高約30m)や、同じく190年のトドマツ(直径97cm、樹高27m)などの巨木の散在する原生的な森林内を、樹木の水分循環についてのメカニズムなど、植物についての話しだけではなく、足の下に何万という土壌中生物や、ボロボロに腐朽した木を前に、キノコや菌類についての話しをするなど、樹木医から観察を交えた様々な解説がありました。

 

途中、エゾシカによる樹皮食害にあったイチイの木(直径76cm)では、食害防止ネットを巻を体験していただき、エゾシカの食害により手を加えずには維持できない、森林の現状を実感していただきました。

 

また、参加者1人1個ずつカミネッコン(6角形の段ボール製のポット)を作成し、ミズナラのドングリを3粒づつ播き、エゾシカによる食害を被った森林へ、「数年後の樹木や森林の姿が楽しみ」などという未来の森林への思いを込めて、カミネッコンを設置しました。

 

※本イベントは、知床森林センターとオホーツクみどりネットワーク(外部リンク)共催、道民カレッジ「ほっかいどう学出前講座」併催イベントです。 

 

(島田 緑化第二係長)

樹木医によるレクチャー 

樹木医によるレクチャー 

 推定樹齢450年のカツラ

推定樹齢450年のカツラ 

森の分解者であり秋の恵みのキノコもたくさん

森の分解者であり、秋の恵みのキノコもたくさん

木の輪切りを使って樹木の肥大成長の説明

木の輪切りを使って、樹木の肥大成長の説明

エゾシカ食害防止ネット巻き体験

エゾシカ食害防止ネット巻き体験

カミネッコン(紙ポット)づくり

カミネッコン(紙ポット)づくり

カミネッコンによる種蒔き

カミネッコンによる種蒔き

 

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