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 森林のこともっと知りたい

地域と連携したブナ観察会

~士別市で植栽された三本の民間ブナ~

森林技術センター

参加した小学生と最後にブナの前で記念撮影 

参加した小学生と最後にブナの前で記念撮影
〔樹高11m、直径52cm、樹冠9m×8m〕 


平成24年9月7日(金曜日)、士別市郷土研究会主催による「2012士別市三本の植栽ブナ観察会」が開催されました。

 

観察会開催のきっかけは、昨年秋、(独)森林総合研究所北海道支所の松井主任研究員より、「道北地方では珍しい植栽されたブナが士別市にあると聞いているが、承知しているか」と森林技術センターへ照会があり、士別市と協力して探したところ、市民が所有する三本の植栽されたブナの存在がわかってきたことです。

 

この情報はブナ研究者、大学や地域社会から反響が大きかったことから、地域と国有林(士別市郷土研究会、士別市、士別地区森林組合、(独)森林総合研究所北海道支所、北海道大学大学院、森林技術センター)が連携して、観察会を開催することとなりました。

 

当日は、士別市小学校自然科学クラブ(小学4~6年生)33名や市民、道北地域森林組合、専門家ら90数名が参加し、ブナの個体調査(樹高・直径などの測定)及び生態・分布のお話しなどの観察会が行われました。

 

市内3箇所にあるブナの個体調査では、レーザー測高機で樹高、直径巻き尺で胸高直径や樹幹長の測り方のデモンストレーションを森林技術センター職員が行い、普段こども達や市民が見ることのない林業技術を披露し好評を博しました。

職員が胸高直径を測っているとき、直径巻き尺について、「優れもの巻き尺」と紹介すると、教育関係者から感嘆の声が上がっていました。

「直ぐに購入し教育現場で活用したい」と感想が聞かれるなど、反応が印象的でした。

 

ブナは、植栽による生育はするものの、厳しい気象条件等から、道北地方では天然更新の発芽は難しいとされていました。

ところが、事前調査でも確認できなかったブナの更新した稚樹を一個体、北海道大学により確認することができました。

今後も森林技術センターが地域と連携して、今回のような観察会などを開催することにより、地域のみなさんが森林や樹木、国有林に関心を持つ、きっかけづくりになればと思います。 

(松本 副所長)

三本中一番大きな植栽されたブナ

三本中一番大きな植栽されたブナ
〔樹高18m、直径82cm、樹冠13m×10m〕

森林技術センター職員による測樹風景

森林技術センター職員による測樹風景

小学生に説明する森林総研のブナ研究者

小学生に説明する、森林総合研究所のブナ研究者

1個体を発見したブナの更新稚樹

1個体を発見したブナの更新稚樹

 

 

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