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オシンコシンの森林を樹木医「鈴木順策」氏と一緒に散策し、森林に触れあい、学習するイベントを9月4日に開催しました。
今回のイベントはオホーツクみどりネットワーク、道民カレッジとの合同開催です。
20代から80代まで計46名の方に参加していただきました。
午前10時に知床森林センターに参加者が到着し、「会議室」で開会式・事前レクチャーを行いました。
事前レクチャーでは、樹木医「鈴木順策」氏より「オホーツク地域の森林の特徴」についての話があり、オホーツク圏の森林生態系、植物や菌類、本日散策する森林にある樹木など、中身の濃い講義となりました。
その後、バスに乗車しオシンコシンの森林へ向かいました。
前日の大雨がウソのように晴れあがり、晴天の中、現場の森林に到着。
森林の入口からさっそく樹木医の解説が始まりました。
入口から間もなくキハダの巨木があり「こんな大きな木は他にはないですよ」という講師の声に参加者の方から感嘆の声がもれていました。
また、近くにある「イチイ林木遺伝資源保存林」の貴重なイチイをエゾシカの食害から保護しているとの解説や、周囲のエゾシカの食害を実際に目にし、「始めて食害の実態に触れた」と驚いている方もいました。
保存林周辺で職員による実演のあと、参加者に7~8人のグループに分かれてもらい、シカ食害防止ネットを巻く作業を行いました。
初めての作業で、最初は苦労していましたが、各班3本づつイチイに施工。エゾシカ対策のネット巻きが立派に完了しました。
1時間程の作業を終え、再び講師の解説とともに、散策を再開。
樹木医の聞き慣れない言葉に、難しそうな表情をされている参加者もいましたが、最後まで興味深そうに話に耳を傾けていました。
講師からは巨木など植物の話から、エゾシカの水飲み場・獣道、土壌中の細菌、菌類に至るまで幅広い解説がありました。
特に、森林観察路では熱心に解説が行われ、大変内容の濃い森林散策となりました。
長い道中でしたが、参加者のみなさまのご協力のもと3時間にも及ぶ4キロの散策は無事終了。オシンコシンの高台で記念撮影。
最後は森林センターに戻り、講師の方と併催の「道民カレッジ」の方から講評を頂き、イベントを終了しました。
参加者の方からは「知的好奇心をくすぐられた」「自然への思いが深まった」「樹木医の先生の解説が非常に勉強になりました」「散策のスケールが大きい」などの声をいただきました。
(金澤 知床森林センター所長)
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