ホーム > 森もり!スクエア > みんなで森林づくり > お魚を増やす森林づくりと森林環境教育の取組


ここから本文です。

 

 

 みんなで森林づくり

お魚を増やす森林づくりと森林環境教育の取組

~山づくりや森林への関心を深めて~

【留萌南部森林管理署】 


留萌南部森林管理署では、平成28年10月に地元漁協・ボランティア団体や小学校等と連携し、豊かな海づくりに向けた植樹活動や森林教室を行いました。

自然とのふれあいを深めながら、森林づくりの大切さや森林の持つ働きについて理解を深めていただく機会となりましたので、その取組を紹介します。

1.新星マリン漁協女性部等との森林づくり活動

10月6日(木曜日)、留萌市幌糠国有林の「チバベリふれあいの森」において、新星マリン漁業協同組合女性部(6名)とコープさっぽろ留萌コープ会(3名)による森林づくり活動を行いました。

当日は、朝から雨模様で開催も危ぶまれましたが、ぎりぎりの時間でようやく天候も回復し、雨に濡れることなく無事予定されていた内容を行うことができました。

まず、カミネッコンの作成にかかり、若手職員の作成指導でつくっていく中、途中で「思い出した」の声もあがり、昨年の記憶を呼び起こしながら次々に組み立てていきました。

若手職員によるカミネッコン作成の説明

若手職員によるカミネッコン作成の説明

次に、ビニール製のポットにドングリをまき付けて、実生の苗づくりを行いました。

こちらも家庭菜園で手慣れているためか短時間で手早く終了しました。

来年はこの苗を使ってより実感のこもった植樹になるよう期待しているところです。

カミネッコンを林内に設置し、そのあとの森林散策では、森林官が樹木の種類や特徴、木の実の食味体験を交えながら説明を行い、周りの風景や樹木を観察しながら起伏に富んだ歩道をゆっくり降りてきました。

足下にはたくさんの見たことのないキノコが目に映り、歓声があがっては「これ食べれるの」の質問に、返答に困ってしまう場面もありましたが「あやしいキノコは食べないで下さい」と注意喚起を促し、森の中でしか見られない日常とは違う様々な景色に大満足している様子でした。

森林官による樹木のガイド

森林官による樹木のガイド

みんなで記念撮影「チバベリふれあいの森」

みんなで記念撮影「チバベリふれあいの森」

2.苫前小学校との森林教室

平成28年10月14日(金)、苫前町三渓国有林の「サンケベツ遊々の森」において苫前小学校1・2年生の児童23名、教員3名、教育委員会1名の参加による森林教室を実施しました。

はじめに、署から挨拶とスタッフ紹介、注意事項等の説明後、早速児童たちは長靴に履き替え、二班に分かれて森の中へ向かいました。

朝方の雨で滑りやすくなっていた歩道をゆっくり上り広場へ到着。職員から樹木の説明を聞き、落葉や種を見つけては歓喜がわき上がっていました。今回はドングリがたくさん落ちていて、色づいた葉っぱと一緒に袋満杯に詰め込んで大事に持ち帰っていきました。

お気に入りの落ち葉や種を拾う児童

お気に入りの落ち葉や種を拾う児童

 

後半は採ってきた落葉をつかっての万華鏡づくりを行う予定でしたが、時間がなくなってしまったので、万華鏡の組み立ては後日学校で行ってもらうことになりました。

最後に、森林官が用意した山ブドウやクルミのお土産を渡し、児童からお礼の言葉が述べられ終了となりました。

雨上がりの寒い日での開催でしたが、森の様子を目に焼き付けて名残惜しそうに帰る姿が印象的で、森への親しみを一層感じてくれたことと思っています。

(後日、苫前小学校において、森林官が出向き説明をしながら万華鏡づくりを行いました。子どもたちはきれいに写る絵柄を見て感激していました。)

万華鏡の完成品で出来あがりをイメージ

万華鏡の完成品で出来あがりをイメージ

3.「にしんの森」再生森林づくり

10月22日(土曜日)、増毛町増毛国有林の「にしんの森」において、増毛漁業協同組合女性部7名と豊かな森・川・海・人をつくる増毛実行委員会4名によるミズナラ植樹活動を行いました。

当地域では、笹などで覆われた未立木地を地域由来の広葉樹を主体とした森林への再生を目指す「にしんの森再生プロジェクト」を平成19年から実施しており、今年で10年目の節目の年ということもあり6年ぶりに植樹イベントを開催しました。

まず、カミネッコンを使用して、ミズナラ苗を丁寧に植樹しました。

カミネッコンを初めて見る参加者も多く、若手職員の説明を何回も確認しながら組み立てました。

続いて、普段は見ることのないコンテナ苗と植栽器具を使って、苗木を簡単に植えられる方法を体験してもらいました。

カミネッコン設置状況

カミネッコン設置状況

コンテナ苗植栽体験 

コンテナ苗植栽体験

その後「にしんの森再生プロジェクト」として当署が実施してきた植栽や天然更新の特徴的な事業地へ移動し、針広混交林化を目指した多様な森林づくりの状況を見てもらいました。

また、帰りぎわに6年前に植樹祭を行ったミズナラの植樹箇所へ立ち寄ったところ、その時の参加者から「山の斜面に何となく記憶がありとても懐かしい。自分の背丈以上に生長している苗木をみて安心しました」といった声が聞かれ終了となりました。

みんなで記念撮影「にしんの森」

みんなで記念撮影「にしんの森」

当署では、お魚を増やす植樹活動や森林教室を毎年実施しており、今後も、海に栄養たっぷりな水を供給する山づくりや森林への関心を深めてもらうメニューを考え、地域の皆さんの理解と協力を得ながら続けていければと思っています。

(相澤 森林技術指導官)

お問い合わせ先

総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271

森林管理局の案内

リンク集